とくお組モブログ
いつも手元にとくお組

3GB

Bic-Yurakucho

iPhoneSEからiPhoneSEに変えました。

片手で操作できるiPhoneSEが好きでずっと使っているのですが、将来在庫がなくなってしまうことを懸念し、今のうちにと新しいiPhoneSEに機種変更しに行きました。最初、そこまで考えていなかったのですが、auの販売員がなんかちょっと突き放した言い方をするというか、癇に障るやつで嫌になってしまい、そのまま隣のブースに移ってワイモバイルに変えてしまいました。さようならau。

格安だ格安だとCMであれだけ宣伝しているのに、こういう「こいつがむかつくから変えよう」といったきっかけがないと意外と変えないもので、実際に本体代込みで月々2000円くらいになったのですが、こんなに安くなるのは、おそらく自分がおっさんだからだろうなとふと現実に気づかされました。

そんな気付きを持ちつつ、会社の後輩女子たちにこの話をした際、データ通信容量が3GBだよと伝えたら案の定、「えー!」という反応で、さらにiPhoneの容量も32GBだよと伝えたら「えー!」と言われ、やはり自分はおっさんプランで契約していたことに愕然としました。「なんかお父さんみたい」と言われるなど。

聞けば彼女たちは通信容量7GBだったり、本体容量も128GBだったりで、かつては自分もそういう大きめのプランだったのに、なんだかいつの間にか格安プランで収まっちゃうシニアになっていて、まだまだ若いつもりでいましたが、こうやってデジタルに数字で差が出てくると、現実を受け止めざるを得ないというか、まあ、一回り違う世代だしなと。

確かに落としているアプリも銀行のだったり証券だったり天気だったり、エンタメ性のないおっさんアプリばかりで、いったい彼女らは何のアプリで何をしているのだろうと、それこそお父さんみたいなことを感じました。そのうち本当にシニア割などが適用されて1000円くらいになってしまうと思います。


Posted by 堀田 on 9月 29th, 2018 :: Filed under 日常

天丼

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天丼が好きです。

本当に最近のことですが、自分が天丼好きなことに気がつきました。小さい頃から好きだったような気がするのですが、でも実際、小さい頃に天丼なんて食った記憶がなく、何気にサラリーマンになってから食うようになったというか、丼モノの中では、実は比較的大人にならないと食べられない高級品の部類に入ると思います。じわじわと順位を上げてきて、気がつけば1位になっていた感じで、今の自分は、うな丼よりも天丼を選びます。

天丼の魅力といえば、何と言ってもその上層のバリエーションの豊かさで、食べる順番をあれこれ考えられる楽しさは他の丼モノと大きく違う点だなと思います。あとはあのサクサク感と、ボリュームたっぷりの具材が器の上にそびえ立つ姿が、なんとも嬉しい気分にさせてくれます。

最近よく考えているのは、ちょっと高級な天丼を食べに行くか、もしくは「てんや」に行って、一番高い天丼を思いっきり食べるかで、多分まずは後者にすると思います。今までてんやで食べるときは、まだ「自分が天丼好き」と覚醒する前だったので、「とりあえず普通の天丼」ばかりを食べていたのですが、覚醒した今となっては、天丼に対する向き合い方が違うので、正直どんな展開になるかドキドキワクワクしています。

という風に、本当に覚醒したのがつい先週ぐらいの話で、きっかけは、会社の食堂で天丼がサンプルで並んでいた時に「俺、天丼好きだから天丼にするか」と独り言ちた自分にびっくりしたからなのですが、なんか小・中学生の時とかに「この人好きかも」って思ったら急にその子が気になったりドギマギするのと同じ感じで、天丼が好きだとわざわざブログに書いて公表してしまうぐらい妙にそわそわしている最近です。


Posted by 堀田 on 9月 25th, 2018 :: Filed under 日常

アスリートたち

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しばらく忙しくしていました。

ここ数週間は、ザキさんのお芝居の本番があったり、会社の仕事で提案書の締め切りがあったりと、大きなイベントが重なったこともあり忙しくしておりました。それもあってザキさん芝居の本番は2ステージしか観ることができず、出演者たちともあまり絡めないまま終わってしまい、結局あの人は何だったのだろう感を拭えなかったのが残念です。なので、上の写真にも僕はいません。

サラリーマンをしていると他のコミュニティの人と関わることが少ないので、今回のように若い子もいれば同世代もいるような演劇人と出会うのは久々に刺激になりました。また改めて、サラリーマンという職業が大変だけど、楽だし、暇だな、と思いました。今回も土日関係なく仕事してなんでこんなに一生懸命働くのかと思いましたが、要は暇だからだな、と思っちゃったり、ある程度会社で成果を出したいのはあるけども、別にそれがやりたいことというわけではないし、かといって演劇人からすると、そんななのに一生懸命働けるのはすごいという感じらしいし、まあ月並みですが、人それぞれみんな頑張ってるんだなと。

そういうことを感じている一方で、最近の東京オリパラ関連のCMで、アスリートと普通に働いている人々を重ね合わせた上で、「みんなそれぞれがアスリートだ(みんな頑張っている)」、みたいなことを訴えて来るのがすごく嫌いです。アスリートと一般人の頑張り度なんて比べ物にならないほど違うはずで、僕も含めて、それなりに頑張っているとか言いつつ、だいたいの時間はスマホ見たり、ソファに座ってテレビを見ていたりと堕落しているのに、そういう都合の悪いシーンには目を瞑って、頑張っているところだけ切り取ってアスリートに重ねて、あぁ私もある意味アスリートだわ、なんて思わせないで欲しい。

やるなら、アスリートの「いかに自分が選んだ道を突き詰めて努力しているか」というすごさではなく、一般人が「いかにこれといってやりたいわけでもないことを頑張っているか」というすごさについて言及するとか、ちゃんと違いを明確にして欲しいと思います。すごさが全然違うので、ごっちゃにしないで欲しい。


Posted by 堀田 on 9月 17th, 2018 :: Filed under 日常

獲りに行く

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我ら海の子。

日比谷駅の地下通路の一角に、 毎年夏になると「我ら海の子展」という小中学生による海をテーマにした絵の展示をやっていて、これを毎年楽しみにしています。写真は金賞を獲った小学校3年生の作品。複雑なタコの色を見事に表現しています。

他にも、タッチは雑だけど、構図が大胆だったり、そこを掘り下げたかといった着眼点だったり、子供ならではの自由さがおもしろく、その狙ってない感じの発想力と、常識にとらわれない思い切りの良さに感心するのですが、本当にこの子たちは全く狙ってないのだろうかと考えたりもします。勝手に「子供だから発想が自由」と思っているだけで、本当は彼らも傾向と対策を練って賞を「獲りに」きているのではないかと。

たまに構図とかタイトルからして、ちょっと大人の目線気にしたかな?というものもあるのですが、まぁでも大半はただただ好きなように描いたような感じで、あぁ汚い疑いの目で見てしまってごめんなさい、と思うような作品ばかりです。何よりそういう作品は「楽しそうに描いてるな!」という感じが伝わってきます。

そういう目で見ると、やはり「獲りに」きている作品は金賞ではないし、かと言ってただ楽しく描いてるだけのやつも金賞には至らない。「獲りに」行くポイントを押さえ、テクニックをある程度身に着けた上で、大胆かつ自由な発想で楽しそうに描かないと金賞にはなれない、という芸術世界における厳しさについても学べます。

こういった芸術分野では歳を重ねてプロ化すればするほどツボやテクニックは身につくものの、楽しんで仕事するのが大変になると思うので、この小学校3年生くんも、将来画家になるのかタコの研究者になるのかわかりませんが、何事も楽しむ心を忘れないでほしいと思います。


Posted by 堀田 on 9月 2nd, 2018 :: Filed under 日常