とくお組モブログ
いつも手元にとくお組

セーフ

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僕は擁護派です。

デザインのことはよくわからないのですが、今問題になっている東京五輪のエンブレムについては、個人的に言えばセーフ判定です。まあ、どちらかというとこういう不特定多数の人に叩かれる人に対して同情してしまうからなんですが、シンプルなものであればあるほど、たまたま似たような感じになるとかはあると思いますしね。1964年の東京五輪のエンブレムはとてもカッコいいと思いますが、これなんて、パクリだとか言い出したらキリがないわけですし。

でも本当に一度叩かれ出すと、すごい数の人間が勝手に調査員になって余罪を探し出してしまうので、デザイナーさんもマジで自殺してしまわないかと心配になります。こんなの彼の作品を探してきて、googleの画像検索とかして似たようなのがあればそこから調べて行けばホイホイ出てくるでしょう。こういうネットで叩きまくる人は、「自分は一切あらゆることに関してパクったり、モチーフにしたりしたことはないか」と胸に手を当ててから発言してほしいなと思います。

少なくとも五輪の件はグレーなラインだと思うので、選んだ側も「これはこれで全然パクリじゃない」と責任を持って彼を擁護してあげてほしいですし、デザイナーさんもめげずに適当に2本ぐらい線入れて「じゃあこれが新デザインです」とかロックな返しをしてほしいです。


Posted by 堀田 on 8月 21st, 2015 :: Filed under 考察

手を挙げる

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小さい頃は大人しい子でした。

昔から授業で手を挙げて発表するシーンがよくあったかと思いますが、僕は全くそういうことはしない大人しい子供でした。答えが分かっていようといまいと単純に「はーい!」とわざわざ目立って発表することに抵抗があったのと、もし万が一にでも間違えてしまったらすごい恥ずかしいじゃんと思っていたからです。あと、今では信じられないかもしれませんが、人前で何かをするのがすごい恥ずかしかったです。

たまに「一人一回は手を挙げて発表すること」が義務づけられてる授業があっても、それでもかなり最後の最後まで残ってた方でした。普段手を挙げないくせに、逆にそう言うときは手を挙げるんだ、みたいに思われるのも嫌で、後になればなるほど苦痛になるのも分かっていながら、早めに終わらせるみたいなのができないタイプでした。

今となっては、会社でも自分の意見を上司だろうとなんだろうと好き勝手に述べてますが、本当はそういう子なので、飲み会で啖呵切った翌日などはすごく後悔していることがよくあります。でも手を挙げると大人(おじさん)が喜ぶというのはよく分かるようになりました。


Posted by 堀田 on 8月 16th, 2015 :: Filed under 仕事

アンバサダー

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ネスカフェアンバサダーは嫌われてそうなイメージがあります。

オフィスでおいしいコーヒーを入れるネスカフェアンバサダーになろうというCMがよく流れていて、結構売れているように聞くのだけど、こういうのってかわいい女性がやるイメージがあるのですが、一方で、同僚の女子からはすごく嫌われているのではないだろうかと勝手に想像しています。

CMのイメージだと疲れた営業マンに対してかわいい女子が「おつかれさまでした♡」的な感じでコーヒーを振るまい、「やっぱりミキちゃんのコーヒーはうまいなあ」「えーほんとですかあ」「談笑」という感じなのですが、こんな女子のことを、女子は大嫌いなんじゃないかと思うのです。そもそもオフィスにおいて「私がみんなのために美味しいコーヒーを淹れる人になろう!」という発想が、ちょっとアイドル地味ている感があって、そういう女子を女子はすごく嫌いなのではないかと。同じこと何度も言ってすみませんが。

ただこれが売れているということは、アンバサダーになっている女子が増えているということだと思うのですが、それは想像するに、小さいベンチャー的な会社で、女子と言えば若い子ばかりの、比較的若いオフィスにおいて、広まっているのではないかと思います。つまり、お局様とよく言われるような人がいないオフィスでは成立しうるけど、そうではない歴史あるオフィスにおいては、こういうアイドル的存在を許容する土台、器、文化のようなものはないのではないかと思います。

僕のオフィスレディに対する偏見だけで勝手に書いていますが、少なくとも僕が若い女子だったら、ネスカフェアンバサダーになるだなんて、怖くて絶対に言い出せないと思うのです。


Posted by 堀田 on 8月 10th, 2015 :: Filed under 考察

ホットパンツ

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堀田はホットパンツが好きです。

夏になると女性の露出が多くなるのが唯一ありがたいことですが、そんな僕が一番好きなのがこのホットパンツです。ミニスカートよりもパンチラの心配がないからか、アクティブで健康的で若々しくていい。この太ももを全く隠す感じがないのがいいです。

あとホットパンツという名前もすごくいいですね。何でホットなのかはよく知りませんが、熱い!ホット!ホットホット!!って感じがこう夏を真正面から受け止めて、暑いんだからしょうがないじゃないという言い訳とともに挑発してくるオンナ感が、ネーミングとしてとてもぴったりだと思います。あとポケットの裏地が下からはみ出ている部分を、かつてザキさんあたりが「キンタマ」と称していましたが、そのキンタマ感もなんかいいですよね。

今日はこの辺でやめておこうと思います。


Posted by 堀田 on 8月 10th, 2015 :: Filed under 考察

スパロボ

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しばらくオールをしていません。

もうだいぶ大人になったので、学生のときのようにオールナイトで遊ぶということはここ数年、全くと言っていいほどありません。学生時代はエネルギーが有り余っていたし、何よりも翌日に仕事がないもんだから、打ち上げなどは必ずオールして、朝の出勤時間に駅から家に逆行することに優越感を抱きながら帰る、ということをよくやっていました。今の立場から考えるとブチ殺してやりたくなる行為です。

あと学生時代は、お芝居をしていない期間は本当に何もしていなかったので、一日中ゲームをやったりしていました。特に「スーパーロボット大戦シリーズ(スパロボ)」は1ステージをクリアするのに2〜3時間かかるのが70ステージくらいあったんで、本当に一日中、夜から明け方までやって、空が白んでくるころにコンビニに行ってパンなどを買い、またちょっとやってから寝て、昼過ぎに起きてゲームして、おやつを買ってゲームして、晩ご飯を食べてゲームして、という生活をしていました。

なんか引きこもりみたいですがそうではなく、とても充実した生活でした。ときに虚しいなと感じることはあっても、でもすぐに稽古がまた始まって現実世界に戻れることが分かっていたから、ひたすらロケットパンチやらビームライフルやらを敵に当てていく行為を繰り返すだけのこのゲームに延々時間を費やしている無駄感も含めてすごく充実した気分でいたのだと思います。

そう思えるのはやはり、今の僕にはあのときのダラダラした生活が本当に羨ましく映るからです。時間と体力だけが有り余っている状況を、ダラダラと無駄なことで消費するあの時間は、なんと贅沢で、そしてもう二度と手に入らないだろうと思うと、本当に切ない気持ちになります。あー、もう一度スパロボをやってみたい。あの武器を選択して当てる行為を何百回も繰り返すだけのゲームを思いっきり、何日間もかけて集中してやりたいのです。

今、10年間勤続した社員に与えられるリフレッシュ休暇という長期休暇の権利を得ているのですが、これをスパロボに全て費やすことができたら、僕は本当にロックンローラーになれると思っています。


Posted by 堀田 on 8月 6th, 2015 :: Filed under 英雄

光景

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写真は関係ありません。

明日から一泊で研修があるけれども、基本的にはようやく少し落ち着いた。
やっと自分のことができる。

前にどこかで書いたかもしれないけど、去年、近所の喫茶店によく通っていた。
そこの店員さんを気に入っていたというか、ぶっちゃけ、映画に出てもらいたいと考えていたからだ。
若かりし頃の遠山景織子みたいな、今時珍しい、薄幸そうで透明感のある美人さんだった。

ある日、僕がいつものようにその喫茶店に行くと、その店員さんが私服姿でカウンターに座っていた。
そこの喫茶店では、バイト終わりや休みの日に、店員さんがカウンターでコーヒーを一杯、店長からおごってもらう風習があった。
「今日はもう終わりなのかな。」
そんなことを考えながら、僕はカウンターの向かいの四人席に座り、おもむろに脚本を書き始めた。

だいたい15分くらい経った時だった。
カウンターからうっすら「じゃあ、帰ります」みたいな声が聞こえた。
店の奥から店長が「はい、お疲れ様ー」と返した。
僕は、パソコンからカウンターへと目を移した。
カウンターに座る、店員さんの後ろ姿が見える。
店員さんはコーヒーを飲み干すと、荷物を持ち、すっと立ち上がった。
そして、ゆっくり振り返ると、すっと一回、店内を見回した。

なんだか僕には、店員さんのその姿がスローモーションで見えたように思えた。
その光景は、僕がこれまでに見た、どんなものよりも美しい光景だった。
僕は思った。
「ああ、この人は今日、この店をやめてしまうんだ。」

それから何回かあの喫茶店に行ったけれども、やっぱりあの店員さんはいなかった。
代わりの店員としては、なんか明るいAKBみたいな女の子が入った。

僕は、あんな光景を撮りたいといつも考えている。
あれこそが映画なのだと、僕は信じている。


Posted by 北川 on 8月 4th, 2015 :: Filed under 日常

ウルフェス

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今年もウルフェスに行ってきました。

ここ数年、毎年ウルフェスに行っていまして、今日も行ってきました。いつもテーマに沿った展示を見て、そのあとライブステージを見て、ウルトラアイスを食べて、ウルトラマンと写真を撮って帰るというコースですが、内容もさることながら、ライブステージで熱狂する子供たちを見るのも楽しみの一つです。

だいたいライブステージ(ヒーローショー)のフォーマットは決まっていて、最初に仲が良かった宇宙人とウルトラマンらが、悪い宇宙人によって引き裂かれ、闘い合うものの、最後は子供たちの応援を受けて、悪を倒す。という感じなんですが、とにかく子供たちが全力で「がんばれーーーーっ!!」とかけ声を掛けている姿がかわいくて仕方ない上に、最近ではちょっと涙を流しそうになります。お前らなんて純粋なんだと。

疑うとか信じるとか、そういうのじゃなくてとにかく目の前のものに夢中になってる感じがすごく美しい。僕がもしウルトラマンの中に入っている役者だったら、あまりの感動にテンション上がって怪獣どもをマジ殴りしてしまいそうなほど、キラッキラした声援で、本当に心が洗われます。いやー子供の声援が奇跡を起こすってのはあながちない話じゃないなと思いました。

ちなみに毎年、ランダムに現れるウルトラマンと一緒に写真が撮れるコーナー(有料)があるのですが、夕方にもなると子供たちも一巡していて撮影希望者が少なく、結構ウルトラマンが暇してコーナー付近でウロウロしていたりします。僕も昭和のウルトラ兄弟のどれかと撮りたかったのだけど、ウルトラマンダイナしかおらず、ダイナも一緒に撮ってくれる人が居なくてかわいそうだったので、まあ今年はダイナでいいかと思って一緒に撮りました。

そうしたら暇だからか、現像コーナーにまで立ち寄ってくれて一緒に写り具合を確認し(親指立ててグッ!ってしてくれた)、帰りも手を振ってくれた上、さらに角を曲がるまでずっと見送っててくれました。そういう心温まる出会いもあるので、ウルフェスは好きです。


Posted by 堀田 on 8月 3rd, 2015 :: Filed under 日常