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ソシオパス

チャーハンに会いました。

先日、会社のエレベーターで僕が昔「チャーハン」とあだ名を付けた後輩に久々に会って挨拶しました。もう15年ほど前になりますが、彼(北村君)にチャーハンと名付けた経緯はこうです。

北村君の後輩で、北川君というキャラの濃い奴が配属された。そのせいで北村君は、北川君と名前を間違えられることが多くなった。名前が似てることが原因だから、全く違うあだ名が必要だろうと堀田が言い出した。当時、よく中華料理店で飲み会をしていたが、北村君はチャーハンをよく頼んだ。チャーハンは誰もが好きで、いずれ注文するものだが、北村君は皆よりワンテンポ早く注文するから特にチャーハン好きだとなった。だから、チャーハンと名付けた。

今の時代にこれを読むと大半の人が「まずいだろう」と思うと思いますし、実際僕もそう思います。もし、eラーニングのテストで

「後輩にチャーハンというあだ名を付けたが、コミュニケーションの一環であり、本人も気にしていない様子なので問題ない」

という問いがあったら間違いなく×です。

僕は昔からそういうところがあり、数年前にザキさんから「ほっちはソシオパスなところがある」と指摘されています。ソシオパスとは後天的なサイコパスみたいなもので、ザキさん曰く「面白いことがあると人の気持ちを考えないときがある」とのことで、その時は高良君に対するアゴいじりが話題になりました。概要はこうです。

高良君はサークルの同期でアゴがしゃくれてさらに右か左かに曲がっており、普段から皆にいじられていたが、堀田は特にそれが顕著で、「ちょっと今アゴで反響してたからよくわからなかった」や「おっと、アゴが伸びてきて危ない」など、彼と会話するたびにどこかしらにアゴいじりを入れ、且つこれを10年以上続けており、正直その10年間は彼とまともな話をした記憶がない。

これも今の時代は「だからそれはまずいだろうがよ」となると思います。

「友人の顎が特徴的なのを踏まえ、10年以上、集団や1対1の場面で顎を面白おかしく取り上げたり、本人をアゴと呼んだりしていたが、コミュニケーションの一環であり、本人からも文句を言われていないので全く問題ない」→×です。

特にこの件については妻にも話したら「イジりは知ってたけど10年もそれしか会話してない!?」と驚かれ、また妻からも「言われれば心当たりがある」とも言われ、ああこれはまずいと自覚し、高良君に謝罪してアゴいじりもやめました。最初はなにを喋っていいか分からず、「そういえば何の仕事をしているの?」となったりしました。

一般的に言われる「ソシオパスそのもの」ではないものの、おもしろが生まれそうなときに発現するのは、政治家の失言も同じことだろうと思われ、ニュースで見るたびに「それはまずいだろう」と言ってますが、いやはや自分は大丈夫だろうかと心配になります。このブログもおもしろいと思って書いてますが、ほとんどの人はドン引きしてるかもしれませんし、毎回ヒヤヒヤしながら書いています。ならやめればいいのにね。


Posted by 堀田 on 9月 6th, 2025 :: Filed under 日常