街を歩くカップルを見た。
言い方は悪いが、見た目の釣り合いのとれていないカップル。
これまたこういうところに書くと嫌がられるケースだが、男側の方がはるかにかっこよく、女側の方が微妙なケース。
僕は見た。
何を言っていたのかよくわかりはしなかったが、女がわがままっぽいことを言い、それを男が渋々受け入れた、その瞬間を。
そんな決定的な瞬間の、女の顔を。
その時の女の顔には、「自分のわがままが通った」なんてことだけでは到底説明がつかない、深い深い満足感、男を支配していることからくる恍惚とした感情、さらには、それらによって男の愛情を確認するという、相手からの愛情の表現を尽きることなく求め続ける悲しい人間の業、そんなものが、はっきりと映っていた。
ああ、愛とはなんて一方的で、不寛容なものなのであろうか。
正直にいうが、世の中にはびこる愛なんてものは、世の中がいうほど、美しいものではないと、僕は思う。
見苦しくて気持ち悪くてさもしくて汚くて、本当に見ていて胸くそが悪くなるような類のものだ。
そんな醜いものだからこそ、美しい、とかも、言うつもりは僕にはない。
我々は、他の生命体を一方的にぶっ殺し、ごめんなさいもなしに平然とそれを食って生きていく。
醜くても、汚くても、どうしても求めてしまう、世のいう愛なんてものは、たかだかそんな類のものに過ぎない。
街はクリスマスムード一色で、愛を着飾り、少女漫画よろしく、一方的で不寛容な愛を、美しいものかのように日々、喧伝している。
嘘くさ過ぎて、ほんと反吐が出るぜ。
まあ、そういったやり方の方が女性は喜ぶのだろうし、実際、今の経済って女性が動かしているのだろうから仕方のないことなのかもしれないけど、そんなもんに媚を売っているから、どんどん文化が衰退していく。
勘違いしないでもらいたいが、別に女性を批判しているわけではない。
勝手に、各々で、強くたくましく自分らしく、生きていってくれていいと思っている。
だが、そういった女性たちに媚を売っている現代の社会や経済、果てには男どもに、本当に腹がたつ。
くだらないものはくだらない。
しょうもないものはしょうもない。
そこんところは、ちゃんとはっきりさせて、動いていってもらいたい。
「これかわいいじゃん」とか言って、女の子にキーホルダーとか進めてる男とかまじで気持ちわりいから。
男に女の子のいう「かわいい」とか、絶対理解できないから。
僕は男だからわかるんだよ。
あれ、絶対わからないで言ってるから。
服もそうだろう。
「俺はこういう服がいいと思う」とか女の子に言う人いるけど、だいたいがお前の着てる服の方が女の子の着てる服よりださいし、そもそもドン小西クラスとかでない限り、男の方が女の子より服のセンスなんかねえから。
そうすりゃ抱けるとか思って、適当な嘘ついてんじゃねえぞ!
まじで気持ちわりいんだよ!
てめえは少女漫画の主人公じゃねえんだよ!
昔のジャンプ読んで出直してこい!
あと、街歩いてて誰かこわい人に突然ぶん殴られやがれ!
Posted by 北川 on 12月 19th, 2013 :: Filed under
日常

堀田という漫画がある。
堀田という名前はマイナーと言うか一般的と言うか、色的にもきれいな感じもなく、一言で言うと「ぱっとしない」名前なので、あまり作品中の登場人物として出てこないし、歴史上でもあまり目立った動きはしていない。なのに、なぜか「堀田」というど真ん中なタイトルの漫画が存在していて、読んだことないけど、なんかエログロい系の内容らしい。
Wikipediaによると、“『堀田』(ほった)は、山本直樹による日本の漫画作品。『マンガ・エロティクス・エフ』(太田出版)にて連載。「仕事場」、「神殿世界」、「過去」を舞台に主人公の「堀田」が様々な体験をする。”ということで、他のレビューとか読んでも、結構生々しい感じの漫画らしい。なぜ堀田なんだ。
まぁやはり堀田というネーミングはこういう陰鬱な雰囲気を連想させるのにぴったりな感じなんでしょう。なんとなく分かるし、実際僕も中身は陰鬱なやつなんで、的を得ていると思います。
ただ漫画に出てくる堀田で一番有名なのは、スラムダンクに出てくる三井の悪友の堀田だと思う。彼は堀田にまとわりつく陰鬱なイメージを払拭してくれる唯一といっていいキャラクターなので、これからはもっと全面に出て欲しい。他にも有名どころの堀田と言えば、歴史上の人物で老中・堀田正睦(まさよし)というのがいて、彼は幕末の激動期にハリスと日米修好通商条約を結ぶために色々と活躍した人物らしいが、どうも井伊直弼の方が目立っていて全然有名じゃない。
やつが堀田のぱっとしない歴史の根源なのではないかと思う。
Posted by 堀田 on 12月 16th, 2013 :: Filed under
日常

あまり気にしていなかったのですが。
野球場というものは、球場によって大きさが違うらしい。外野が広めだったり、フェンスが高めだったり、左右非対称だったり(写真)、いろいろあって、ピッチャーに有利だったり、バッターに有利だったり、という感じらしい。そういえばフェンスの高さは気づいていたけど、まさか外野の広さまで違うとは思わなかった。それはいいのだろうか。
ホームラン王とか競っているというのに、この球場の大きさが等しくないというのは公平性が無く、狭い球場が本拠地のチームの4番打者に有利に働くだろう。前に日本野球連盟が今年から「飛びやすい球」に変えたことを黙っていて問題になってたけど、球場の大きさが違うのはあまり気にならないんだ・・・という感じ。なんかプロスポーツってもっと厳密に規格が決まってそうなのに、そこってアバウトでいいのね。
球場の大小について選手も分かっていると問題にならないのでしょうか。黙ってじりじりと少しずつ球場をちょっと狭くしたりしたら怒るんだろうな。何事も黙ってやるとダメなのよね。
Posted by 堀田 on 12月 15th, 2013 :: Filed under
日常

特設サイトを作っています。
次回公演「ブラックホールの出来事」の特設サイトのコンテンツをパワーポイントでひたすら作っていました。なーんにも動かないハリボテであれば、パワポである程度作れるようになった。何でも慣れで、やらないと慣れないのよね。
今週中に何とかでき上がると思うので、どうぞお楽しみに!
Posted by 堀田 on 12月 13th, 2013 :: Filed under
演劇

うまいパスタ屋を見つけました。
今日、午前中に上司とともにお客さんのところに行った後、上司がおすすめのパスタ屋があると言うので行ってきた。なんだか昔よく行っていた店らしく、とにかくうまいうまいと連呼するのだけど、さすがにそこまでじゃないだろうと、言うてもパスタのうまさの限界値はそれなりだろうと思っていたのだが。
店内はこじんまりとした感じだが美味しい匂いが立ちこめていて、期待感を煽る。僕は明太いかパスタを頼み、上司は具だくさんナポリタン。大盛りにするかと聞かれて、ちょっと迷った末、せっかくだからと思って大盛りを注文。すると隣の席にクリームソースのパスタがやって来て、これがすごい旨そうなので、あーこれはクリームソース系にするべきだったかあと少し後悔したのだけど、やって来た明太子パスタが予想を遥かに超えて旨かった。
旨くない明太子パスタもないだろうけど、ここのパスタはバターに濃いバターを使っているようで、下味が濃厚についていて、濃い味が好きな僕は大満足。あまりの旨さに喰っている途中で「これは大盛りにすればよかったなあ」と大盛りを喰っているのに勘違いするほど。上司の頼んだナポリタンは、写真のような一般的な赤い奴じゃなくて、ぱっと見和風の感じでスープっぽいやつだったので、ちょっと変化球のナポリタンなのかなと思って一口もらったら、ど真ん中の豪速球ナポリタンだった。ナポリタンの味なんだけど、それがすごい旨い。これはクリーム系がどんな味なのか楽しみだ。
ちなみに隣にも旨そうなハンバーグ屋があるのだけど、上司はいつも迷ったあげく、確実に旨いパスタ屋を選んでしまうらしい。確かにもしハンバーグが普通の味だったら、一口目で「やっぱりパスタにしとけばよかったなあ」ってなって、二口目から全然旨くなくなってしまうだろう。だから僕も上司も一生そのハンバーグ屋には行かないと思う。行くとしたら、パスタ屋が臨時休業のときだけ。でもその日はもう口がパスタの口になってるだろうから、別のパスタ屋に行っちゃうかもしれない。だからやっぱりそのハンバーグ屋には行かないと思う。ごめんね。
Posted by 堀田 on 12月 12th, 2013 :: Filed under
日常

アフタートークに行ってきました。
先週の土曜日は二年半ぶりに万能グローブさんのアフタートークにお呼びいただいてザキさんと鈴木さんと柴田さんの4人で行ってきました。先日の日替わりゲスト出演のときにも思ったけど、ゲストとしてお邪魔すると相手方にある程度仕切りを委ねられるから、どちらかというと普段どおりの会話ができて個人的には楽しかったです。ガラパゴスダイナモスのみなさん、暖かく接してくれてありがとうございました。
そのあと打ち上げにも参加させていただいたけど、万能さんの制作スタッフで、僕の会社の子会社(九州支社)で働いている方がいて、ユニシストークで大変盛り上がりました。週が明けて月曜の先ほど、会社の電話帳システムで検索してメールしたらすぐに返ってきた。ツアーから帰ったばかりなのに9時出社したらしく、大変真面目な社員だと思います。
Posted by 堀田 on 12月 9th, 2013 :: Filed under
演劇
最近は、仏教の研究して、家帰って、飯食って、映画見て、寝て、週末は寺の仕事して、って、ただそれを繰り返している。
ほんと、俺はいったい何をしてるんだろうって気持ちにもなるが、そこはあまり感じないようにというか、うまいこと見て見ぬフリをして生きている。
上に書いた感じだと、なんというか、かなり暇そうにも見えるかもしれない。
でも、仏教に削られる生活の時間というものは、ほんと、みんなが想像している以上に、かなりのものなんだ。
だから実際、睡眠時間を相当に削って、かなり強引に毎日、映画を見ている。
そんなことしてまで映画見て、いったい何になるのって感じかもしれないけれども、これだけが、今の僕の支えというか、最後のプライドというか、ほんと、そういう感じなんだ。
人生、思うようにいかない時もそりゃあるけれども、一生、ずっと、うまくいかなかった人たちというのは、そんな時に、何にもせずに、ただただ人生をサボり続けていた人たちなのだと、僕は思う。
今はこんな感じで、ほんと時には気も狂いそうになるけれども、いつかきっと、とんでもないことになってみせるんだ。
いつかくるかもしれないチャンスのために、今はほんと、ギンギンに牙を研いでおいてやるんだ。
ほんと絶対、俺は、やってやるんだからな!
痛いこと書いているのは自覚してるんですが、軽く酔ってるので、そのままアップしちゃいます。
Posted by 北川 on 12月 9th, 2013 :: Filed under
日常

苦言を呈するシリーズ。
よくお仕事では偉い人に対して決裁を仰ぐ場面というのがあると思うけど、そういう場合にその偉い人が「絶対だな?」って聞くときがあるのだけど、そういうのは本当に決裁者としてどうかと思います。
「世の中に絶対はない」なんて融通の利かないというか子供染みたことを言うつもりはないけども、もし絶対に大丈夫だったり、絶対に獲れるとかだったら、あなたに決裁いただく必要もないわけで、ある程度のリスクとか、勝率とかを上位者として判断して、これで行けとか、もっとこうしろとかあるべきで、そういう役割で高い給料もらってんじゃないの?って思ってしまう。「いや、絶対かはわかりませんけど」とか言うと「じゃあどうすんだよ」みたいに言われて、えーってなってしまうし、もう面倒だから「絶対に大丈夫です」と言うしかない。
写真はその瞬間の僕(左)とイケメン後輩くん(右)のイメージ。
Posted by 堀田 on 12月 2nd, 2013 :: Filed under
仕事


DVDの撮影をしてきました。
一年ぐらい寝かせていたDetective JOEの7話目と8話目を先月でばばばっと撮りました。ゲストはそれぞれ真田幹也さんと、池田華百哩さん。お忙しいところありがとうございました。詳しくはまたオフィシャルブログにて。
JOEは探偵さんのお話ですが、僕は全般的に謎解きというものが大変苦手で、推理小説とかは一切読まない。刑事ドラマが好きなので、コロンボとか古畑任三郎とかは観るけど、それはストーリーや演技を観ているので、謎解き自体にはあまり興味が無い。いや、正確に言うと、謎解き自体には興味があるけど、謎を自分で解くという行為には興味が無い。むしろ謎が解かれた後に、「自白が早い」とか「まだ全然言い逃れできる」とか「物的証拠が無い」と弁護士みたいな視点で、矛盾点を探すではないけど、完全性を求めてしまう。犯人よ、まだ認めるな。まだ逃げられる。
よくウミガメのスープとか、正直村と嘘つき村の・・・とか、ああいう謎解きものを出題されると、「ダメ!答え言わないで!」っていう人すごく多いけど、僕はもう全然分かんないから、早く答え教えてよ、てかなんで俺が考えなきゃいけないんだよ、とか思ってしまう。でもすごい粘る人がいるから、その間、僕はもう考えてないので、すごい暇になってしまう。いや、出題者としては悩まれた方が楽しいから、これは僕が悪いです。
最近ではいろんな人が脱出ゲームなるイベントに行ってるのをTwitterなどでよく耳にするのだけど、あれは一体なんなんだろう。もし僕が参加したら、もう一歩も動けないで死ぬと思う。
Posted by 堀田 on 12月 1st, 2013 :: Filed under
考察
写真は関係ありません。
今年度のはじめくらいにマンションみたいなところで映画見るやつがあって、そこで、なんか足がくさい人がいるな、みたいな感じがあったのだけど気にしないでいたら、イボをうつされてしまったらしく、足に一個、イボができてしまった。
すぐに病院に行って液体窒素で焼いたのだけど、下手くそだったのかなんなのか、すさまじい勢いで増えていって、今、手に2個、足に8個もイボが広がっている。
で、仕方がないので先日、病院を変えて、それのうち、手のものを一個レーザーで焼いた。
で、それは治ったのだが、レーザーは保険きいてもイボ一個とるのに一万円かかるから、さすがに全部はやっていられない。
なので、今日、近所の適当なところでなく、もっとちゃんとした病院に行って、相談をしてみた。
そうしたら、「とりあえず、液体窒素で焼いて、かつ内服薬も処方して、それでも治らなかったら注射のやつをやってみることにしましょう」みたいな感じになった。
で、「ここまで広がっちゃうと、かなり強く焼かないとだめだけど、痛さ、耐えられるかな?」とか言われたのだけども、これでも僕は半年間、下手くそな医者で二週間に一回、液体窒素でイボを焼いてきたわけだ。
だから、胸を張って応えた。
「大丈夫です。液体窒素の痛さには自信があります」
で、焼いた。
もんのすげー痛かった。
帰り道とか、あまりに痛くてまともに歩けなくて、何度も壁に手をついたり、途中でうずくまったりした。
こんなに痛いものがこの世にあるなんて知らなかった。
何がつらいって、痛いのが一瞬ではないこと。
気が狂いそうなくらいの痛みが、断続的に、それこそ今も襲ってきている。
さっき風呂に入った時とか、途中でトイレに行きたくなったのだけど、まだ体洗ったりしていなかったから、腰をくねくねさせることで気を紛らせながら体を洗っていたら、その体重の移動によって足の患部に激痛が走り、「くっ!」と足を上げたら、風呂桶に別の患部がすごい勢いでぶつかり、ほんと一瞬、気を失ったんじゃないか、くらいの痛みが走って、結果、少し漏らした。
風呂場だから後処理は問題なく行えたものの、本当になんでこんな目にあうんだ、というか、何年間になるのかは知らないけども、自分の人生において、一年近くもこんなことに悩まさせられる期間があるということの理不尽、そんなものに激しく絶望して、涙が出た。
足がくさい人とかはほんと、イボとか水虫の菌を保有している可能性があるわけで、公共の施設では、ちゃんと靴下を変えるとか、まじで気を付けてください。
そのくささのせいで、その場だけでなく、長きにわたって苦しめられている人たちが、この世にはたくさんいます。
Posted by 北川 on 11月 27th, 2013 :: Filed under
日常

盲導犬はえらい!
先日、会社に何匹か盲導犬が来ていたのを横目に見て改めて思ったのだけど、盲導犬って偉い。実は最近、犬よりも猫派になってきていて、昔は人間に忠義を尽くす犬の方が賢い気がして好きだったのだけど、最近は逆に人間の言いなりになっているだけのようにも見えて、ともすると、何も考えていないやつなんじゃないか、とか思ってしまい、野性味溢れる猫の方が好きになりかけていたのですが。
でも盲導犬とか、警察犬のレベルまで来ると、ただ人間に従っているというよりは、使命を帯びて、主体的に考えて行動している点で、本当にすごいと思う。何がすごいって、その「目的理解力」が非常に高いところがすごいと思う。もちろん、ありとあらゆるシーンを想定した訓練を何度も繰り返しているとは思うけど、本番では、様々なレアケースが発生する訳だから、訓練でやっていないこととか、訓練でやったけど状況が違う事とか、ぽろぽろといろんな場面に出くわすと思う。それでも多分彼らは「主人の目になる!」という目的が理解できているから、訓練と訓練の隙間にある応用編にも適宜対応できちゃうんだろうと思う。猫はこんなの絶対やらない。
この目的を理解して臨機応変に動く点が、ロボットではできないというか、生物を使う所以なのだと思う。それに加えて犬のこの圧倒的な忠義!やっぱり犬はすごいわん。
Posted by 堀田 on 11月 27th, 2013 :: Filed under
考察
今更な話ですが。
以前、ピスタチオと銀杏は同じものじゃないか、という話題になって、その場でYahoo!知恵袋で調べてみたことがあって、結果的には違ったんだけど、あのネットの掲示板的なものへの書き方が悪い人って、本当に何なのかしらと思ってしまう。
こっちは分からないから聞いているのに、「マニュアル読んで終わり。以上」とか、何かイラっとする書き方する人がいて、ピスタチオの件にも「ちゃいまんがな・・・・・」と呆れ返った感じをプンプン出してるやつがいて、だから分からないから聞いてんだよ、どこがどう違うのか言えよ、みたいな気がするし、ああいう人をバカにした感じの書き方をする人は実際に会っても嫌な人なんだろうなと思う。こんなの、語り尽くされた話だと思いますが。
ちなみにベストアンサーに選ばれてた回答は、冒頭から「どちらも美味しいですよね。」と、非常に丁寧な語り出しで、回答も丁寧で、この人は実際に会ってもちゃんとした人なんだろうなぁと思いました。一事が万事です。
Posted by 堀田 on 11月 26th, 2013 :: Filed under
日常
YouTubeで偶然、サマンサのクリスマスバージョンのCMを見た。
毎回のことだが、あそこは本当に腹のたつCMをつくってくる。
首にネックレスを巻かれたりして喜ぶ女、ということに描写が集中し過ぎるあまり、プレゼントをあげる男側の人格が、全くもって無視されている。
本来的にいえば、大切な人に喜んで欲しい、という考えの下でのプレゼントだからこそ、その品には何ものにも代えがたい価値があるわけだろう。
気持ちがあればどんなに安いものでもかまわない、とまでは言わないが、そこの部分をはしょってしまったら、あの女はただの金の亡者だ、との誹りを受けても文句は言えない。
あんなに無人格な人間からプレゼントをもらい、その相手にではなく、不可解にもカメラに向かって喜んだ風(あくまで喜んだ風ね。本質なんて何もない、薄っぺらい演技や演出だから)の顔を見せるっていうんじゃあ、突然、どこかのわけわからないおっさんからプレゼントをもらい、その瞬間、明後日の方向を向き始めて一人、体をくねくねさせながらニタニタする、という状態とほとんど同じになってしまう。
というか、その、誰からもらうとかそんなのはどうでもいい、とにかく、喜んでる女の子ってかわいいよねー、みたいな、浅はかな上に、男を金づるだとしか思っていない発想がまじでむかつく。
もうほんと、キャバ嬢とかの発想というか、なんていうんだろう、とにかく貢がせりゃいい、みたいなバブル時代の発想というか、とにかくかなり自分本位の、自分勝手な発想でつくられている。
誰からでもいいからとにかくものもらったら体くねらせて喜んじゃう、っていうのは、野良猫が突然餌もらって喜ぶのとかなりかぶるところがある。
だいたいさ、あの感じでいくと、あのネックレスとか買うのは男なわけだろう。
だったら、男が買ってあげたくなるようなCMつくらないとだめだろ。
男は、女の子に喜んでもらって、自分を好きになって欲しいからプレゼントをあげる。
プレゼントをもらうことだけに目的を置いているような人間、人から何かをもらって自分が喜ぶことしか考えていない寄生根性の半端ない乞食のような人間、そんな人間になど、プレゼントをあげたいなんて、男は絶対に思わない。
あれほんと、毎回誰が考えてんだよ。
どうせ、「喜んでる女の子ってすっごくかわいくないですかー?」「あ、それすっごいかわいいー」とかみたいな、くそすっからかんな会議でつくられてんだろうな。
で、撮影中も、体くねらせてる出演者に向かって、カメラの後ろで何人もの人が、「うん、すっごいかわいいー!」「うわーかわいい!やばい、すごいかわいいー」とか言いまくってんだろうな。
ほんとなんなんだよ、あのCM。
かなり続いているけど、ほんとに評判いいのか、あれ。
Posted by 北川 on 11月 23rd, 2013 :: Filed under
日常

モデルさんがいいってのはあるんですが。
なんだかんだで、女子のリボンというのは好きなほうです。子供っぽいとかあるのかもしれませんが、いやいやなかなか可愛いじゃないですか。ガーリーな女子が好きな僕にとっては、比較的マストなアイテムである。小さいのでいいから、みんな積極的に付けてほしい。
しかし本当にリボンってのは男には似合わない。絶対にどんな男が付けてても似合わないし、かわいい顔した男だって、さすがにリボンして歩いてたら気持ち悪い。頭に付けても、鞄に付けても、何に付けても似合わない。リボンってのは本当に女子のものという感じがして、それで好きなのだと思うのです。
あと、よくパンティのおでこの部分についてる小さいリボン、あれは何であんなにいいんですかね。あれがあるのとないのとじゃ全然違います。
Posted by 堀田 on 11月 23rd, 2013 :: Filed under
考察

趣味らしい趣味がありません。
劇団活動を趣味というのかどうかは議論があるところですが、他にこれと言って趣味というものがない。逆に劇団活動がなかったら土日に何もすることがない。例えば、太陽にほえろ!のDVDを観るのは趣味っちゃあ趣味だけど、「刑事ドラマが好き」というのはコンテンツの話で、趣味としたら「DVD鑑賞」とかになっちゃうだろう。なんか別にDVD観るのが趣味じゃないんだよな。
というような話を後輩にしていたら「なんか習い事やればいいんじゃないスか」みたいに言われ、何がいいかなと考えたけど、やはりそういうのに興味がないから趣味がないわけで、なかなかやりたいことってのが思いつかない。強いて言えば、ペン習字とか習いたいけど、趣味はペン習字ですってのも変だ。でもまぁこんな風に考え始めると、僕に限らずほとんどの人が無趣味ですかね。
なお、ペン習字はまずは自分の名前を写し紙の上から清書することから始めると聞いたけど、なんかそれって全然面白くないというか、飽きちゃいそうだから、「長澤まさみ」という字を何度も練習するとかにしたい。
Posted by 堀田 on 11月 21st, 2013 :: Filed under
日常
ロジエとかロメールとか、バカンス映画ってのはそもそもが好きな部類なのだけども、ああいうのにはまっちゃうと危険だ、みたいな話も聞いていて、最近では見るの軽く避けていたんだよね。
他にも見たいのあるし。
まあ、それはどうでもいいんだけど。
「女っ気なし」を見てきた。
ほんともう、しびれるくらい素晴らしい作品だった。
最近ゲラな上に涙腺緩んでるせいもあるかもしれないけど、かなり笑ったし、かなり泣いた。
劇場を出ても、なんだか興奮してるっていうのかな、とにかくちょっと気分が高揚していて、映画のシーン何度も反芻しながら渋谷の街を闊歩したね。
あんな感覚は久しぶりだな。
ユーロスペースでやってますので、ぜひどうぞ。
DVDとかにもならない可能性かなりあるんで、興味ある人はぜひね。
最後の家でのくだりなんかほんと、バリいいですよ。
ほんと死ぬまでには一本、あんなの撮りたいよね。
狂ったようなのとかじゃなくてさ。
なんかね、まあかなり前からではあるんだけど、ほんともう、そういうのはいいんだよって気持ちあるよね。
だって俺、実際のところ、全く狂っていないしね。
というか、まあこの世の人を全て調べたわけじゃないからあくまで推測だけども、部類的にはかなり真面目な方の人間だと思うし。
だって、学校とかで最近の子たち見る機会あるけど、授業中、机に携帯置いてたり、堂々とそれいじってたり、何のためらいもなく飲み物飲み出したりするのよ。
先生もそれ注意しないし。
ほんと、アメリカの大学じゃねえんだからさ、そんな自由なスピリットとか発揮しなくていいから。
あれ、高校とかでも注意されないのかね。
そんなにアメリカの大学みたいに過ごしたいなら、くそだっせーブルーのジーパン履いて、授業も机をロの字に並べて討論形式で進めていって、休み時間にダンスパーティーの相手探して、で、親に借りたバカでけー車でパーティー会場向かってみて欲しいね、ほんと。
あれ見ると、ほんとこの国は狂ってきてるって心の底から思っちゃうよね。
そう考えると、俺なんかまあ実際、まともな上に、相当に人にやさしい方の人間だよ。
顔と体型が気持ち悪いし、性格もまあ、卑屈で歪んではいるからね、なかなかそうはとってもらえないんだけど。
まあ、とはいえ、もし実際に狂ってない映画撮ることになったら、なんか不安になっていって、どんどん狂わせていっちゃうかもしれないけどもね。
どうにも難しいね、そこのところは。
Posted by 北川 on 11月 20th, 2013 :: Filed under
日常
ほんとお前いくつだよって感じなんだけども、ここのところ、かなりヘビーローテーションでHeart of glassを聞いている。
というか、しょっぱなで突然Heart of glassが流れる映画の、そのしょっぱなの部分を何十回と見ている。
最初に見た時は、あまりにも美しくてすっげーかっけえって思って、なんというか、スパーン!と心に何か撃ち込まれたような感覚があって、ほんとわけわからないんだが、しょっぱなのところでいきなりボロボロ泣いた。
今でも、その映像を見る度に、身体の奥底がぶるぶると震えるような感覚があるし。
映画に限ったことではないのだけども、すごい作品というのは、物語なんかなくても、というか、そういうの関係無しに、心にダイレクトに視聴覚が触れてくることがある。
これがそれだよね。
ほんとこういう映画を撮れたら最高だよな。
映画において、脚本ではなくて監督が一番偉いとされているのはこの部分からくるわけだけども、現代って、観客が大半において物語至上主義的なところがあるから、どうにも難しいところあるけどね。
長々書こうと思ってましたが、ちょっと唐突に面倒になってしまったので、ここでやめます。
すいません。
いやー、意外と気分屋だね、僕ってやつは。
Posted by 北川 on 11月 18th, 2013 :: Filed under
日常

カフェで時間をつぶしていたら。
隣の席の若い女性グループの会話で「私はケンジからもアツシからも両方から連絡来るもんね〜」みたいなことを言っていたのだが、僕の場合だったらやっぱり彼女たちから「ヒロシ」と呼ばれるんだろうかと無駄な想像をしてしまった。
彼女らのグループに入ることはもう一生ないだろうけど、もし入ったとして、「堀田尋史です」って自己紹介したら、それからすぐ「で、ヒロシはさあ」みたいに呼ばれちゃうのだろうか。僕は僕で「ユカはさあ」みたいに返しちゃうのかしら。いや、ちょっと言ってみたい。
僕の人生で言うと、こういうアッパーな女子と絡む事は一度だけあって、それは大学のゼミのときだったんだけど、その子に自己紹介したところ、ヒロシではなかったものの速攻で「じゃあホッティーだね!」と名付けられて、そのままゼミの中ではホッティーで通した。彼女らの直感で決めてくる感じ、嫌いではない。(ちなみに、彼女に対して僕は「ヨシミさん」と呼んでいました。)こういうアッパーなノリで決めちゃう感じの世界って、なんかちょっと楽しそうだなとこの歳になって思えるようになってきた。
という風に今まで「ヒロシ」ベースで呼ばれた事が家族以外にない(ひろくんと呼ばれています)ので、自分がヒロシであることには今ひとつピンと来ないが、もしも将来、結婚とかしたら名前ベースで呼ばれないと変だろうし、悩ましい。今更「ひろくん」も恥ずかしいので、いっそのこと「ホッタヒロシ」と語感が比較的近い「ヒッポリト星人」とかまで飛躍してほしい。
Posted by 堀田 on 11月 17th, 2013 :: Filed under
日常

先日、送別会がありまして。
ここ5,6年の間、お世話になっていた開発部隊のSEさん(若手女性)が転職されるという事で、一番お世話になった堀田が慣れない幹事を引き受けて飲み会を開催させていただきました。
何か出し物を企画するのも苦手なので、とにかく今昔で関わりのある人を集めて、ゆるゆる飲むというスタイルにしたものの、送別のプレゼントだけは何か用意しなければならないということで、後輩くんや上司らといろいろ検討することに。
前にも書いたけど、女性へのプレゼントを選ぶなんて一番苦手なことなんで、何度も「プレゼントなし」を選択しかけたけれど、自分が何をもらったら一番嬉しいか、自分では買わないけど、もらったら嬉しいもの、をひたすら考えた結果、「おいしいお肉」がいいんじゃないかと閃いた。しかも翌日が飲み会だったので、肉を買うのも間に合わないため、パワーポイントで目録を作って渡して、後日郵送すればいい。これだ、もうこれにしよう。
ただその女性は全然肉キャラでもないし、突然ステーキ肉を渡してもみんなキョトンとなるのでは、という指摘もあったので、何か彼女と肉とをつなげる理由付けが必要だと思い、目録の冒頭に「SEは体力が一番!」と書くことに。おかげで当日はスムーズに繋がって大変盛り上がったし、本人にも喜んでいただけました。何事もこういう”接続詞”が重要なのよね。
ちなみに接続詞と言えば、お肉を候補に選んだ時点で上司が「保存のことを考えたら絶対に吊るしベーコンの方がいい」と主張しだして、それは肉を一回経由しての発想なんで、いきなり吊るしベーコン出てきたら謎ッスよって説得するのに苦労しました。
Posted by 堀田 on 11月 15th, 2013 :: Filed under
仕事

踏ん張りどころです。
この業界ではよくある事ですが、ちょい会社の仕事でトラブっている状態で、SEさんが中心になって一生懸命リカバリー策を考えているのだけど、日が経つにつれてぽろぽろと色々問題が出て来ているので、まあ全体的にため息まじりというか、元気がない。
こういうときにあまりよくないのが、対策会議をしているときとかに、「なんでこうなっちゃったんだ」とか、「やっぱりああしておけばよかった」とか、「協力会社のこういうところがよくない」とか、「もう何も信用できない」とか、つまるところ、愚痴っている時間がちょいちょい挟まって、これが積もり積もって結構長い。それは終わってからにしませんかと。
例えば、飛行機のパイロットだったとして、何かしらの重大事故に遭ってしまったとしたら、前述の愚痴をこぼしている余裕なんかないはずで、どうやってこの飛行機を不時着させる事ができるか、ありとあらゆる手段を必死に考えるだろう。そういう意味では全然切迫感が無いし、どっちかというと乗客の立場でモノを言っている。これはただ思考停止しているのと同じで、そんなの間違いなく墜落する。
こういうとき、僕の大好きな中国歴史漫画「キングダム」では、大将軍級の人物が檄を飛ばして一気に士気を高めるのだけど、実際にやるとなると難しい。まあでもやらないとね。僕ら人間は高等生物なんだから。
Posted by 堀田 on 11月 13th, 2013 :: Filed under
仕事