振り込め詐欺について。
オレオレ詐欺じゃなくて、最近はパターンが複雑化して「振り込め詐欺」とバクッとした表現になっているけど、これだけ世間で騒がれているのに、被害金額が一向に減らないというのはびっくりである。僕や僕の周りの人は絶対に引っかからないと思うんですが、みんなそう思っていて騙されるんだろうか。いや、絶対振り込むときに気づくだろう。
オレオレ詐欺は息子のピンチを救おうとする母の愛という全てを超越するものを狙った点で秀逸だと思ったし、うちの母親ですら騙される可能性はあると思うのだけど、それ以外の還付金詐欺だとか、さらには宝くじ系の当選番号を教えるだとか、「儲け話に乗ってしまう」系の騙され方には正直あまり同情できない。なんというか、歳を喰ってなお、うまい儲け話に飛びついてしまう点がとてもさもしい。品を感じない。老人であるならばそんな騙しなど簡単に見透かしてほしい。
実際、騙された老人のインタビューとか聞いてても、すごい嘆いていたりしてるけど、なんか聞いててかわいそうに感じないというか、被害者面しているというか(被害者なんだけど)、ああ、民度が低いなあと思ってしまいます。むしろ、そういう人がずっと持っていて使わなかったお金が、市場に流通してよかったのではないかとすら思ってしまいますね。おっと失言。
Posted by 堀田 on 5月 30th, 2014 :: Filed under
考察
年々、体が弱くなってきている。
先日、ぎっくり腰になったわけだが、最近もまた、突然ピキっと腰の神経が痛くなることがしばしばあって、再発するんじゃないかとビクビクしている。
あと、この間は風邪をひいたが、それも三週間、治らなかった。
まあそれは、痩せるために食事制限しているせいで栄養が足りなくて治りにくかった、というのもあるかもしれない。
実際、最近かなり痩せたし。
その話でいくと、やってみてわかったが、痩せられない人というのは、とにかくもう、単純に努力が足りないだけね。
うちの母ちゃんも、変なカロリー切る薬飲んだりしてるのに全く痩せないけども、人間、そんな楽して痩せられるわけはないからね。
もうとにかく、ただただ食欲に打ち勝てばいい。
それだけで、人は痩せる。
なんかそう思った。
しかしまあ、なんか今年は総じて色々ついていない気がするわ。
この間、といっても一ヶ月以上前だけど、街を歩いていたら「誰か助けてー」って声が聞こえて、見たら婆ちゃんが倒れてて、なんか転んで足が変になって動けなかったみたいだから、婆ちゃんのヨダレまみれになりながら婆ちゃんを家まで運んで、ご家族に電話して、で、名乗らず帰る、っていう超かっこいいことしたのね。
だから、といったらあれだけども、まあそういうことしたら、きっといいことある、とか昔からいうじゃない。
だから、まあなんかいいことあるんじゃないかな、とか思ってたけども、なんにもないわ。
この世には巨悪がはびこってるし、人に迷惑かけて生きるような人ばかりがのさばってるし、ほんとなんか、世界のシステムっておかしいわ。
ゴリ押しだけがまかり通る社会、声のでかい者だけが得をする組織、正直者が損をするシステム、そんなのって、ほんとおかしいというか、前時代的というか、とにかく不健全。
いいものはいい、悪いものは悪い、くだらないものはくだらない、正統で、勤勉なものこそがちゃんと評価される、そんな健全な世界になるべきだと思う。
天才がそういった健全なものごとを一瞬で無意味で無価値なものにする、みたいなのはいっこうにかまわないけれども、別に天才でもなんでもない、ただ押しが強いだけなのにやけに自分に才覚があると思っている者が、なんだかよくわからないけどはびこって、真面目に頑張っている者が損をする、これには本当に納得がいかない。
ほんと神様仏様、いるんだったらさ、ちゃんとこっち見ておいてくれよ。
だってここに、こんなに優しい奴がいるんだぜ!
その目、ほんと、節穴だよ。
まじでちゃんと見とけよ。
眼科行くか、レーシックとか受けてくれ。
ほんと頼むわ。
Posted by 北川 on 5月 28th, 2014 :: Filed under
日常
職務質問を受けました。
先日、休みの日にデニーズで仕事をしようと思って、夜に自転車で駅前を移動していたら、職務質問を受けました。ちょうど止めようと思ったところが駐輪禁止で、しかも警官が張り込んでいるところだったので、止めかけてまた動き出したのだけど、そういうのを彼らは見逃さない。「こんばんはー」と声をかけて来た。優秀な警官だ。
僕は「太陽にほえろ!」が大好きなので、総じて警察が好きだ。なので、職務質問にもやたらニヤニヤして対応してしまう。防犯登録をしていないこともあって、どこに行くつもりだったのかだの、鞄の中を見せろだの、いろいろ聞かれても「はいはいご苦労様です」という感じで素直に応対する。もちろん嫌疑は晴れて無事解放されましたが。
ただ一般的には職務質問は疎ましいものというか、「善良な市民を捕まえて何だ」みたいな話で怒っている人もいるけど、まあ許してやってほしいというか、そりゃあなたは善良な市民だから結果的にその職務質問はハズレだとしても、当然アタリの場合もあって、そういうのが抑止力や犯罪防止に役立っている面もあるわけだから、自分がちょっと嫌な気分になったからと言ってぶーぶー文句を言うのは可哀想だと思う。
僕みたいな普通のサラリーマンからすると、怖いお兄さんとかにも臆せず話しかける警察官とかすごいと思う。消防士はあまり悪く言われないのに警官は結構嫌いな人がいるのはなんでかしらね。なんでも自分がその仕事をやれるのかどうかちゃんと考えてから批評すべきだと思います。警察官って地味な割に体力と勇気が必要で本当に大変な職業だと思うけどなあ。
このブログを読んでいる人で、これから就職活動という人はぜひみんな警察官になってほしい。もっともっと治安がよくなればいいのになあ。
Posted by 堀田 on 5月 19th, 2014 :: Filed under
日常
前に書いてから、ちょっと時間なかったり、そんな気にならなかったりで、実はずっと見ていなかったのだけど、先日、久しぶりにかなりひどい風邪にかかってしまい、まあ今も治ってはいないのだけど、とにかくその時は一日中寝込んでいたのもあって、マイ・ガールを見てみた。
寝込んでるんだから、どうでもいい映画見てみるか、みたいな感じで。
これがもう、ボロボロになるくらい泣いた。
映画としては全然たいした代物じゃないんだけど、もうなんだろう、すっげー泣いた。
数日経った今でさえ、胸がしめつけられ、たまらずブログに書いてしまったくらいだ。
まずもって、音楽がいいんだよね。
いい映画の定義ってまあ難しいけれども、こうやってたいした映画じゃないのに何度も見てしまったり、なんとなく惹かれて見てしまう映画ってのは、だいたい音楽がいいのよね。
中学生の頃、友達とスワロウテイル見に行ったけど、あれも音楽に惹かれたからだし、マグノリアとかも高3の時一人で見に行ったけど、あれもCMで音楽聞いて、これは何がなんでも見たいな、とか思ったからだし。
いやー、音楽は超重要ね。
なんなら、本編がくそでもいいんだよね。
音楽が素晴らしかったら。
あとまあ、たいしたことないのに感動する映画は、だいたい人が死ぬよね。
マイガールの死ぬシーンの処理は考えられる中でも最低の部類の処理だったから、思わず吹き出してしまったけど、まあだいたい映画では人が死ぬもんだよ。
そんなわけで、そもそも映画ってのは人がよく死ぬものだけども、シナリオとか教わる時には、だいたい「人を死なさせるな」ってまず教わるんだよね。
あとはまあ、「ナレーションやめろ」とかね。
つまりは、そういった安易な方法に頼るなってことなんだけども、映画ってさっきも書いたけど、そもそも人死にまくるからね。
いかに殺すか、とかって映画の大命題の一つだし。
あと、ナレーションとかだってけっこう入るし、なんなら最初にデカデカと「19××年、〜軍は、〜軍と交戦中であった」とか平気で説明するしね。
マイガールでもナレーション入るけれども、なんかそこで泣いちゃったりするし。
だからほんと、ああいう教育は間違いね。
いまだに人を殺すシーン書く時は、なんとなく罪悪感あるからね。
人を殺すことではなくて、人を殺すという、やってはいけないと教わったシーンを書いているという罪悪感ね。
とにもかくにも、しちゃいけないことをつくることで教えようとするのはよくないと、僕は思うね。
まあ、とはいえ僕も、変な法律つくる芝居は、基本的にくそだと思ってるけどね。
「20××年、人口の増加に伴い、日本国は、恋愛禁止法を制定した」みたいなやつね。
だってそんな法律、リアリティがなさ過ぎるっていうか、もはやSF以上だと思うし、思考として安直過ぎるっていうかね。
ただこれ、本質的にはさっきの、人が死ぬのとは全然違う話ね。
人が死ぬのが別にいいと思うのは、映画ってのは「いかに」死なすかを考えるものだから、死なすことそれ自体は、だめとかそういう次元の話ではないっていうね。
だから、別に上に書いたような「恋愛禁止」とかの状態に最終的になったっていいと思うのよ。
ただ、その「いかに」恋愛禁止になるかって部分が、法律っていう処理なのは、完全に安直ね。
愚策もいいところでしょう。
そういうことやっちゃう人ってのは、「何を」描くかしか頭にないわけね。
「いかに」描くかの方がはるかに重要なのに。
まあ法律も、なんかイキガミみたいな感じでやられたら気にならないのかもしれないけど、基本、あれやっちゃう人とは気が合わないだろうな。
ほんと、学生演劇とかで多いんだよね。
まあ、そんなことはどうでもいいけども、なんかほんと、こういう映画をつくりたいね。
なかなかすぐに撮る感じにはいかないし、撮ったって金にならないだろうし、ヒットとかもしないだろうし、だからこそ世間から見たら社会的地位低いというか、映画やってるぶってる奴くらいにしか見られないだろうし、まあそれでいたく自尊心も傷付くし、そもそも本当に理解してくれる人ってのも非常に少ないから、まあ必然的に寡作にはなるだろうけども、いつか一本でも、たいしたクオリティじゃなくてもいいから、何日も心揺さぶられちゃうような、なんとなく見たら人生変えられちゃったみたいな、そんな作品をつくりたいよね。
まあ当然、そういうんじゃなく、普通に海外の映画祭とかで評価されるのも撮りたいけどもね。
ただ、海外の映画祭とかで賞とっても、全然日本で評価されないんだよね。
まあ映画祭が全てだとは思わないし、映画祭で賞とる映画でくそみたいなものがあることも、大衆的な映画の中にもすぐれた映画があることも、もちろん承知しているというか、実際、かなり大衆的な映画も僕はわりと見るけれども、カンヌとかたいして話題にならないのに、日本アカデミー賞とかめっちゃ話題になる現状ってのは、明らかにおかしい。
ほんとみんなもっと文化に興味持ってもらいたいわ。
女の尻追い掛けたり、kawaii!とか、リケジョとかカーママとかウチとかみたいなこと言ってたり、LINEとかFacebookとか携帯ゲームとかばっかやってないで。
せっかくみんなそれなりに金持ってんだから、エステとかで自分を磨いていないで、内面というかね、文化的な部分を磨くことに使って欲しいわ。
まあ最近はYouTubeとかでタダで色々見られるから、映画なんかに金払う気しないのかもしれないけど、タダとはいえ、一般のよくわからない人が商品紹介してたり、なんか意見述べてたりするの見たり、よくわからない配信してる女の子とかとコミュニケーションとったりするくらいなら、ちょっと金払ってでも、考え抜かれたコンテンツ見た方がよっぽど有益だと僕は思う。
人生は有限なんだから、暇潰しみたいなことばっかして過ごしてたらもったいない。
Posted by 北川 on 5月 12th, 2014 :: Filed under
日常
らんとむが退団してしまった。
今日で僕の敬愛する花組トップスターの蘭寿とむが宝塚を退団してしまった。聞いた速報では、最後しんみりと終わるかと思いきや、幕が半分まで閉じたところでコンガが高鳴り、また幕が全開して大いに盛り上げ、ラストステージを終えたという。やはり最高のスターだ。
かつて僕の人生を救ったモーニング娘。の市井紗耶香もそうだったのだが、本当のエンターティナーは自身のサヨナラ公演でサヨナラ感をメインにするのを好まないというか、とにかく今までどおりで、それでいて今まで以上に最高の盛り上がりを起こそうとするところがあって、これはあくまで自身のこれまでの延長線上で、いかに最高点を叩き出すかを考えているからだと思う。その考えから行くと、本人にとって卒業だの退団だのはメインではなく、最高のステージを作り上げるための推進剤でしかないのだろう。だから泣かないし、泣かせるのが目的じゃないから最後は超明るく終わったりする。ああ、本当に尊敬してやみません。
先の市井紗耶香も、ニコルも、らんとむも、僕が尊敬する女性は全てこの点において共通している。自分にはこういう卒業的なものはないと思うので真似ることはありませんが、それこそ真似ることが目的ではないので、日々最高の成果をあげられるようにするべきですね。
本当にかっこいい人は、去り際が一番かっこいい。最高のパフォーマンスが常にできているから、最後はただ黙って立ち去るだけで、多くの人の心を震わせることができるのでしょう。さらば、らんとむ。繰り返しになりますが、本当に尊敬しています。
Posted by 堀田 on 5月 12th, 2014 :: Filed under
英雄
33歳になりました。
忙しくしていたら、33歳になっていました。これくらいにいなると歳を聞かれたとき「あ、意外に歳喰ってるね」と言われる率が高くなりますね。自覚が全くないけど、もう完全におじさんの域に行ってるのよね。若い子から見たら33っておっさんだよなあ。
32歳では家でウィスキーをストレートでぐいっと飲む機会ができたのですが、正直な話こういうのは全く味が分かりませんし、今後もずっと分からないのだと思う。まあ生クリームあんドーナツとかを好んで喰ってるやつには一生分からないジャンルだろう。でも大人になっても分からないものは分からないまま、とか言ってると本当におじさんになってしまうので、新しいものをできるだけ受容していけるような33歳になろうと思います。
まあこんな目標、すぐに忘れますけどね!
Posted by 堀田 on 5月 11th, 2014 :: Filed under
日常
一昨日からものもらいになってしまい、近所の眼科は祝日休みと言うことなので、本日やっとこ会社の近くの眼科に行った。これまで眼科に行った記憶はない。つまり、僕には初めての眼科体験なのである。はじめにへんてこな機械をのぞかされ、気球を見ろとか、風邪が吹きまーすとか実験的なことをやられた。次にヘンテコなメガネをかけさせられ、視力検査をやらされた。ものもらいの検査で、果たしてこれは必要なのか。僕は騙されてるのではないか。ここは眼科じゃなくてメガネ屋なのではないか?勝手にレーシックされるのではないか?不安でたまらなかった。先生との話もものもらいではあるのだけど、何だかメガネをやたらと勧められ、メガネの検査日を教えてくれた。そして酒を控えろと。ああ、僕はついに眼鏡っこになってしまうのか。劇団でメガネかけない人いなくなっちゃうんじゃないのか。最後の砦は守るべきなのか。そもそも北川はメガネかけてたっけ?篠崎も堀田も徳尾も最近メガネしてたっけ?じゃあ鈴木くらいか。鈴木と俺かー。やだなー。もう少し粘ってみようか。
Posted by 柴田 on 5月 7th, 2014 :: Filed under
日常
なんでわかったんだろう。
今日、溜まりに溜まっていたゴミを一気に出そうと二袋もまとめて外に出したのですが、どうやら収集の時間を過ぎていたらしく、家に帰ったらそのまま置き去りになっていました。ああ、間に合わなかったかと思ってとりあえず家に帰ったら、ドアに大家さんからのお手紙が。
・・・なんで僕のゴミだって分かるんでしょうか。前にも一度そういうのがあって、家の前にゴミ袋がドンと置いてあったのだけど、中身を見たって僕だなんて特定できないと思うのだけど、確実に当ててくるのがすごい。もちろん回収しましたけれども。
ひとつ心当たりがあるとすれば、とくお組の先行予約特典だった脚本が余っていて、それを今回まあ捨てた訳ですが、それだろうか。でも外から見える部分なんて「とくお組」のロゴくらいなんだけどなあ。大家さんがとくお組で検索したのか、そもそも僕がとくお組であることがバレているとか。
まあそれは多分ないと思うので、監視カメラで出入り口を録画されているとか、そういう類いでしょうね。ブログ書いてたらわかっちゃった!
Posted by 堀田 on 5月 6th, 2014 :: Filed under
日常
だいたいこれで覚えました。
小さいころ、「犬棒かるた」というカルタが家にあって、姉とよくやっていたので、だいたいのことわざはこれか、五味太郎さんの「ことわざ絵本」で覚えました。「ていしゅのすきなあかえぼし」とか、正直今となっても意味不明のことわざも多いのだけど、この絵だけはよく覚えている。そもそもことわざじゃないのかもしれない。小さいときの脳みその柔らかいときに、こうやって遊びを通じて知識を植えつけるというのは本当にすばらしくて、どんどんやるべきだなとよく思います。
カルタといえば、僕は父方の親戚が多かったこともあり、お年玉を結構もらっていて、おじいちゃんおばあちゃん、おじさんおばさんを含めると8袋くらいお年玉袋があって、姉と合わせると16袋にもなったので、お正月ということもあって、姉とお年玉かるたをよくやっていました。16袋のお年玉袋をたたみの上に広げて、姉が「○○おじさん 1000円お年玉 ・・・・『か』!」と読み上げて、二人でお年玉袋を「バンッ!」と取り合うゲーム。「か」というのは、かなこの「か」、「ひ」はひろしの「ひ」です。
読み上げる姉のほうが完全に有利なのですが、当時の僕はその不正に気づかずにまじめに楽しくやっていたものです。しかし今から思えば、もらったお年玉をバンバン叩いていくというのも失礼な話ですが、別に大声で金額まで読み上げなくてもいいのに、と思います。
Posted by 堀田 on 5月 3rd, 2014 :: Filed under
日常