とくお組モブログ
いつも手元にとくお組

あま

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あまちゃん、一回も見ていなかったのだが、最終回だけ偶然見た。
最終回だけだというのに、正直、かなり感動した。
やり切った、という感じというか、役への自信といったらいいのかな、そんな感じが能年さんにみなぎっていた。
ラスト、線路を駆けるシーンなんか特に素晴らしい。
あんな走り方をできる女の子、見たことがない。
野生児っていうか、男の子っぽい走り方っていうか、一歩一歩の足腰が実に力強い。
たいして有名でないアイドルが、女優というものへと変貌していく瞬間を目撃したような気分になるくらい、見事にトンネルと海辺を疾走していた。
ラスト手を振る二人の姿とか、アデュー・フィリピーヌとかなんとなく思い出したし。

しかし、これだけ見事な役をやっちゃうと、どうしてもイメージがつきまとってくるし、次から非常に困るだろうね。
だいたいが、あまちゃんの前では霞んでしまうからね。
で、こういう時、最悪なのが、イメージをぶっ壊すようなやり方をとることね。
セクシーな役、いじめられる役、精神的に問題を抱えた役、女の子のことを好きな人の役、残虐な役、暗い役…まあ色々あるけれども、こういうのは全部、絶対にやってはならないね。
こういうのをやって、才能が潰れてしまった女優さんってたくさんいると思う。
別の安っぽいイメージみたいなのぶつけてみたところで、演技の幅なんか絶対に広がらないし、むしろ、下手くそみたいに思われて損をするだけ。
こういう時こそ、「等身大の女の子の役をまっすぐに、力強く、演じ続ける」、これをひたすらにやるべき。
まあ、いい監督のもとでやるなら話は別なんだけど、そうじゃない限りは基本的に他のことなんか考えなくていい。
そもそも、直球を投げられる人が、いちいち変化球なんか覚えなくていいんだよ。
そんなんしたら、肘ぶっ壊すだけ。
ただただ直球の速度を、ガンガンに上げていけばいいのよ。
それにあれだよ、一番投球がうまくなる方法ってのは、そもそもが間違いなく、直球の速度上げるっていう、その方法だからね。
それに、それさえ続けてれば、何年かで肩の強さが尋常でなくなってくるから、その頃には変化球も、肘ぶっ壊さずに、しかもすさまじいキレで投げられるようになってるはずなんだよね。
まあ、実際の野球の投球においてどうなのかはわからないけれども、これ、演技においてのたとえの話ね。
まあ、いうても人気稼業だから、時に浮き沈みもあるだろうけれどもね。
でも、30とかになっても消えないでいるための方法ってのは、間違いなく、これしかないと僕は思うな。

そんなわけで、ぜひ、しっかりと育てられていって欲しいなと、最終回だけ見たくせに勝手に思いました。


Posted by 北川 on 9月 29th, 2013 :: Filed under 日常

風邪を引きました。

昨日の昼頃から急に体調が悪くなって熱が出始め、夕方のアポを何とかこなしてから直帰してひたすら寝ていた。薬局で薬を買って、水分を大量に摂って、汗をかいてと、もう慣れっこではあるのだけど、昔と比べて違うのは、発熱時の体力の消耗具合が馬鹿にできない。多分38度くらいしか出てないのに、もう頭がぐらんぐらんして、一晩中ずっとうなされていた。朝起きたらもうクタクタだったし。

いっそのこと今日の午前中も会社休もうかと思ったけど、6月ぐらいに行きそびれた健康診断を受けなければならない日だったのを思い出して結局出社した。なんとも皮肉な話である。採血とかしてもらっても、白血球濃度とかすごい高いんじゃないかしら。あと血圧も元々低い方なんだけど、前日からほとんど飯を食っていなかったので、92/72とかで問診のときに「体調悪くありませんか?」とか聞かれた。

で、今日は熱は下がったものの、昨日のうなされの影響ですっごい体が疲れてて、あと食欲もないから歩いてるだけでフラフラしてくる。おじいちゃんになると風邪で死ぬというのは本当だと思う。


Posted by 堀田 on 9月 26th, 2013 :: Filed under 日常

夜中

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夜中にテレビでやっている映画を見るのが好きだ。
WOWOWとかじゃなくて、地上波のがいい。
適当に見ていたつもりがいつの間にか感動してしまった、そんなのが最高だ。
人生を変える作品と偶然出会ってしまった、みたいな感じがしていいんだろう。

こんな趣向になったのは、中学生の頃、深夜にテレビ見るのにハマっていた時に、ヨーロッパの農村かなんかで暮らす少女が、少しだけ大人になる、みたいな映画を偶然見て、ボロボロ泣いた経験からきている。
なんていう題名かもわからない映画だったけれども、あの映画が僕の人生を変えてしまった。

あと、これは映画ではないけど、これまた深夜に偶然見た、鶴瓶漂流記という番組もとてもよかったな。
「再放送してください」みたいな手紙をテレビ局に何枚も送って、毎日、新聞のテレビ欄チェックしてたのだけど、ついに再放送されなかったね。
新しいバージョンやったりしたことはあったのだけど、遠山景織子が出ていた最初のやつが一番よかったな。
あれ以来、遠山景織子のファンだしね。

しかしまあ、最近はインターネットが普及しているからね。
YouTubeかなんかでいくらでも映像見れるけれども、夜中、真っ暗な部屋で、偶然、素晴らしい作品と出会う、あの感覚はもう経験できないんだろうな。
自分でどれ見るか選んじゃうからね。
勝手にテレビから流れてくるあの感じにこそ、ロマンがあったんだけどな。

で、きっとこれは、恋愛とかにしてもそうだろうね。
今はTwitterだFacebookだと色々あるから、けっこうな確率で相手の名前とか個人情報わかっちゃうからね。
名前も学校も、どんな言葉を話すのかもわからない子なんだけど、人生変えられちゃうくらい恋をしてしまう、みたいなのはあり得ないよね。
Googleさんの手にかかれば、だいたいのことバレちゃうし。

ほんとなんか、ロマンがないよね。
そのロマンというやつにこそ、人生変えられちゃうくらいの強い力みたいなものがあったんだと思うんだけどな。

まあ、いうても僕も、かなりネットの恩恵受けてるし、実際、世界が変わっちゃうくらい、有益なものだとは思ってるけどね。
でも時々、ああいうの全部潰れねえかな、とか思っちゃうんだよね。
色んな情報手に入れられるし、実際、相当に便利なんだけど、でもそこに転がってる情報とか、ほとんどがしょうもないものだからなあ。
この記事含めてね。
まあ、だったらお前なに書いてんのって感じだし、そもそもそれをネットに書いてんだろって感じなんだけどもね。

三人の逃亡者っていう映画を見て、これは夜中にテレビで見たかったなーよかったなーと思ったことから考えました。


Posted by 北川 on 9月 26th, 2013 :: Filed under 日常

向上委員会

相武ちゃんは好きなんですが。

プロミスのCMがどうも好きではなくて、相武ちゃん好きを相殺して余るくらいイラッとしてしまう。そもそもこのシリーズの「お客様を想う」みたいなコンセプトが嘘くさいというか、過剰というか、お前らそんなにクリーンじゃないだろう、という偏見を持って見てしまっているのが大きいのかもしれないけれど、とにかく全く信用できない。この女子5人組の中身がいまいち空っぽなんだよな。写真のシーンも一体何に喜んでいるのか、もはや本人たちですら分かっていないだろう。

この向上委員会がやっていることも、まあ限界があるというか、スマホアプリ作ったり、WiFiアンテナ付けたり、はじめてサイトを作ったり、何気にシステム寄りなことしかやっていなくて、もっと泥臭い感じのことをやってほしい感じもするし、そうかと思えば突然新しい看板を作って、模型を作って「わー(パチパチ)」みたいなことをやっていて、全くもって意味不明である。それ全然サービス向上してないし、やるんだったら実際の看板取り付け工事に立ち会うとか、そういうシーンにして欲しい。

しかも最近はそれすらもなくなってきて、メンバーが胸に手を当てて、お客様を想う、みたいな超抽象的な内容になってしまっていて、そのCM流す意味がそもそもあるのか、という気にすらなってしまう。やってる相武ちゃんや吹越さんとかも困っていると思う。

とにかくやっていることが、本社の企画チームが机上の空論で自己満足しているよくない例に見えてしまうんだよな。やるなら頑張って金利下げるとか、そういう現実味があるやつにして欲しい。


Posted by 堀田 on 9月 23rd, 2013 :: Filed under 考察

頭痛

朝、頭痛で目が覚めた。

珍しいことなのだが、頭痛で目が覚めた。僕はよく眼精疲労から来る頭痛を発症するので、寝ると頭痛は治るものだと思っているのだが、寝てて頭痛はあまり経験がないし、なんかいつもよりも痛い。しかも途中からちょっと吐き気がして来て、とりあえず吐いてみたら少しよくなった。何だったんだろう。

こういうのを調べて行くとクモ膜下出血とかに行き着くから本当に怖い。幸い、クモ膜下は「バットで殴られたような強い頭痛」とか書いてあって、さすがにそれはないなと思っていたら「出血の量によってさまざまあり得る」とかいうからマジやめてほしい。てかバットで殴られたような痛みって死んじゃうじゃないか。死んじゃうんだけど。

これはどこかでも話したかもしれないけど、学生時代に突然、頭の右側だけが「サーーーーッ」と鳥肌が立つ感覚に何度も襲われて、めちゃくちゃビビって稽古を休み、病院に言ってCTスキャンしてもらったことがある。結果的には「大変健康です」ということで事なきを得たのだけど、本当に頭ってもう全てだから、怖くて仕方がない。今回も病院に行くか行かないか、判断が難しい。

いやー、行った方がいいのは当然だけど、正直この程度の頭痛でいちいちCTスキャン撮ってたら大変なんだよな。右半分だけ鳥肌が立つくらいの理由でわざわざ救急病院に行ってすごい恥ずかしかったしなあ。ちなみに、今は食欲旺盛です。


Posted by 堀田 on 9月 22nd, 2013 :: Filed under 日常

敵か味方か

敵か味方か。

僕はゴキブリなどの虫が大嫌いなので、キンチョーやアース、ライオン(バルサンはライオンらしい)などの害虫退治用品メーカーには本当にお世話になっている。だって彼らは会社で、虫を殺すために育てる、みたいなことをしているのだろう。マジでありえない職場である。そんな人たちがいるからこそ、害虫退治が僕らにでもできるのである。ありがとう。

しかし、ちょっと考えてみると、彼らも虫を完全に退治してしまったら企業として潰れてしまうわけだから、ある程度手を抜かないと全滅させては意味がない。でも競合とのレースもあるから手を抜く訳にも行かない。そうなると・・・やはり、街に害虫の卵を放っているのではないかと疑ってしまう。

街に害虫が増えれば、殺虫剤のニーズが増えて儲かるわけで、虫を放っては、その虫を殺す武器を作って市民に買わせ、その利益でさらに強力な武器を作って、虫が減って来たら卵を放って・・・みたいなこと、少なからずしているのではないか。まるで戦争の裏にいる武器商である。

まあ我々は虫と戦争してるっていうことですね。一方的に殺してますけど。絶対に攻めて来ないでほしい。やつらとは分かり合えない。

 


Posted by 堀田 on 9月 20th, 2013 :: Filed under 考察

未定

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こんな時間だが、企画を練ったりしていた。
修行に行って以来、色々やる気がしなくなっていて、まあ、端的に言えば諸々サボっていたのだが、今日は久々に頭を使った。
その甲斐あってか、かなりいい感じになってきた。
が、いかんせん、発表する場は未定だ。
これは、非常にきつい。
発表しないかもしれないものに、なぜこんなにも貴重な時間と力を注ぎ込むのか。
正直、自分の行動の意味が、自分でもよくわからない。
客観的に見て、これは本当に頭がおかしいことをしていると思う。

いやーでも、かなり自信あるんだけどな。
突然10億くらい拾って、一億円もらえるとかそんなこと起こらねえかな。


Posted by 北川 on 9月 18th, 2013 :: Filed under 日常

地獄

一瞬死ぬかと思った。

今朝、休みだけど会社に行こうと思って豊洲近辺を歩いていたら、風がいきなりキツくなって、これはそろそろ降るかな、と思っていたら、突然滝のような大雨になった。

当然傘は即死してもうびしょびしょなんだけど、それよりも何よりもちょっと息ができないくらい降って来て、しかもなんか雨宿りするところが全然なくて、もうこれがしばらく続くと死んでしまうのではないかと思ったくらいだった。呼吸ができないというのは焦る。

小さい頃、学校のプールが大嫌いで、プールの前にある「地獄のシャワー」と呼ばれるシャワー地帯に入ると、あまりの高圧シャワーに当時もアップアップして呼吸困難になっていて、それがすごく嫌だったのだけど、まさにその地獄のシャワーを思い出した。あれほんとに怖かったんだよな。

あとプールでは目を洗うY字型の水道があったのだけど、あれも怖くて一度も目を開けたことがなかったなあ。基本的に昔から水攻めは嫌いです。


Posted by 堀田 on 9月 16th, 2013 :: Filed under 日常

老眼

僕も入社10年目なわけですが。

新入社員の頃はそうでもなかった先輩方で、最近、老眼気味の人が増えて来ている。上司とかにうっかり小さい文字の資料を出したり、細かいExcelのシートを見せたりすると「おおっと、ちょっと待ってな」と言って眼鏡を出して来て、「どれどれ」なんつっているのだが、いつか僕もそうなってしまうのだろう。しかしこの手元の小さい文字が見えないというのは、今のところどんな世界か全く想像がつかない。

僕も目が悪くて近視なので、遠くのものが全く見えないというのはすごく分かるし、遠いものが見えにくいというのは目が悪い悪くないに関わらず、一般的にもそうだから理解できるけど、手元の文字が見えないというのは一体どういうことなのだろう。なんで近いものが見えないんだ!!

今は全く理解できないけど、ある日突然「こういうことか!」と理解できてしまうんだろうなあ。いやー、最近少しずつ老化を感じて来ているのでこういうのを想像すると本当に怖い。でも逆にもし今16歳の体に戻ったりしたら、もう制御しきれなくて爆発とかすると思う。


Posted by 堀田 on 9月 14th, 2013 :: Filed under 考察

狙撃

狙撃されたい。

刑事ドラマが大好きすぎて、狙撃されたくなるときがよくある。太陽にほえろ!だとたまに刑事が狙撃されるシーンがあって、当たったり当たらなかったりするのだけど、それと同じように、外回りしているときとかに、ふと立ち止まった瞬間をバキューーーーーン!と撃たれたりするのを妄想してしまう。頭を打ち抜かれる刑事はいないので、撃たれるのはだいたい肩である。

さらによくあるのが、狙われてて、立ち止まってしまって、撃たれた瞬間に「靴の紐を結び直す」とか「何か拾う」みたいな動きがあって、間一髪免れるとかを想像したりしている。まあでもやっぱり狙撃はちゃんと撃たれるのが一番いいかな。撃つよりも撃たれる方が好きで、肩を打ち抜かれた場合、肩を軸にしてぐるんっと回りながら倒れる感じ。あれがいいんだよな。

ちなみに写真はボスがまさに撃たれて回転しながら倒れるところ。だいたいいつもこのイメージです。


Posted by 堀田 on 9月 13th, 2013 :: Filed under 日常

りんご

北くんの映画「りんご」を観て来た。

僕は映画については素人だけど、ハッキリ言って、6作品の中で「りんご」がダントツに面白かった。面白かった理由というか、その大前提として「内容が理解できる」のは北くんのだけだった。他の作品は正直何をやっているのか、何を表現したいのか、素人の僕にはよくわかりません、という感じ。「りんご」はちゃんとストーリーがしっかりあるし、10分という制約に則ってシンプルだし、その上で内容が濃いから、観ている側としてはストレスなく観れるし、目が離せない。小説でいう読破感みたいなものがあって、「面白かった」と素直に感想が言えるのは北くんのだけだ。

北くんの作品の考え方とかまともに聞いたことないから勝手なこというけど、「りんご」はちゃんと「観客が内容を理解できること」に注意を払っているから、(素人である)僕はすごく好きだ。何を言っているのかわからなくて、「それは観客に委ねる」みたいな作品があったり、著名人のコメントやレビューがあって初めて「そうそう、そんな気がした」みたいに後から意味付けするのとかあるけど、そんなの素人はやってくんないよ?と思う。大多数は「意味分かんなかったね」で終わりであって、あとの講釈なんて知らねえよ、である。分かりやすい作品を作れと言うのではなく、内容を理解できるものを作ってほしい。そこのところ冷静に客観視できてるのかが僕は重要だと思う。内容が理解できた上で、演出だったり、発せられるメッセージだったりの議論や感想が言えるってもんだ。

その点でいうと、パンフレットにあった各作品のレビューにおいても、「りんご」については、誰もが内容を理解できるものであるから、物語や世界観の補足説明でなくて、演出の良かったところなど中心をレビューしているので、非常にレビューとして納得性が高い。他のレビューは、僕みたいな素人からすると「その世界観とか物語の理解って、あなたの勝手な想像で、本当にそうなの?」みたいな疑いが入ってしまう。なんか専門家が小難しいこと言って格好付けてるなあと僕みたいな素人からすると思ってしまうのである。「なに、そこまで深読みして観ないとダメな映画なの?面倒くさいなあ」というのが正直な感想である。

あとザキさんも出ていて、北くんの言葉を借りるなら、久々に「本気で闘う役者の姿を見た」という感じだった。今の僕にはまだあれは出せないなと。あの、空気を「強く纏う」感じ、出せないんだよなあ。また溝を空けられてしまったので、もっと精進せねばならんと思いました。負けていられません。

とにかく贔屓目なしに北くんのが一番面白かったと述べた上で、仲間としての贔屓目で、これがカンヌに行けていないことに非常に不満を抱いているのである。いやー、タイトルの入りとか、風の音とか、そういうのもすごくよくて刺さるものがあったけどなあ。(くどいけど、内容が理解できるから、またその上でいいお話と演出だから、刺さるんだよ!)でも北くんもザキさんも、それぞれの立場で真っ向勝負をしていて、それが清々しかったし、結果、ダントツで面白かったので、いつか絶対カンヌなり何なりに行けると思う。そういう人たちが仲間であることが嬉しくてたまらない。


Posted by 堀田 on 9月 11th, 2013 :: Filed under 映画

反動

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今週の金曜まで、横浜ブルク13で毎晩20時45分から上映されていますので、気が向いたらぜひ、よろしくお願いいたします。
最寄り駅は桜木町、またはみなとみらいです。
昨日は、修行から帰ってきて、直で劇場行って軽く舞台挨拶をしました。
来てくださった方々、ありがとうございました。

上にも書いたけども、昨日、修行から帰ってきた。
なんだかすごく疲れた。
とにかく眠いし、だるいし、なんかほんと何もする気がしない。
身体もまあ疲れているのだけども、それよりなにより、心が疲れた。
疲れたというか、壊れた感覚すらある。
なんか、すべての物事がすごくくだらないものに感じられる。

修行中とか、ほんととにかく延々正座とかでお経唱え続けさせられたりする。
周りの人は若いから、そこで競い合ったり、まあ向上心を持ってそこに臨むわけだ。
僕も、まあそうは思われにくいのだけど、かなり真面目な人間だから、それに触発されて、真剣に修行に取り組むし、やるからには勝つ気でいこうとする。
でも、気を抜いた時とかに、ふっと思う。
「いったい、俺はなにをしてるのだろう…」

映画でも同じことが言える。
自分でいうのもあれなんだけど、ぴあで賞とるのとか、はっきり言って東大入るより難しいことだと思う。
自主では最高峰だし、倍率600倍とかだし、そもそもとった人って30人ちょっとしかいないわけだし。
そういった意味じゃあ、まあ尺度全然違うんだけど、国家一種とか司法試験受かるより難しいんじゃないの。
でもそんなこと、まあまずほとんどの人には伝わらない。
なんなら、ロクに金にもならんことやってみたいな感じとか、有名でもないくせに、みたいな感じでバカにもされる。
年に一、二本しか映画見ないような人たちにネットでボロクソ言われることだってあるし、ただのカメラ好きのような人たちから子供の運動会を撮るためのテクニックのようなアドバイスを受けることだってある。
正直に言って、その辺わからねえのは俺のせいじゃなくてお前が無知なせいだよほんとうるせえな、くだらねえとか思ったりもするけれども、なんか、それと同時に、俺はいったい、何をしているんだろうって気持ちにもなる。

もうそうなるとだめで、飯を食うこと、寝ること、女の尻を追っかけること、もうほんと、あらゆる人間の行為が、しょうもない暇つぶしっていうか、何の意味もないくだらないことに思えてくる。
ほんと今、完全にその状態で、すごく精神の衛生状態が悪い。

それに、寺とかだって、なんか色々言われることあるけども、俺だって別に寺の子に生まれたくて生まれたわけじゃないのよ。
俺から言わせれば、そんならお前生まれてみろやって感じなんだよね。
そりゃ、得してることもたくさんあるだろうし、やらなきゃいいじゃんとか言われるかもしれないけども、やりたいとかそんなこと関係なく、まともな心持ってる人間だったら、なんだかんだであの仕事ちょっとはやらざるを得ないわけだよ。
俺だって、坊主頭なんか、はっきり言ってしたかないよ。
バカにすんだったら、みんな坊主頭にしてみりゃいいし、無意味に一日10時間正座し続けてみりゃいいんだよ。
できやしねえよ、どうせ。
なに偉そうにバカにしてんだよ。
お前、どんだけのことやってんだって感じだし、どうせお前のしてることだってよくよく考えたら寺と同じくらい意味ねえことだよ。
人間の行為なんて、ほとんどがなんの意味もねえくだらねえもんだろ。

それに、1000年以上続いているものを途絶えさせるって、かなりの勇気がいることだろ。
まあ、それは誰も必要となんかしてない、とか言われたらそれまでだけど、それができちゃう人は、むしろちょっと狂ってるし、あまりに自分勝手だと俺は思うね。

ほんと俺からしたら、自分の力で自分の人生決められる人の方がよっぽどうらやましいね。
そういうこと言うと、お前は恵まれてるよ、普通はロクな仕事がないんだとか言う人もいるだろうけど、それはだって、ある程度は自分のせいでもあるでしょう。
俺なんか、寺やんないといけないのはほとんどが自分のせいじゃないから。

いやー、こんな精神状態でこんなこと書いたら、来てくれる人も来てくれなくなっちゃうよ、とは思ったのだけどもね、宣伝はしないといけないんで、書いちまいましたね。
とにかく、すごく大変だったんですよ、修行は。
そんな中でも、ぜひ見に来ていただきたいということで、劇場に向かった僕のこの思い、そこをどうか汲んでやってね、気が向いたらぜひよろしくお願いいたします。
明日か明後日にはまた元気になってるはずなんで、また書きます。
まあ、年に何回かある発作みたいなものですね。
だいたいはすごくまともで真面目なんですが、なんか、反動ですかね、年に何回かおかしくなる時があるんです。
厄介なことですよ、ほんと。
なので、あまり気にしないでください。
実は僕もあまり気にしていないので。


Posted by 北川 on 9月 10th, 2013 :: Filed under 日常

やってはいけない

みなさんもそうだと思うのですが。

絶対にやってはいけないことをやりたくなることがよくある。小学校のときとか朝礼や授業中に奇声を発したくなったりしたのだが、最近は、電車がホームに来るときに線路に飛び込みたくなったり、上司と並んで歩いているときに、ふと手を繋ぎたくなったりする。どっちも絶対にやってはいけない。

念のため言っておくと、別にゲイとかではなくて、「ここで手を繋いだらめっちゃ変な空気になるだろうなあ」と思うと、それをやりたくなってしまうのであって、他にも別に上司の頭をいきなり叩くとかでもいいんだけど、それよりも手を繋ぐほうがもっとまずい空気になるだろうと思ってしまっているだけである。つまり、やってはいけないことの最たるものが手を繋ぐことなだけである。線路に飛び込むのも電車が来ているときにやってはいけないことの最たるものだろう。

逆に、女性と並んで歩いてるときには手を繋ぎたくなるなることはない。それは深層心理で、女性の手をいきなり繋ぐことは僕の中であまりやってはいけないことではないからだと思う。ただ残念ながら、やってはいけないことに分類されていないがために、実際に繋ぎたくなることはないので、奇跡は起きない。哀しいねえ。


Posted by 堀田 on 9月 9th, 2013 :: Filed under 日常

招致レース

いやー東京に決まりましたね。

常々オリンピックに興味はないとか言っておきながら、なんだかんだで気になってきて、最終的には5時まで起きて結果発表を見ていた。なんというか、オリンピックのどの種目よりも招致レースの方が面白い気がする。

発表直前がすごい長くて、お互いの都市のPRビデオを改めて流したり、オリンピック歌を演奏したり、それでは前回のロンドン五輪のときの様子を・・・とか引っ張りに引っ張って、関係者は「もう殺してくれー!」という気分だったと思う。あんなクリーンなイメージビデオとか流してても、本当はドロドロのロビー活動とやらを一生懸命やっていたわけで、いやー本当にお疲れさまと言いたい。

特に五輪招致に駆り出された現役選手たちは、これからそれぞれの金メダル目指さなきゃならないから大変よね。まあでも7年後だから多少気が抜けても大丈夫か。てか7年後て!おれ39歳になってるよ!


Posted by 堀田 on 9月 8th, 2013 :: Filed under 考察

バッテリー

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バッテリーが残り7パーセント。

バッテリーって、自転車もなんでもそうだけど、10パーセントを切るとどんどん減って行く。全然均等な減り方じゃないのよね。

こないだは自転車のバッテリー表示が、ツルツルっと5.4.3.2.1.0と減っていってかなり焦った。自分が時間よりも早く生きてるのかと思ったけど違った。そういうのも込みでパーセンテージ表示してほしいよね。

壁紙は近未来パークの舞台。個人的には泉さんの作品の中で1.2位を争うくらい好きだな。


Posted by 徳尾 on 9月 4th, 2013 :: Filed under 日常

評論家

川越さんが好きではない。

前々からずっと思っていたのだけど、川越シェフがどうしても生理的に好きになれない。イケメン料理人とか言われていたりするけれど、まず全然イケメンじゃないと思うし、しゃべりとかもかなり気持ち悪いと思う。なんか鼻につくといいますか。

あと辛口コメントでいろいろ有名だけれど、そもそも他人の料理をテレビで酷評してギャラをもらうという仕事が気に食わない。僕は評論家という職業が本当に大嫌いなので、お願いランキングとか見てると本当に腹が立つ。味だけでああだこうだ言うなと。値段だってそれ相応だろうと。その値段にだって場所代とかそういうのも入ってんだろうと。お前イケメンでもないくせに何を偉そうなこと言ってやがんだと。

そもそもあの番組自体が、最初は酷評しておいて、最後のほうになるとべた褒めするというパターンが本当にうんざりするというか、あれで一喜一憂する企業の人もどうかと思うし、あのランキング自体なんなんだよと思ってしまう。絶対下位ランキングから撮影してるだろうと、そのランキングはじゃあ一体誰が決めたんだと。あと途中途中に入ってくる「ああー」とか「おおー」とかいうギャラリーの声みたいなのは何なのよと。特に会場で撮影してるわけじゃないじゃん、ともうイライラ要素が満載なのである。

川越シェフが好きになれないのは、イケメンでもないのにイケメン呼ばわりされていて、なおかつ無責任に人が苦労して作ったものをああだこうだと批評してお金をもらう上に、やらせくさい番組に出ている点だと思います。書いていて余計憎たらしくなりました。


Posted by 堀田 on 9月 4th, 2013 :: Filed under 日常

PR

小松菜か・・・。

小さくて見えないかもしれないが、埼玉県のPR広告で、県内にはこんなにも日本一がある!というものなのだが、先頭にいるのが小松菜である。小松菜が一位なのを広めてどうなるものでもないだろう。

別に小松菜を軽視している訳ではないけれど、お金をかけてPRするわりには「ふーん」という域を出ないと思うし、全然印象に残らないと思うし、百歩譲って印象に残ったとしても、だから何なんだとなっちゃうだろう。しかも観光が目的の広告だと思うんだが。

小松菜を軽視しているわけじゃないけども、正直これを見た第一印象は「小松菜か・・・」だったんだよなあ。


Posted by 堀田 on 9月 4th, 2013 :: Filed under 日常

図書館

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堀田図書館を充実させよう。

独身貴族なのをいいことに、好きな漫画やDVDをひたすら集めては並べている堀田図書館。先日、近所の古本屋が閉店に追い込まれ、全巻揃った漫画が40%オフになっていたので、これは図書館を充実させるチャンスと意気込んだのだが、特にお目当ての漫画が見つからなかった。

僕が欲しいのはスラムダンクとドラゴンボールとジョジョの奇妙な冒険なのだが、古本屋にないならネットで探そうと思い、なんだかんだで、ドラゴンボール全巻とジョジョの第三部までをGETしました。

ドラゴンボール全巻とジョジョの第三部までをGETしました。

嗚呼!別に40%オフでもないのに大人買いしてしまった!でも全然後悔していない。だってみんなが喜ぶからね!図書館の司書の気持がよくわかります。


Posted by 堀田 on 9月 3rd, 2013 :: Filed under 日常

大人なら

会社近くの風景。右か左か。

人生はいろいろ迷うことが多いものだから、考えても仕方のないことで悩んでしまうのは分かるし全然いいと思う。だけど、仕事とかで、考えたら分かることであれこれ悩んで相談してくる人がいる。相談してくれるならまだいいけど、相談すらしてこないでずっと悩まれていたらマジで効率が悪い。

だいたいそういう人は途中から何に悩んでいるのか、何のために悩んでいるのか分からなくなってしまっていて、「うーん」って唸っているだけになってたりする。相談しにくるので「てか、それの悩みポイントはどこなんすか?」と聞くと、結局なかったりする。ええ?!という感じである。完全に思考停止しているじゃないか。

人生はそういうものだからよいと思うけど、仕事上の具体的な問題とかでそれやってちゃダメよね。Think!Think!Think!


Posted by 堀田 on 9月 1st, 2013 :: Filed under 仕事