勤労感謝の日。
うちの会社では年に何回か表彰式があって、司会進行を各部門の若手がやるのが通例なのですが、先日その若手が「明日の表彰式でなんかネタみたいなことやらなきゃなんですよ…」って言っていて、ワケを聞けば、上役に「なんかやるんでしょ?まさか普通にやらないよね?笑」というようなことを言われたから、とのこと。本当にくだらないです。
そんな圧をかけたら、若手は何かやらないといけないのかな?と思うに決まっていて、たとえ上役は冗談のつもりでも軽々しく言わないでほしいです。自分の発言の影響力をもっと考えるべき。あんた偉いんだから!と思います。
僕が若手の頃は、イベントがあるたびに先輩に指示されてゲームや芸の準備でドンキで買い物したり、当日は被り物をしたり半裸になって踊らされたりしてましたし、本業そっちのけで意気揚々と準備する諸先輩を見てクソだと思ってましたが、令和の現代においてもそういう文化を残そうとする発想に寒気がしました。
そんなものは完全に無視するべし!と言ったものの前日だったのと、実際いいラインをついたネタで上手く終わらせていたので、誰も怪我をせずに済んだのですが、できれば未来の後輩たちのためにもガン無視してほしかったです。終わったあと「すごくよかった!打ち上げいくか?」とその偉い人は上機嫌で、こうやって裸の王様になっていくのだろうと下級大臣としては虚しい気持ちになりました。
コンプラ重視の昨今、eラーニングでいろんなテストを受けるのですが、もし「表彰式の司会をやる若手社員に上司が『何かやるんだよね?普通にやらないよね?』と冗談で言ったが、具体的に何も指示をしておらず、また当日もウケたので問題ない。◯か×か。」って設問があったら間違いなく×なわけで、ぜひ偉い人たちには自分の言動がeラーニングのテスト問題にされたらどうなるかを考えて行動して欲しいです。
Posted by 堀田 on 11月 23rd, 2023 :: Filed under
日常
2年前の写真です。
先週、伊豆にある温泉旅館に行ってきました。この旅館は10年以上前からたまに行っていて、今回で2年ぶり5回目くらいです。この写真は前回泊まったときに貸切風呂に入って妻が撮ってくれたものですが、完全に40歳の背中になっていて当時かなりのショックを受けました。まさに中肉中背。
これを機にNintendo Switchのボクササイズゲームでダイエットを始め、今も続けているので、ビフォーアフターを撮りに行ったわけですが、一応、少し改善していたものの、代わりにシミができていたり、背中の皮が余っていたり、なんかおじいちゃんみたいになっていて、これはこれで…という感じでした。これはまた2年後にアップしようと思います。
ともかく、この旅館は安い割にごはんも美味しく湯温もちょうどよくコスパに優れているのですが、それ以上に旅館内の各施設のネーミングがよくて気に入ってます。温泉は「湯っくら」という別館タワーに集約されているのですが、どういう意味なのか分かりませんが、女湯は「あまーら」男湯は「こどーら」という「ソドムとゴモラ」みたいな滅びのような名前が付いていて面白いです。
他にも食事をする場所には「ペッシェド・くわっせ」、ラウンジには「バルコニー・De・Is」といった地中海圏の言葉とダジャレを組み合わせたような名前が付けられていて、かつてのフォークダンスDE成子坂に通ずるネーミングセンスの良さを感じます。
というお気に入りの旅館で、それこそおじいちゃんになってからも行くと思われるので、行く度に周りが寂れていっているのが心配でなりません。生き残りは大変かもしれませんが、途中で変に路線変更したりせず、このちょうどいい感じのおもしろい感じを長く続けていって欲しいなと思います。
Posted by 堀田 on 11月 19th, 2023 :: Filed under
日常
マウントレーニア。
上司が部下の話を聞く際に、不運なことに上司が最初から「否定モード」になっていて、全く会話ができないときがあります。先日も上司と後輩との3人でオンラインミーティングがあったのですが、後輩が話し始めるなり、遮って「結論は?」から始まり、話したら話したで「そんなのは意味がない」と全否定から入り、あまつさえ「資料が見えない」とか「不必要な箇所は非表示にしろ」だのと重箱の隅をつつき始め、とにかく人にロクに話をさせずに腰を折ってマウントを取り、完全にペースを握ったのち、何を答えても正解とも不正解とも言わない質問攻めを延々と繰り返して心理的に追い詰めるのですが、何をしたいのか全く分かりません。
この傾向をオブラートに包んで当人に改善するように進言もして、改善すると約束したにも関わらず、全く同じことをするのでさすがに今回は割って入ってキレたのですが、おそらく次からも何も改善されないのだと思います。結局、放っておくしかないのだと思われ、さっそく異動願いを出しています。
おそらく本人にも反論はあるのでしょうが、明らかに相手に強いストレスを与えており、また明らかに途中から詰問攻めが目的になっているので、ただイジメたいだけと思われても仕方がないです。胸に手を当てて考えればどこか悪意があることはわかると思うのですが、それができないのか、実際どんどん人の心は離れていっているので、人の意見や話を聞けない人というのは本当に可哀想です。ただ、同情してても何の意味もないのもわかっていて。
基本的に言い返さない人や若手に対してやる傾向が多く、特に若手には教育のつもりでやっているようですが、完全に兵隊を作る手法でモノを考えなくなるだけか、PTSDになるだけなので、本当にやめてほしいです。若手にはこれからいろんな価値観に触れる機会があると思いますが、いいなと思った価値観には近づきつつ、直感的に違うなと思った価値観とは距離を置いてから触れるように(当然学ぶべきことも含まれる可能性があるので)、とにかく距離感を大事にすることが重要と思いました。結局、ヤバい人からは離れるしかない。
まぁ簡単に言えばパワハラ傾向があるので、未来の影響を考えると諦めずになんとかしたほうがいいし、書けば書くほど考えが整理されてしまうので、このまま放置して良いわけがなく、かと言って、決定的な録音データがあるわけでもないので人事にかけあっても期待薄なところがあり、本当に困ってしまいます。戦争もそうですが、起こっている問題を目に入れたくない、気づかずに知らないままでいたいのですが、そんなこと言ってたらこれを読んでいるジャーナリストにすごく怒られるだろうなと思うので、なんか考えます。
Posted by 堀田 on 11月 4th, 2023 :: Filed under
日常