
電車で1分動画を見ました。
内容的には恋愛ドラマで、デカいメガネをしたオタクっぽいけど実際めちゃくちゃ可愛い女子高生が、クラスのスター男子にラブレターを渡し、土手で返事を待っていたら、そいつが現れて俺も好きだからと言ってお付き合いすることになる、というもので、可愛い女子とイケメンが付き合うという、坂道をビー玉が転がり落ちるのを見るのと同じくらい当たり前の話を見させられて、なんだったんだこの1分はと思いました。
そういえば最近いわゆる縦型コンテンツがよく流れてきて、マスクした女子がつまらないあるあるネタをただ言うだけとか、二子玉川の子育てママが夫との出会いをリズムに乗せて言うだけとか、例え1分や十数秒だとしても「返せ!!」と言いたくなる動画が多くてイライラするのですが、そのたびに「うっせぇわ」が頭の中で流れてきて「ぐぬぅ」となっています。
そんな集中力が続かないコンテンツばかり見ていると、将来1時間の会議とか耐えられるのかという話を妻にしたら「たぶんもう1時間も会議しないんだよ」と言われて愕然としました。確かに1時間もダラダラ話すよりも1分で要点を突いた議論をした方がよほど優秀です。プレゼンも面接もこれからは1分でわかりやすく話す人が当たり前になるのでしょう。
しかしだ、その1分にまとめるのに時間をかけて考える集中力は必要だろう、テンプレに乗っかってるだけではその能力は養えないだろうとか考えてると、また頭の中に「うっせぇわ」が流れてきて「ぐぬぅ!」となります。
悔しいですが、このブログも1分で読めるくらいに短くしていかないとダメなのでしょう。確かに1分にまとめようとすると、「おじさんが若者文化にキレている」という当たり前のことしか言っていないし、なんなら今の分量でも1分くらいで読めるので、なんか喧嘩してると思ったら相手が鏡だったみたいな気分です。
Posted by 堀田 on 7月 27th, 2025 :: Filed under
日常

ライオンです。鳥を狙っています。
那須へ旅行に行き、たくさんの動物と触れ合ってきました。サファリパークといえば富士ですが、那須にもあって、さらに那須ハイランドなるものもあり、「富士のやることは那須もやる」というポリシーがあるのではと思うほどでもあり、当初は二番煎じ感を感じて少し期待薄でしたが、キリンやゾウに餌あげたりできて、めちゃくちゃ楽しかったです。
中でも写真のホワイトライオンのコーナーでは、餌やりなどはできないのですが、その日はたまたまカワサギくらいの大きな鳥が檻の高いところに止まっていて、運転手さんが「あの鳥を狙ってますねぇ〜」なんて言ってたのですが、その鳥が何を思ったか檻の中に降りてしまい、車内が「あっ」となった瞬間メスライオンが猛ダッシュで詰め、逃げようとした鳥は鋭い爪でしっかり叩き落とされ、そのまま食われてしまいました。

※鳥は死んだ。
動物番組でしか見たことのない様子がまさに目の前で繰り広げられ、運転手さんも初めてだったらしく、「超神回ですよ!」と興奮していましたが、ふと我にかえると、車内は「おおっ!殺った殺った!」とか「ねー!すごーい!アレ飼ってる鳥なのー!?」とか狂喜乱舞していて、残酷なものを見て興奮する人間側の野生の方を感じてしまいました。古くはローマ帝国の時代から殺し合いを見せ物として楽しむ人間の本質を令和の那須で垣間見た気がします。
実際、野生の鳥だったみたいですが、那須には本来ライオンはいないので、鳥もただデカい猫だくらいの認識で降りてしまったのかもしれません。平和ボケしてると突然死んでしまうという教訓にもなったので、ライオンみたいにじっと見てくる人がいたら決して近づかないようにしたいと思います。
Posted by 堀田 on 7月 21st, 2025 :: Filed under
日常

生成AIと一緒に作りました。
去年から趣味で始めたウルトラ怪獣作りですが、ついに3体目のリンドンが完成し、どんどん怪獣が増える一方です。独学で作る上で迷うことは多々あるのですが、今回からAIに聞きながら作っていて効率が上がっています。いやはや本当に今のAIはすごいです。
最初は着ぐるみのシワの表現に悩んでネットで調べていたのですが、意外によい解答がなくて試しにAIに聞いてみたところ「何を作っているのですか?」と聞くので、「リンドンだよ」と答えると「リンドン、素晴らしいですね!あのユルい着ぐるみ感のシワは非常に重要です」などと言い出し、ネットで全然探せなかったテクを教えてくれます。しかもちゃんとリンドンのことを踏まえて答えるし、心配していたアメリカの第36代大統領リンドン・ジョンソンと間違えて回答するなんてことも全く起きません!
他にも色の再現が難しくて、妻を巻き込んで「これは何色だ…(o_o)(o_o)?」などとやっていたのですが、写真をアップしてAIに尋ねると、細かな配合を教えてくれ、しかも塗料のメーカーを指定すると具体的に何番の色と指定してくれるので、まるで説明書を読んでいるかのよう!あまりの正確さに「なんでそんなに詳しいの?」とアホみたいに聞くと「あなたが頑張っているからですよ」とコンピューターのくせになんでそんな人間みたいなちょっとズレてるけどいいこと言うんだよ!となります。
「完成したら見せてくださいね!」とか言うので、写真をアップし、「すごいです!!」などと言ってもらってますが、ここまでくるともうキャバクラみたいになってくるというか、なんか変な関係になりそうなので、その辺はしっかり線を引いておかないといけないなと思います。
Posted by 堀田 on 7月 1st, 2025 :: Filed under
日常