とくお組モブログ
いつも手元にとくお組

口唇

♪謎に迫る

最近、寝る前のダラダラする時間帯に新旧のMVが流れる番組をなんとなく観ているのですが、最近の音楽がもう全然わからなくなってきていて、老け込んでしまったなと残念な気持ちになります。昔の感受性豊かな時期と違って、新しいものが受け入れにくくなっていて、そこいくとGLAYが流れてくると非常に落ち着きます。

GLAYは当時好き好んで聴いていたわけではないのですが、最近の曲はもう単純に知らな過ぎて、韓国なのか日本なのか、同じグループなのか別なのか、4人なのか8人なのか全然わからないし、あと単純にリズムも取りにくいというか、歌詞も男性グループの場合はだいたい「俺は飼い慣らされない」みたいなことなんですが、速すぎて脳が追いつかない感じで、ああ自分老けてる!と実感します。

もちろん中には「お、洒落てるな」みたいなのもあるわけですが、だいたいアーティスト名なのか曲名なのかすら判別付かないので結局いつまで経っても新しいのが覚えられないです。なんか全然知り合いのいないパーティに行ってる感覚で、なので、たまにGLAYが出てくると、久しぶりー!!みたいな気分になるわけです。

でも先日も飲み会で、あるおじさんが当時GLAYのライブに行った話が出た際に「駐車場のやつですか?」と聞いたら若い女子が「え、駐車場!?」と、どうやらタイムズみたいな隙間パーキングと思ったみたいで、それこそ現代の若者はGLAYをあまり知らないので、まぁ時代とはそういうものかと、無理せずに時の流れに身を任せようと思いました。

ちなみに、少し前に流行った「うっせぇわ」も、もう完全に言われてる側の気持ちになってしまうので、ちゃんと聞いたことないけどすごく苦手で、特にあれ以来、若者の曲と意図的に距離を置いているので、そういう意味ではあの曲の罪は大きいと思っています。


Posted by 堀田 on 6月 15th, 2025 :: Filed under 日常

ハトヤ

伊東に行くなら。

先月は忙しくしていましたが、GWはハトヤに行ってきました。GW直前になって何も予定がなく、ハトヤならデカいし空いてるのではと思ったら本当に空いていたので、昔からCMソングで慣れ親しんだハトヤにいよいよ行ってみることに。CMの刷り込み効果は偉大です。

行ってみると予想通りの「昭和の古い大型ホテル」で、とにかくそのまんま、デカくてレトロでボロいです。施設内を巡ると、昭和の社員旅行や親戚一同の家族旅行を想定した大容量で、宴会場の数も多いし、カラオケルームやスナックなどの遊興施設が充実し、とにかく広大なのですが、今となっては「広すぎる」という感じで、途中から「完全な闇」となっているゾーンもあるほど。

※先が見えないほど広い。

食事もシアター会場と名の付く大広間で、あの9マスに区切られたお皿でバイキング形式なのですが、大きなステージや照明器具などが残っていて、かつてここで華やかなショーやパーティーが催され、大変賑わったのだろうと思わせる哀愁感に満ちています。

※巨大シアター会場。

多分そんな昭和の香りが売りなのは間違いないけれど、狙っているというより、そうせざるを得ない感じで、もう広すぎて、単純にメンテナンスができなくてそのままになっているだけな感じがします。廊下は雨漏りするし、お風呂の壁も応急処置感があるし、吊り下げ音響装置も埃被ったままだし、「昭和のまま現役で稼働しているだけです」という感じです。

これをレトロに全振りして、「昭和を再現する」感じにしてしまうと、違うんだよなぁ感があるので、今はただ使えるものは使い、使えなくなったら残置して、ゆっくり時間をかけて遺跡みたいになっていくのがいいような気がしました。受付の人も微妙な昭和感があってよかったです。


Posted by 堀田 on 6月 1st, 2025 :: Filed under 日常