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大谷の兄

兄としての振る舞い。

先日、大谷君の兄になる夢を見ました。僕はアメリカにいて、大谷君の車を借りて一人でドライブをした後、彼とカフェで落ち合ったのですが、どうやら気付かぬうちに車を少し擦ったのではという話になり、彼とお抱えのドライバーと3人で駐車場に確かめに行きました。

実際、確かにほんの少し擦っていたのですが、大谷君はお抱えのドライバーと少し話したうえで、「あとは彼と話してくれ」と言って去ろうとするのですが、僕はそのときについ(え、俺が払うの…?)と思ってしまいました。もちろん、現実の僕はちゃんと払いますが、夢の中の僕は大谷君の兄であり、大谷君はもうウン十億円も稼いでるわけだから、こんな傷の修理代なんて(チョットじゃん…)と思ってしまったわけです。

ただ、この僕の卑しい考えを見抜いたのか、その瞬間、彼特有の不道徳者を蔑んだ目で僕を見て、払うとも払わないとも言わず、話はドライバーとしろと言って去っていく姿に、たとえ兄であっても不道徳者は人間として扱ってもらえないという異常なまでの非情さを感じました。

この一回でも信用を失うと一生許されないみたいな潔癖さは、これまで幾人かに裏切られてきたからなのだと思いますし、彼のその不道徳者に対する目は他のどの広告を見てもそんな感じで、数年前に妻と風の強い日に街を歩いていて、カフェの立て看板が倒れていたときに、近くにあったデカい広告の大谷君の目が「直さないんですか」と問うているようで怖くて走って逃げたことがあるほどです。

なんかこう、正しいんだけど、たまにはさ、という人間ならではの甘えやユルさみたいなのを兄として示すつもりで敢えて「ええっ、俺が払うの〜?笑」みたいに言えば良かったなと、起きてから少し後悔しました。多分一生口をきいてくれないと思いますが、まぁ夢だし、夢の中の兄くらいしか言ってやれなかっただろうなと思いました。


Posted by 堀田 on 9月 21st, 2025 :: Filed under 日常
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