オリンピックなどの一発勝負で、予想外に勝ったり負けたりしているのを見ると、どの世界でも通じることだよなあと感慨深くなる。
結局、合格ラインの120パーセントとか150パーセントの実力を持っていて、当日の勝負で20〜50パーセントの力が落ちてしまっても、まだ100パーセントだ、という状態でないと確実に勝つということは難しいんだと思う。もちろん、本番で異様な力を発揮する、なんて人もいると思うけど、自分は幸運なことにあまり変わらなかったけど、周りの落ち幅が大きかったので浮上した、というパターンも多いのではないかと思う。
この勝負の世界は受験でも社会人のプレゼンでもクリエイティブ分野の評価も同じで、「まあ、いけるかな」ではなく「圧倒的だ」というレベルにまで到達していなければならないのだと強く思う。
ぼくも自分の人生を振り返ってみると「負け」がほとんどで、その都度、自分は本番に弱いんだと慰めてきたけれど、それってまあ実力通りというか、120パーセントの力を持っていなかった自分が悪いんですよね。
今や燃えプロでもコンピューター相手に負けることはほとんど無くなったけど、それってもうぼくが300パーセントぐらいの実力を持っているからなんですよ。しょうもない話で申し訳ないですが。
Posted by 徳尾 on 7月 31st, 2012 :: Filed under
日常
先日、かなり酔って以来、精神的に参っていたのですが、ようやく回復しました。
最近は、あいた時間でちょこちょこ映画を見ている。
といっても、昔ほどは見れていないのだけど。
劇場でやってるやつもへルタースケルターと苦役列車は見に行った。
役者さんが非常に頑張っていた。
特に苦役列車の森山未來はとてもよかったなー。
苦役列車の監督は山下監督という僕が好きな監督の一人で、年々腕あげてると思うけども、なんかやっぱ、個人的には昔の方が好きだったな。
天然コケッコーとリンダリンダリンダが好きという人をけっこう見るけど、僕はリンダリンダリンダはかなり好きな映画の一つだけど、天然コケッコーはあんまり好きじゃない映画の一つね。
僕の中ではあの二つは似て非なるものなんだよな。
見てない人はわからないかもしれないけど、リンダリンダリンダで夢見てるシーンがあって、そこ僕は好きじゃないのね。
で、天然コケッコーでもそうだし、苦役列車なんかもそうなんだけど、そのリンダリンダリンダにおける夢のシーンみたいな感覚を、すごく強烈に感じさせられるところがあるんだよな。
あれが嫌なんだよな。
山下監督の良さってああいうところにあるんじゃないと思うんだね。
なんかああいうのって、腕つけてたり、イマジネーションあふれてるみたいに見えて、実のところむしろ逆に安っぽく見えるっていうか、なんだろう、ぶっちゃけ、すごい安易というか簡単な発想に思えるんだよなー。
でもまあ、僕の方が間違ってるんだろうな。
あんなのじゃあ人は騙せないんだと僕は思うけど、そんなん言ってたら何にも撮らせてもらえないからなー。
Posted by 北川 on 7月 31st, 2012 :: Filed under
日常
ひとりお茶をしていまして。
昼間稽古にいく前に、ちょっとは休日らしいことをしようとスタバで本を読むことにした。
そしたら隣にテニサー風の大学生の男女(男が先輩)が来て、ずっとトークをしているのだが、この男のトークがとにかくつまらない。
オリンピックの話だの、サークルの一年生の話だの、当たり障りのないことをおもしろげに話しているのを聞いていたら途中でムカムカして来て全然本が読めない。
野球に例えると、ずっとボールばっかりで全然ストライクが入らない試合を延々見続けている感じ。まじめにやれと。
女子のほうも、楽しそうではないものの、それが普通なのか特に疑問も持っていなさそう。でも楽しそうかと言われると決して楽しくなさそう。
彼女は自分が不幸であることに気がついておらぬのだ。
偉そうなこと言ってますけど、いや、本当につまんなかったんスよ。
Posted by 堀田 on 7月 29th, 2012 :: Filed under
日常
稽古後に呑んだ。
真面目に演劇について話したり、下ネタでゲラゲラしたり。
昔から、これって変わらない。
何歳になっても、同じ道を歩んでる仲間や先輩後輩がいて、それぞれの悩みがあって、それを肴に飲んで。
これって人類の歴史と同じだな。
ぼくが生きるであろう100年間、ぼくの先祖が生きた100年間はたぶん、こんな楽しい時間があるんだろうな。
ぼくの子孫もその時の仲間と同じように最高の時間を過ごすんだろうなあ。
つか、楽しいと思ったもん勝ちだな。
Posted by 柴田 on 7月 29th, 2012 :: Filed under
日常
金曜日に絡まれる。
昨日、会社帰りに後輩くんと歩いていたら、突然変な若い兄ちゃんに「オイ」と言われて絡まれ始めた。
「お前、俺のことで鼻すすったろ?」
「え、すすってないっすよ」
「お前オレのこと知ってんのか?」
「知らないですよ」
「お前鼻すすったろ?」
「すすってないですって、なんですか」
「お前は、オレのこと、知ってん(のか)」
「だ、知らないですって、なんですか」
「・・・・」
「・・・・」
みたいな睨み合いになって、彼は去って行った。
なんで鼻すすったくらいで怒られるのかなあと思って帰り道に考えていたら
「話してたろ」を聞き間違えたのではという気がして来た。
なるほど、それで「オレのこと知ってんのか」か。
Posted by 堀田 on 7月 28th, 2012 :: Filed under
日常
一昨日、ここ数年間で最もといってくらいに酔った。
そのせいで、昨日は体も心も最悪で最低の状態で過ごした。
何度も激しい自己嫌悪にも襲われた。
だから、もう金輪際、酒で酔うことはしないと決めた。
酔いそうになったら、寝るか帰る。
ノリが悪いと言われてもかまわない。
結果的にはそっちの方が変なことにならない。
だからもう、僕はそう決めた。
そう決めたんだ。
Posted by 北川 on 7月 28th, 2012 :: Filed under
日常
テレビでオリンピックのサッカーを見て、うなぎを食うという、すごく一般的な過ごし方をした。
過去にうますぎて記憶に残っているうなぎが二つあって、ひとつは小学生くらいのときに世田谷の祖母の家の近くで買いに行かされたうなぎ。もうひとつは、とある会社の内定をもらったときに、人事の人に連れて行ってもらった大手町のうなぎ。
意外に浜松で食べたうなぎは、店があんまりよくなかったのか、普通だったんだよな。またいつか、記憶に残るうなぎを食べたい。
Posted by 徳尾 on 7月 28th, 2012 :: Filed under
日常
もともとはfinal cutというので編集していたのだけど、色々都合が悪くなったので、media composerというのに最近変えていた。
しかし、これがほんとちょっと何か動かせばパソコンが止まるみたいな状況になって使いものにならなくて、ほんとハゲそうだったので、今日、premiereに変えた。
学生の頃、学校のパソコンとかでpremiere使っていたから今更premiereかよ、みたいに思っていたのだけど、これまじやばいな。
超使いやすい。
感動した。
編集データを移すのがうまくいかなくて、たぶん三日くらいかかるけど、それでもこっちの方が遥かにいい。
結果的にけっこうな金額と時間をドブに捨ててしまったけど、まあ仕方ない。
いやー、Adobeほんと最高だね!
もし編集したりすることがある人は、ぜひAdobeの使ってみてね!
Posted by 北川 on 7月 26th, 2012 :: Filed under
日常
一般的に、直接的な表現ってのは作り手側からするとかっこ悪いってところがあって、いわゆるレトリックであるとか、説明的な表現を避けるであるとか、まあそういった方法を用いて表現をするわけだけれども、それって実際いかがなもんなんだろう、とけっこう思う。
見事なまでに間接的に何かが表現された時、人は一番感動するんだ、とかよく言われるんだけども、意外とそんなことないんじゃないかな。
人が一番感動するのは、なんかそのものというか、まんまのものを、直接的に見せられた時なんじゃないか。
だって、こわい体験とか、人から間接的な方法で聞くより、直接的にそれを見た方がこわいだろう。
おもしろい体験だってそうだし。
まあ、語り手の腕が受け手の感受性を上回ってたら、人から聞いた方がよい結果が出ると思うけど、普通に考えて、直で見せられるものにはなかなか勝てないよね。
あと、例えば説明的な台詞とかをうまいことまぶしたりしている時とか、婉曲的な表現使って何か避けたりしている時って、なんかすごく恥ずかしいというか、小賢しい真似しやがってじゃないんだけど、すさまじくむなしい気持ちになってくるんだよね。
いや、その技にこそ、作り手の腕が出るってことはわかっているし、そんなこといってたら、じゃああなた何をつくろうってのってなったら何も言えないんだけどね。
でもなんかそれはいつも思うんだよな。
実際、まあこれは僕の場合だけど、もう直接的にいっちまえみたいなものの方が、好ましい結果が出ること多い気がするし。
まあそれはつまり、僕に腕がないってことなんだろうけど。
Posted by 北川 on 7月 25th, 2012 :: Filed under
日常
久々に家の前の通りのゴミを拾った。
袋一つがいっぱいになった。
特に多いのはやっぱりタバコ。
皆さんも、夏休みにゴミを拾って自分の街を綺麗にしませんか?
なんか気分転換になりますよー。
一仕事後のビールは格別なり。
Posted by 柴田 on 7月 24th, 2012 :: Filed under
日常
最近は密教美術について研究し始めている。
写真見てもわかるけども、基本的にこの手の美術ってかなり狂っているよね。
僕もよくあいつはおかしいとか言われたものだけれども、ちょっと比にならないね。
ほんとまあ、身近にこんな狂ったものがあったのね、という感じだ。
しかしまあ、僕は大学では美学美術史学専攻だったけれども、やっぱ美術って、西洋美術の方がかっこいいよね。
そこのところの感覚だけは、何が何でも失っちゃあいけないね。
ほんと気を付けて生きていかないとなー。
Posted by 北川 on 7月 24th, 2012 :: Filed under
日常
人の夢の話なんて聞いても面白くないのは百も承知なんだけど。
なんか僕は野球部のユニフォームを着て、四つんばいで歩くトレーニングみたいなのをしてたんですね。そこに、「うわーい」みたいな感じで上に被さって乗ってきたチームメイトがいて、まあ、そこでもちょっとイラッと来たんだけど、「降りろよ」って言ってる最中に、さらに後ろから広沢先輩(たぶんヤクルトの広沢がモデル)が、僕の股間をコチョコチョしてきたわけです。それでも、先輩に「やめろ!」と言うわけにはいかないんで、とりあえず上に乗ってるチームメイトに「お前、いいから、降りろ!」と言うわけです。でも「うわーい」みたいな感じで降りない。依然、ぼくは股間をコチョコチョされてる。しんどいし、くすぐったい。そしてイライラする。
ようやく広沢先輩がどこかに行って、チームメイトも僕から降りた。そこでぼくがもうプッツーンと来て、「おまえ降りろ言うたやろがあぁああ!!!」と思い切り跳び蹴りをするという夢でした。バカに乗られたまま、権力者に恥をかかされるというのはかなりイライラ度の高いプレイだと思いました。
たまにその興奮のまま、心臓がバクバクしたまま目が覚めることがありますね。今日がそれでした。よい一日を!
Posted by 徳尾 on 7月 23rd, 2012 :: Filed under
日常
鉛筆をトキントキンにする。
という表現は名古屋弁らしい。トキントキンにするというのは、鉛筆を削って芯をピンピンにする(トキントキンにする)ことを指す。僕も名古屋の出身なので、これは全国区だと思っていたのだが、最近違うということを知った。
他にも自転車のことをケッタマシーンと言ったりするのが有名だが、どちらも名古屋弁の中ではかなりいい方の表現だと思う。
ちなみにトキントキンにするは鉛筆以外には使わないかなり用途が限定された表現だ。二回言うのがいい。
Posted by 堀田 on 7月 23rd, 2012 :: Filed under
日常
そろそろオリンピックが始まるのでしょうか。僕はあまりスポーツをする方でも観る方でもないんだけど、オリンピックの国際表示(デザインとかフォントとかアナウンスとか)を見ながら、国際的なイベントの雰囲気を感じるのは好きだ。試合と試合の合間の時間とか、選手がゆっくり準備してる感じの時間とか。
正直、スポーツそのものは日本があまり強くないせいもあるし、陸上の予選とかちょっと意味のわからないものも多いので、そんなに詳しくは見ていない。室伏選手が投げた後にどんだけしゃべってるかっていうのには興味がある。
あとは開会式とか、自分だったらどういう演出をするだろうか、なんてことを考えたりしながら見ますよ。
Posted by 徳尾 on 7月 23rd, 2012 :: Filed under
日常
なんか中学生みたいな話だけども、最近、あらゆる物事に対して、「それにどれほどの意味があるのだ」みたいな気持ちになる。
例えば、うまいものを食べたい、と思う。
と、次の瞬間に思う。
うまいものを食べたとして、何の意味があるというのだ。
もういいや、食べなくて。
そんな感じのが、ありとあらゆる瞬間に訪れる。
とはいえ、堕ちていくのは嫌だからやるべきことはきっちりやっているのだけどね、なんか何もなしてはいないのに、消化試合みたいな感じになっていて、ほんとよくないな。
なんだかな。
Posted by 北川 on 7月 22nd, 2012 :: Filed under
日常
携帯電話の調子が悪い。
最近、やたらメーラーの動作が遅くて強制終了になったり、電源が切れた後の復旧後のメール受信がやたら遅かったりしていたのだが、ついに今日、大量の迷惑メールがくるようになって、一日中狂ったように迷惑メールを受信し続けていた。
先ほどフィルターの設定をしたら止まったけど、いったいあの迷惑メールというのは何が目的なんだろうか。「セックスが確定しました」とかそんなので引っかかる訳がない。「デブなんで抱いてください」とかもある。なによそれ。
ただ「auから迷惑メールに関するお知らせ」はちょっと引っかかりそうになった。
Posted by 堀田 on 7月 21st, 2012 :: Filed under
日常
パッチギ!を見たことがなくて、Huluで見た。なんというか、題材としては割といいと思うんだけど、いちいちリアクションの演出が漫画的で(殴られたらホゲェ!みたいな顔をするということ)、自分的には好みじゃなかったのです。なんで殴り合ってるのかちょっとよく分からないところもあるし。でも、沢尻エリカがすごくかわいらしく撮れているとか、棺桶を縦にしないと狭くて家に入らないとか、そういうところは良かったですね。
で、まあ辛抱強く最後まで観ていたのだけど、主演の男の子が、うーん、なんだろうな、どこかで見たことあるなとは思ってたんだけど、エンドロールで一発目に「塩谷瞬」と出てきて、「おまえかーーー!!!」と笑ってしまった。
Posted by 徳尾 on 7月 20th, 2012 :: Filed under
日常
作品とか企画とか脚本とかを出す機会というのは時々あるけれども、割とこういうのって、出す前からけっこう結果がわかっている。
出来レースとかそういうことじゃなくて、自分の中で、明確に「これはいける!」みたいに感じているものはたいていうまくいくし、「きっと大丈夫だ、いや、微妙か、いやいや、大丈夫なはずだ、不安になるな!」みたいなやつはたいていうまくいかない。
「これくそだわ…」みたいなものは論外ね。
で、まあ、こりゃだめだとか思っててもどこか期待しちゃうのが人情ってもんだから、うまくいかなかったらそれなりに凹むんだけども、むしろここで、「まじでいけると思ってたのに!」みたいになるとやばい。
なぜならそれって、正しい方向を理解していないってことだから、次も同じミスしちゃうからね。
で、じゃあ毎回「これは間違いない!」って思うもの出せばいいんだねって話になるけども、まあそうはうまくいかないよね。
だって、そんな毎回いい考えってやつは出てこないよね、人間だから。
別に僕自身がなんかうまくいかなかったとかそういうわけじゃないし、他意はないのだけども、なんか今日そう思った。
なんか、「まさか北川、何かうまくいったのか?もしくは何かミスったのか?」とか思われてしまうようなこととか書いてしまうことが時々あるけれども、ほぼ毎日書いてるとネタがないからね。
基本的に、ほんと僕の日常とかプライベートとかとは何の因果関係も持たない、ふっとただ適当に思ったことを無理矢理ネタにしてでかく書いてるだけなのでね。
笑いがないから冗談ってわけじゃないんだけど、まあなんていうか、要はだいたい本気の話じゃないです。
Posted by 北川 on 7月 20th, 2012 :: Filed under
日常
昨日は近所のスーパー銭湯に行き、風呂上りにビールのジョッキ大をスカーっと飲み、帰宅後、あまりの暑さにエヌ氏の晩餐会を見ながら第三のビール2缶をサラーっと飲み、でもなんかdvdがエラーで止まっちゃって、まだ22時くらいだったのでTSUTAYAに行ってモテキを借りて、ケラケラ笑いながら冷蔵庫にある残り3缶をキッチリ飲んで、テンション上がってしまったので、ナツメロをイヤホンでガンガン聴いて、気づいたら4時だった。久々に一人祭りをした。一人祭り、超楽しいなー。でも、友達がいるともっと楽しいんだろうなあ。近所で飲み友達作るかな。
Posted by 柴田 on 7月 18th, 2012 :: Filed under
日常
15日~20日まで、「常夏の星」の先行発売をやっています。まあ、ここ最近は先行発売の特典として上演台本をプレゼント、ということをやっているのですが、これは前にも書いたかな、書いてないかどうか分からないんだけど、
ぼくは昔キャプテン翼の漫画を見ながら、その回のアニメを見るという体験が非常に面白くて、きっと「戯曲を見ながら芝居を観る」というのも面白いんじゃないかなと思っているのでした。
雲をつかむような冒険、から台本をプレゼントし始めたと思うので、DVDと一緒に見ると、「あいつは台詞どおりちゃんとやってるな」とか「鈴木さん適当だな」とか、そういうのが分かるわけです。それがね、意外に面白いんです。
なんかDVDの宣伝をしてるようで恥ずかしくなってきましたが、違います、先行発売のお知らせでした。先行発売のご案内はDMやメルマガで行っていますので、メルマガは20日までにお申し込みいただけるとご案内いたします。
http://www.tokuo-gumi.com/contact_magazine.html
よろしくお願いします。
Posted by 徳尾 on 7月 18th, 2012 :: Filed under
日常,
演劇