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僕は見た

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街を歩くカップルを見た。
言い方は悪いが、見た目の釣り合いのとれていないカップル。
これまたこういうところに書くと嫌がられるケースだが、男側の方がはるかにかっこよく、女側の方が微妙なケース。

僕は見た。
何を言っていたのかよくわかりはしなかったが、女がわがままっぽいことを言い、それを男が渋々受け入れた、その瞬間を。
そんな決定的な瞬間の、女の顔を。

その時の女の顔には、「自分のわがままが通った」なんてことだけでは到底説明がつかない、深い深い満足感、男を支配していることからくる恍惚とした感情、さらには、それらによって男の愛情を確認するという、相手からの愛情の表現を尽きることなく求め続ける悲しい人間の業、そんなものが、はっきりと映っていた。

ああ、愛とはなんて一方的で、不寛容なものなのであろうか。

正直にいうが、世の中にはびこる愛なんてものは、世の中がいうほど、美しいものではないと、僕は思う。
見苦しくて気持ち悪くてさもしくて汚くて、本当に見ていて胸くそが悪くなるような類のものだ。

そんな醜いものだからこそ、美しい、とかも、言うつもりは僕にはない。
我々は、他の生命体を一方的にぶっ殺し、ごめんなさいもなしに平然とそれを食って生きていく。
醜くても、汚くても、どうしても求めてしまう、世のいう愛なんてものは、たかだかそんな類のものに過ぎない。

街はクリスマスムード一色で、愛を着飾り、少女漫画よろしく、一方的で不寛容な愛を、美しいものかのように日々、喧伝している。
嘘くさ過ぎて、ほんと反吐が出るぜ。

まあ、そういったやり方の方が女性は喜ぶのだろうし、実際、今の経済って女性が動かしているのだろうから仕方のないことなのかもしれないけど、そんなもんに媚を売っているから、どんどん文化が衰退していく。
勘違いしないでもらいたいが、別に女性を批判しているわけではない。
勝手に、各々で、強くたくましく自分らしく、生きていってくれていいと思っている。
だが、そういった女性たちに媚を売っている現代の社会や経済、果てには男どもに、本当に腹がたつ。
くだらないものはくだらない。
しょうもないものはしょうもない。
そこんところは、ちゃんとはっきりさせて、動いていってもらいたい。

「これかわいいじゃん」とか言って、女の子にキーホルダーとか進めてる男とかまじで気持ちわりいから。
男に女の子のいう「かわいい」とか、絶対理解できないから。
僕は男だからわかるんだよ。
あれ、絶対わからないで言ってるから。
服もそうだろう。
「俺はこういう服がいいと思う」とか女の子に言う人いるけど、だいたいがお前の着てる服の方が女の子の着てる服よりださいし、そもそもドン小西クラスとかでない限り、男の方が女の子より服のセンスなんかねえから。
そうすりゃ抱けるとか思って、適当な嘘ついてんじゃねえぞ!
まじで気持ちわりいんだよ!
てめえは少女漫画の主人公じゃねえんだよ!
昔のジャンプ読んで出直してこい!
あと、街歩いてて誰かこわい人に突然ぶん殴られやがれ!


Posted by 北川 on 12月 19th, 2013 :: Filed under 日常
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