とくお組モブログ
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よいお年を

写真 (1)

今年もお世話になりました。

師走の忙しさにかまけてブログ更新できていませんでしたが、12月は仕事に稽古に忙しくさせていただいていました。篠崎友の会にもご来場いただきました方、ありがとうございました。写真は稽古納め後の飲み会の様子。

この時期になると別れ際に「よいお年を」というのがありますが、あれが結構好きです。なんというか、年末の物悲しさも手伝って、ちょっと寂しい気分になるといいますか、普段何気なく会っている人たちに、なんか会えなくなる感が高まるといいますか、なんか寂しい感じがしていいのです。

この「寂しいのがいい」というマイナス的なことがプラスに感じてしまうというのは変な話ですが、つまるところ、演劇にしても、会社にしても、自分の身の回りにいる人たちが非常に重要な存在であるからこそ来る感覚なのでしょう。

というわけで、今年一年応援してくださった方々にもこの場をお借りして感謝申し上げます。来年は、EXILEみたいなカラダになろうと思います。よいお年を。


Posted by 堀田 on 12月 31st, 2014 :: Filed under 日常

ブラウンブラザーズ

「光沢のある赤いスイッチ」のチケット先行発売が始まっています。よろしくお願い致します! http://www.confetti-web.com/detail2.php?tid=27043&

時間があれば、Huluで有名な映画を眺めていて、最近特に思うのは山田洋次監督のリアリズムとか笑いの部分というのは、30年40年経ってもまったく色あせてないなあということ。これは小手先のテクニックじゃなくて、登場人物の行動に必然性があるからなんだなあと思います。

よく若い人たちがいわゆる「計算された」と言われるようなシチュエーションコメディをやろうとすると、いつの間にかやってきた権力者に気づかず、聞かれてはならないことをデカい声でしゃべってしまう人たちがいて、ひとしきり引っ張った後に「おおい!」と怒られる、なんてものとかがありますけど、それらがちっとも笑えないのは表面に古典をなぞっているだけで、人物達の行動に必然性がないから。そこに必然性を持たせるのが本来のテクニックなのでありまして。人物を駒のように動かし、パズルゲームのようなことをやってもダメなのであります。

話はそれましたが、今の時代にも残っているような昔の映画というのは活き活きしていますね。架空の人物に生命を吹き込むというのは結構難しいことです。


Posted by 徳尾 on 12月 8th, 2014 :: Filed under 日常

スミノフ

スミノフのCMが変わりましたね。

最新のバージョンはサラリーマンが4人ぐらいパーティしてるみたいなやつですが、一つ前のバージョンは金子ノブアキが部屋でくつろいでいるパターンでした。オシャレな部屋で、好きな音楽をヘッドホンで聴き、スミノフを飲みながら写真集を見る、というやつ。写真集て!

僕はデザイナーズマンションに好んで住んでオシャレな生活を最低限レベルで楽しんでいるわけですが、だからと言って生活スタイルまでは格好つけられないわけで、でも金子ノブアキくらいのスタイリッシュな人は、本当にこんなオシャレな生活してるんでしょうか。楽しいんでしょうか。この絵に描いたような生活感のない金子ノブアキの生活を描くこのCMが、僕はたまらなく好きだったので、終わってしまってとても残念です。

なお僕は、金子ノブアキと同い年です。


Posted by 堀田 on 12月 5th, 2014 :: Filed under 考察

欧米風

よくカップルの会話を聞いています。

喫茶店などにいると、横に座っているカップルの話を聞いてしまったりするのですが、たまに、相手のことを悪く言いながらじゃれあうのがあると思います。例えば、「お前こんなに写真映りよくないだろ~」「なによ~」とか、「は?あんたなんてどうでもいいから(笑)」「おいおい~」とかそういう感じ。ニュアンス伝わってますでしょうか。

僕からすると、こういうのはイマイチ理解できなくて、好きで付き合ってるのに何でそんなこと言うのかしら、というか、その冗談なんなの、という風に思ってしまいます。実際、ラブラブな感じなので、この「好きなのに、好きじゃない感じでじゃれる」というのに、正直、部外者ながらイラッとしてしまうときがあります。「二人きりなのにツンデレ」みたいな、「夫婦漫才みたいでしょ」みたいな感じが。

当人たちはすごく楽しそうに見えるのですが、僕なんかは恋人とか好きな人にそんなこと言ったら嫌われるんじゃないかとか思うし、何よりもこの冗談の往復が無駄に思えて仕方がないので、そういうのは一言も口にしたことがありませんね。その点、かなり欧米風なのだと思います。Why?って言いたい。


Posted by 堀田 on 12月 3rd, 2014 :: Filed under 日常

秘め事

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最近、一日中論文を書いていて生活がめちゃくちゃになっている。
でも、あと少しで色々終わりだ。

12月になった。
早いな。
どんどん年をとっていく。

年をとったからか、最近、結婚式に出席する機会が多くなっている。
こんな僕だけども、結婚はめでたいと考えているので、一応、結婚式というのはとてもいいことだと思っている。
事実、ニコニコしながら出席しているし。
だけど、正直、僕は前からずっと、言いたかったことがある。
結婚式って、たいてい最後に、嫁さんが親とかに手紙を読むだろう。
「お父さん、お母さん、今まで育ててくれてありがとう。わたし、お父さんとお母さんの子で、本当によかった」みたいなやつ。
あれを聞いている時、ぶっちゃけいつも、腹の中で、なんとも形容のし難い感情がうごめいていたんだよね。
いや、嫁さんが主役とかいう概念も知っていて、それを疑問にも思わず受け入れていたので、空気読んでニコニコしていたのだけども、正直に言って、いつも、なんかすごく嫌な気分になっていたんだ。
というのも、なんかあれ……まあすごい批判を浴びそうなので言いにくいのだけど……ぶっちゃけ、かなり下品じゃないか?
時には嫁さんが旦那に手紙読んだりすることもあるけど、そこまでいっちゃうとほんと、さすがに閉口するっていうか、ちょっと僕としては、それはまじで受け入れられないんだよな。
だってあんなの、家で二人っきりの時にやればいいことでしょう。
わざわざみんなの前でやるもんじゃないっていうか、そんなのみんなの前でやってたらぶっちゃけその感情って嘘なんだと思うし、とにかくやり方としてとことん品がないんだよ。
しかも、自分で言ってることに感動して泣いたりしてさ。
完全に偽物だろう、あの涙は。
俺は騙されねえぞ!
自慢したいんだかなんだか知らねえけどさ、節操がないんだよ。

だってさ、そういうのって、秘め事だろう。
秘め事だからいいんだよ。
結婚式場のやり方って情緒がなさすぎるっていうか、祝わなきゃいけないという出席者の空気に甘えて、好き放題やり過ぎなんだよ。
あんなの映画や芝居でやったら一瞬でフルボッコだぜ。

たとえばさ、なんかこう、キスの時とかに「キース!キース!」とか盛り上がったりするでしょう。
まあそれ自体は別にいいっていうか、こっちも調子に乗ってやってるだけだから別にいいんだけど、実はそれ、意味合いとしては「セーックス!セーックス!」って盛り上がってるのとたいして変わらないからね。
まあ、それを承知でやってるから別にいいんだけど、一応、考えてみて欲しいんだよね。
「セーックス!セーックス!」って盛り上がり出したら、新郎と新婦が「いやー」なんて頭掻いて、見つめ合った後、服脱いで、おっ始め出して、そしたら「キャニュセレブレーイト♩」とか流れ出して、で、みんなが拍手して写真撮る。
まあ、ほんとにこんなことなったらめちゃくちゃ笑うし、盛り上がるだろうけども、これほんと、基本的には正気の沙汰じゃないと思うんだよね。
まあそれは大袈裟だけども、基本的には、秘め事を人前でやるってのは、下品なことっていうか、まあとにかく、わざわざやることじゃないんだと思うんだよね。
やるとしても、なんか節度をもってやって欲しいよな。

いや、別に特定の誰かの結婚式とかを批判しているわけではないんだよ。
なんかあの、司会の感動を押し付けてくるようなやり口とか、下手くそなくせにバカみたいに金とる演出とか、あとはそれに乗っかってしまう女の人たちの自己顕示欲の強さとかが、その辺がどうにも好きになれないんだよね。
まあ、もうここまでくると言い過ぎかもしないけど、男子校出身の僕みたいな男剥き出しの人間の感性からすると、結婚式って、女の人の嫌なところが全部詰まっているようにすら思えてしまうよ。
でもまあ、これは僕が狂っているというか、長いことオスの匂いしか嗅いでこれなかったからね、メスの匂い少しでも嗅がされるとアレルギー反応が出ちゃう体質なんだよね。
病気なんだよ、ほんと。
だからあんまり本気で受け止めないで欲しい。
狂った病気の気持ち悪いおっさんがくだまいてるだけなんだ。

でも、みんなわからないかもしれないけど、結婚式とかのスタッフさんって、ほんと、基本、ひどいもんなんだよ。
映画とか芝居のスタッフさんであのレベルの人たちいたら、一瞬でクビになってるから。
段取りとかめちゃくちゃだし、撮影とか編集とかなんて学生やその辺のお父さんのレベルと変わらないし。
いや、もちろんちゃんとした人もいるんだろうけどね。
でも、90%近くは素人だと思っちゃうくらい、かなりめちゃくちゃだよ。

いやーほんと、主役は嫁さん、とかそんなんじゃなくて、主役は出席者って感じで、100%エンターテインメントの結婚式やった方が、スタッフも腕上がるし、出席者の満足度も上がるし、嫁さんも満足するし、つまりは式場としても評価あがると僕は思うんだけどな。
これからそうなっていかないもんかな。
ゼクシィの関係の人とか、もしここ読んでたら考えてみてください。


Posted by 北川 on 12月 2nd, 2014 :: Filed under 日常