とくお組モブログ
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暗黙のルール

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暗黙のルール内で権威を振るう人が嫌いです。

テレビを見ていたら、とある女性が、婚活における「暗黙のルール」を知らない男性に対し、ああだこうだと批判して偉そうにしているのを見ていたのですが、「そんなんだからお前は」とつい言いそうになってしまうのを堪えてチャンネルを変えました。

暗黙のルールを振りかざして偉そうにモノを言うなら、いやそれは明文化しろよって話です。あくまでそれは非公式/非認定のルールなので、別に従う必要もないし、誰に否定されるいわれもないです。そういう暗黙のルールを振りかざす人は、だいたいそのルールが自分にとって都合の良いもの、居心地のいいもので、でもそれは真正面から問われると都合が悪いので、「そういうものだから」と理屈をすっ飛ばした暴論を言ってるだけだと思います。

そういう人は会社にも、学校にも、家庭にもいて、つまり小さいコミュニティにおいて上位にいる人、上司や先輩、親だったりが、下の人に理不尽を押し付けたり、自らの権威を保とうとしたときに「暗黙のルール」とか言ってるように思えます。でもそんな明文化された文書は当然どこにもなく、真正面から社内規定や校則、または法律に照らしてみれば、完全に否定できるものです。

民主主義の精神として、何人も平等であり、誰からも自由を侵害されないというものがあり、それは憲法にも明文化されているもので、つまり小さなコミュニティの理不尽なルールはその上位概念である憲法に照らせば絶対に打ち倒せるはずなので、民主主義というものは単なる政治システムの一つといった狭義の意味ではなく、社会の根底に流れる共通のルールであるという広義の意味で、もっと学校で教えてほしい思います。

特に新人とか若い子は、明文化されていない理不尽なルールを暗黙のルールと称して都合よく押しつけられたり、妙にマウント取られたりしたときに、そう言うものなのかな、私が悪いのかな、と無理に納得させられてしまうので、それはおかしいと反論できるようにするためにも、プログラミングやダンスもいいけど、もっと民主主義についても深掘りして教えてほしいです。


Posted by 堀田 on 1月 7th, 2023 :: Filed under 日常

円安

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テレワーク環境です。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。前にもブログでウルトラ怪獣のフィギュアを集めてると書きましたが、ここに写ってるのは一部で、まだこの倍以上あります。この写真を撮ったのは春くらいなので、月12体ペースで増える怪獣たちは今はもっとたくさんいるはずですが、結果、2022年はほとんど増えませんでした。円安の影響です。

この怪獣を作ってる工場は主に中国とバングラデシュで、さらに僕の集めてるシリーズはマイナー怪獣すぎて国内限定販売なので、つまり海外で作ったものを日本で売るのは採算が悪いのだと思われ、全然新作が発売されないのです。しかもこのメーカーは他に海外販売向けのフィギュアも作ってるので、どうせなら国内向けのウルトラ怪獣ではなく、海外向けのクリーチャーを作る方が儲かるわけで、円安になってから予定されていた怪獣たちのリリースもピタリと止まってしまったのです。

儲かってもらわないと続けてもらえないし、つまり今は時期が悪いということで我慢するしかないのですが、こんなに楽しみにしていたものがなくなってしまうと人生に張りがなくなるものかと感じるほど、仕事にも身が入らず、何をしててもふと、ああしばらく怪獣出てこないんだよなぁとションボリしてしまっています。これまでは、次の怪獣はなんだろうとか、こいつはマイナーすぎて無理だろうとか、怪獣図鑑を夜な夜な眺めては空想していたのに、なんだか寂しい限りです。

そんなふうに、まさか円安がこんなにも自分の生活に影響してくるとは思いもよりませんでしたし、さらに中国でゼロコロナ政策の緩和で感染拡大なんてしてくると、また中国の工場が閉鎖されてしまうのでは、と心配になったり、世界経済・世界情勢と僕の趣味が密接に関わっていて、グローバリズムの波を今更ながらに感じます。今年は早く円安やコロナが落ち着いて、怪獣が安定供給されることを願っています。お金ならいくらでも出しますので。


Posted by 堀田 on 1月 2nd, 2023 :: Filed under 日常