堀田
堀田という漫画がある。
堀田という名前はマイナーと言うか一般的と言うか、色的にもきれいな感じもなく、一言で言うと「ぱっとしない」名前なので、あまり作品中の登場人物として出てこないし、歴史上でもあまり目立った動きはしていない。なのに、なぜか「堀田」というど真ん中なタイトルの漫画が存在していて、読んだことないけど、なんかエログロい系の内容らしい。
Wikipediaによると、“『堀田』(ほった)は、山本直樹による日本の漫画作品。『マンガ・エロティクス・エフ』(太田出版)にて連載。「仕事場」、「神殿世界」、「過去」を舞台に主人公の「堀田」が様々な体験をする。”ということで、他のレビューとか読んでも、結構生々しい感じの漫画らしい。なぜ堀田なんだ。
まぁやはり堀田というネーミングはこういう陰鬱な雰囲気を連想させるのにぴったりな感じなんでしょう。なんとなく分かるし、実際僕も中身は陰鬱なやつなんで、的を得ていると思います。
ただ漫画に出てくる堀田で一番有名なのは、スラムダンクに出てくる三井の悪友の堀田だと思う。彼は堀田にまとわりつく陰鬱なイメージを払拭してくれる唯一といっていいキャラクターなので、これからはもっと全面に出て欲しい。他にも有名どころの堀田と言えば、歴史上の人物で老中・堀田正睦(まさよし)というのがいて、彼は幕末の激動期にハリスと日米修好通商条約を結ぶために色々と活躍した人物らしいが、どうも井伊直弼の方が目立っていて全然有名じゃない。
やつが堀田のぱっとしない歴史の根源なのではないかと思う。
Posted by 堀田 on 12月 16th, 2013 :: Filed under 日常
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