とくお組モブログ
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育成

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育成も給料のうち。

世の中たくさんの育成本が出ていて、人それぞれの育成論があって、これを語り出すと偉そうな感じがして若干ダサいですが、何度かトレーナーなどをやるうちに、そもそも育成する気がなかったり、育成という意識の低い先輩に当たってしまった若手は不幸だと思うようになり、自分なりに色々考えるようになりました。

人によりますが、あなたの成長のために必要だからと、難しい案件を任せようとしても、本人としては自身の成長を全面に出されてもありがた迷惑というか、別に偉くなりたい訳ではないし、むしろ難しい案件なら最初からやらずにもっと他のことやったほうが効率いいじゃん、といった思考の子もいて、つまり無駄を嫌っているわけですが、そんなことではいつまで経っても力はつかないので、成長することの意義を改めて説こうとしても、本人が「成長」をちょっとスカして見ているので、この論法ではあまり響かないことがままあります。

先日もある新規案件に消極的な若手女子に対し、どうにかやる気を出してもらえないかと、電車の中や風呂などであれこれ考え、「こないだ風呂で考えたんだけどさ」と言いながら根気強く会話をするのですが、

むしろ会社としては定年まで雇うわけだから、あなたに成長してもらう前提で採用してるし、あなたも面接で成長したいです的なことを言ってるわけだから、別に成長しなくていいですというのはお門違いであり、成長するのも給料のうちだから、この案件はあなたがやるべき、という風に、きっぱりと成長は義務として課してしまったほうが、頭のいい子ほどすんなり受け入れてくれるので、皆さんもよろしければ使ってみてください。もちろん根底に愛情があることはなんとなく伝える必要がありますが。

ただ失敗したのは、愛情を伝えようとしたが故に、風呂入りながら考えたんだけど、などと言ってしまい、36歳のおじさんが裸で若い女子のことを考えてたなんて、正直かなり気持ち悪いと思われただろうなと思います。


Posted by 堀田 on 3月 24th, 2018 :: Filed under 仕事

和歌山

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和歌山に行ってきました。

先日、妻と二人でお刺身とパンダやラッコを目当てに白浜に行ってきました。るるぶ曰く、白浜では選んだ魚を目の前で刺身にしてくれ、シラスも取り放題の店があるとのことで楽しみにしていたのですが、実際にはもう既に魚は刺身になっており、店のおばちゃんに、刺身にしてもらえると聞いたんですが、と質問しても、「?」という顔をされて「刺身にはしない。刺身になってるから」と答えられたり、シラスの取り放題など全くなかったかのようにどこにもそんな表記もコーナーもなかったりと、腑に落ちない点が多かったものの、刺身自体はやはり美味しく、結果的には満足できました。

またアドベンチャーワールドではイルカショーがあり、賢いイルカちゃんの多彩な芸を期待していたのですが、冒頭、「心に傷を負った少女」らしき女性が登場し、イルカと共に飼育員の精みたいなのも出てきて、”あなたもやってごらん!”  “私にはできない!”みたいなパントマイムが始まり、ええっ!そっちの方向なの?とビックリしました。

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※傷ついた少女と飼育員の精

まぁストーリー仕立てなのはいいんですが、そのストーリーにイルカがほぼ絡んでなく、少女の感情に合わせてバシャー!!と飛び出てきたりするだけで、音楽や照明と同じく演出の一部になっちゃってて、イルカが盛り上がりの沸点にならず、リアクションしづらいというか、正直「さぁー、シロイルカのトム君、苦手な大ジャンプにトライです!」「せいこーう!拍手ー!」みたいなのの方がいいのに、なんか方向間違えちゃってるなぁと感じました。

あと主役の子はやっぱりちょっと可愛い感じの子だったりするので、純粋な気持ちで飼育員になりたかったのに、なんかギスギスした妬み・そねみなどもありそうで嫌だなぁと思いました。つまりイルカを主役にしてほしい。

その点、ラッコは飼育員のお姉さんとコンビネーションハイタッチを見せつけるなど、可愛いラッコちゃんが主役で妬みもそねみもなく、とても楽しかったです。次は鳥羽水族館にラッコを見に行こうと思います。


Posted by 堀田 on 3月 18th, 2018 :: Filed under 日常

運命

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運命について。

妻の勤務先は、古くて伝統的な会社なのですが、そのためか今時めずらしいほど男尊女卑というか、役割や組織の別ではなく、女性だからという理由で会議に召集されなかったり、飲み会に誘われなかったりするそうで、妻はそういう悪しき文化を将来の後輩たちのためにも普通の文化に正していくという要らぬ苦労を背負わされてしまったなぁと感じます。

そういう意味では、妻がトレーナーをしている後輩男子くんは、体育会系の純粋ないいやつだがキャパシティの小ささが難点、という青年のようなのですが、いずれにせよ新しい人間なので、悪しき文化を正していくための貴重な戦力であり、また体育会系ゆえに古い慣習を素直に継承してしまう危険性もはらんでいるわけです。

ですが、先日そのテンパり屋の青年が、体育会系にも関わらず、妻を庇って「いや、それはおかしいですよ!」と先輩であるおじさん社員に噛み付いてくれたらしく、それを聞いて、彼とは面識もありませんが、アイツがそんなに立派なことを…と涙が出そうになりました。

小学生の頃、仲良しグループの一人がひょんなことで仲間内からイジメられ始め、それを止められる立場にいたのは僕だけだったのに何もできなかったことを今でも悔いているのですが、つまり自分の意志とは関係なく「正しいこと・やるべきことをやれる立場にいるのが自分しかいない」という状況に気づいてしまったら、それはもう運命であり、それを受け入れて「やるか」と決めたらそれは使命となって、自分や誰かにとって大きな意味を持つので、たとえ面倒でも運命を感じたらやるべきなのだと思います。

多分その後輩男子くんは、そんな運命に気づいていないと思いますが、今お前にしかできないことがあるんだぞ!その純粋さで世の中を変えるんだ!という願いを込め、唐突に妻を経由して彼に500円あげました。頼むぞ佐藤!


Posted by 堀田 on 3月 10th, 2018 :: Filed under 考察

オーストラリア

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もう全員国連とかで働いてほしい。

最近、街中やカフェなどで、あ、この子は帰国子女だろうなとわかるようになってきました。女子に限ったことですが、まぁまぁ可愛くてスタイルも良く、ファッションは少し露出多めの派手めで、タメ語でたくさんしゃべるけど語彙力がない子はだいたい帰国子女です。

実際、会話の中で唐突に英語でしゃべりだしたり、海外にいたころの話が出てきたりして確証を得ます。ちなみにさっきまでカフェで隣にいた女子は、オーストラリアのことをオースと言っていてびっくりしました。

ただ語彙力がないと言っても難しい日本語をあまり使わないだけで、頭は良さそうだし、学歴も実際には良かったりするんだと思いますし、何より自身に満ち溢れていて、同じ日本人とは思えません。もはや同じ日本人ではないのでしょう。

単純に英語がしゃべれるだけならそんなに脅威とも思わないのですが、なんか英語ができるやつは仕事もできるイメージがあって、欧米的な発想で既成概念をバリバリ壊してきそうな勢いを感じ、いったい自分は何で戦えばいいんだと不安になります。今まではおじさんたちの常識に囚われないことを少なからず武器にしていたのに、もはや自分が常識を壊される側にいるような気がして、もっともっと独自性を発揮せねばと焦りを禁じ得ません。

今はとりあえずオーストラリアをオースとか言ってみるなど挙動を不審にしていく方向しか思いつかないのですが、とりあえずおじさんや同世代はもう無視して、若手や帰国子女に負けないように仕事しようと意識を切り替えたいと思います。


Posted by 堀田 on 3月 3rd, 2018 :: Filed under 仕事