とくお組モブログ
いつも手元にとくお組

りんご

北くんの映画「りんご」を観て来た。

僕は映画については素人だけど、ハッキリ言って、6作品の中で「りんご」がダントツに面白かった。面白かった理由というか、その大前提として「内容が理解できる」のは北くんのだけだった。他の作品は正直何をやっているのか、何を表現したいのか、素人の僕にはよくわかりません、という感じ。「りんご」はちゃんとストーリーがしっかりあるし、10分という制約に則ってシンプルだし、その上で内容が濃いから、観ている側としてはストレスなく観れるし、目が離せない。小説でいう読破感みたいなものがあって、「面白かった」と素直に感想が言えるのは北くんのだけだ。

北くんの作品の考え方とかまともに聞いたことないから勝手なこというけど、「りんご」はちゃんと「観客が内容を理解できること」に注意を払っているから、(素人である)僕はすごく好きだ。何を言っているのかわからなくて、「それは観客に委ねる」みたいな作品があったり、著名人のコメントやレビューがあって初めて「そうそう、そんな気がした」みたいに後から意味付けするのとかあるけど、そんなの素人はやってくんないよ?と思う。大多数は「意味分かんなかったね」で終わりであって、あとの講釈なんて知らねえよ、である。分かりやすい作品を作れと言うのではなく、内容を理解できるものを作ってほしい。そこのところ冷静に客観視できてるのかが僕は重要だと思う。内容が理解できた上で、演出だったり、発せられるメッセージだったりの議論や感想が言えるってもんだ。

その点でいうと、パンフレットにあった各作品のレビューにおいても、「りんご」については、誰もが内容を理解できるものであるから、物語や世界観の補足説明でなくて、演出の良かったところなど中心をレビューしているので、非常にレビューとして納得性が高い。他のレビューは、僕みたいな素人からすると「その世界観とか物語の理解って、あなたの勝手な想像で、本当にそうなの?」みたいな疑いが入ってしまう。なんか専門家が小難しいこと言って格好付けてるなあと僕みたいな素人からすると思ってしまうのである。「なに、そこまで深読みして観ないとダメな映画なの?面倒くさいなあ」というのが正直な感想である。

あとザキさんも出ていて、北くんの言葉を借りるなら、久々に「本気で闘う役者の姿を見た」という感じだった。今の僕にはまだあれは出せないなと。あの、空気を「強く纏う」感じ、出せないんだよなあ。また溝を空けられてしまったので、もっと精進せねばならんと思いました。負けていられません。

とにかく贔屓目なしに北くんのが一番面白かったと述べた上で、仲間としての贔屓目で、これがカンヌに行けていないことに非常に不満を抱いているのである。いやー、タイトルの入りとか、風の音とか、そういうのもすごくよくて刺さるものがあったけどなあ。(くどいけど、内容が理解できるから、またその上でいいお話と演出だから、刺さるんだよ!)でも北くんもザキさんも、それぞれの立場で真っ向勝負をしていて、それが清々しかったし、結果、ダントツで面白かったので、いつか絶対カンヌなり何なりに行けると思う。そういう人たちが仲間であることが嬉しくてたまらない。


Posted by 堀田 on 9月 11th, 2013 :: Filed under 映画

反動

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今週の金曜まで、横浜ブルク13で毎晩20時45分から上映されていますので、気が向いたらぜひ、よろしくお願いいたします。
最寄り駅は桜木町、またはみなとみらいです。
昨日は、修行から帰ってきて、直で劇場行って軽く舞台挨拶をしました。
来てくださった方々、ありがとうございました。

上にも書いたけども、昨日、修行から帰ってきた。
なんだかすごく疲れた。
とにかく眠いし、だるいし、なんかほんと何もする気がしない。
身体もまあ疲れているのだけども、それよりなにより、心が疲れた。
疲れたというか、壊れた感覚すらある。
なんか、すべての物事がすごくくだらないものに感じられる。

修行中とか、ほんととにかく延々正座とかでお経唱え続けさせられたりする。
周りの人は若いから、そこで競い合ったり、まあ向上心を持ってそこに臨むわけだ。
僕も、まあそうは思われにくいのだけど、かなり真面目な人間だから、それに触発されて、真剣に修行に取り組むし、やるからには勝つ気でいこうとする。
でも、気を抜いた時とかに、ふっと思う。
「いったい、俺はなにをしてるのだろう…」

映画でも同じことが言える。
自分でいうのもあれなんだけど、ぴあで賞とるのとか、はっきり言って東大入るより難しいことだと思う。
自主では最高峰だし、倍率600倍とかだし、そもそもとった人って30人ちょっとしかいないわけだし。
そういった意味じゃあ、まあ尺度全然違うんだけど、国家一種とか司法試験受かるより難しいんじゃないの。
でもそんなこと、まあまずほとんどの人には伝わらない。
なんなら、ロクに金にもならんことやってみたいな感じとか、有名でもないくせに、みたいな感じでバカにもされる。
年に一、二本しか映画見ないような人たちにネットでボロクソ言われることだってあるし、ただのカメラ好きのような人たちから子供の運動会を撮るためのテクニックのようなアドバイスを受けることだってある。
正直に言って、その辺わからねえのは俺のせいじゃなくてお前が無知なせいだよほんとうるせえな、くだらねえとか思ったりもするけれども、なんか、それと同時に、俺はいったい、何をしているんだろうって気持ちにもなる。

もうそうなるとだめで、飯を食うこと、寝ること、女の尻を追っかけること、もうほんと、あらゆる人間の行為が、しょうもない暇つぶしっていうか、何の意味もないくだらないことに思えてくる。
ほんと今、完全にその状態で、すごく精神の衛生状態が悪い。

それに、寺とかだって、なんか色々言われることあるけども、俺だって別に寺の子に生まれたくて生まれたわけじゃないのよ。
俺から言わせれば、そんならお前生まれてみろやって感じなんだよね。
そりゃ、得してることもたくさんあるだろうし、やらなきゃいいじゃんとか言われるかもしれないけども、やりたいとかそんなこと関係なく、まともな心持ってる人間だったら、なんだかんだであの仕事ちょっとはやらざるを得ないわけだよ。
俺だって、坊主頭なんか、はっきり言ってしたかないよ。
バカにすんだったら、みんな坊主頭にしてみりゃいいし、無意味に一日10時間正座し続けてみりゃいいんだよ。
できやしねえよ、どうせ。
なに偉そうにバカにしてんだよ。
お前、どんだけのことやってんだって感じだし、どうせお前のしてることだってよくよく考えたら寺と同じくらい意味ねえことだよ。
人間の行為なんて、ほとんどがなんの意味もねえくだらねえもんだろ。

それに、1000年以上続いているものを途絶えさせるって、かなりの勇気がいることだろ。
まあ、それは誰も必要となんかしてない、とか言われたらそれまでだけど、それができちゃう人は、むしろちょっと狂ってるし、あまりに自分勝手だと俺は思うね。

ほんと俺からしたら、自分の力で自分の人生決められる人の方がよっぽどうらやましいね。
そういうこと言うと、お前は恵まれてるよ、普通はロクな仕事がないんだとか言う人もいるだろうけど、それはだって、ある程度は自分のせいでもあるでしょう。
俺なんか、寺やんないといけないのはほとんどが自分のせいじゃないから。

いやー、こんな精神状態でこんなこと書いたら、来てくれる人も来てくれなくなっちゃうよ、とは思ったのだけどもね、宣伝はしないといけないんで、書いちまいましたね。
とにかく、すごく大変だったんですよ、修行は。
そんな中でも、ぜひ見に来ていただきたいということで、劇場に向かった僕のこの思い、そこをどうか汲んでやってね、気が向いたらぜひよろしくお願いいたします。
明日か明後日にはまた元気になってるはずなんで、また書きます。
まあ、年に何回かある発作みたいなものですね。
だいたいはすごくまともで真面目なんですが、なんか、反動ですかね、年に何回かおかしくなる時があるんです。
厄介なことですよ、ほんと。
なので、あまり気にしないでください。
実は僕もあまり気にしていないので。


Posted by 北川 on 9月 10th, 2013 :: Filed under 日常

やってはいけない

みなさんもそうだと思うのですが。

絶対にやってはいけないことをやりたくなることがよくある。小学校のときとか朝礼や授業中に奇声を発したくなったりしたのだが、最近は、電車がホームに来るときに線路に飛び込みたくなったり、上司と並んで歩いているときに、ふと手を繋ぎたくなったりする。どっちも絶対にやってはいけない。

念のため言っておくと、別にゲイとかではなくて、「ここで手を繋いだらめっちゃ変な空気になるだろうなあ」と思うと、それをやりたくなってしまうのであって、他にも別に上司の頭をいきなり叩くとかでもいいんだけど、それよりも手を繋ぐほうがもっとまずい空気になるだろうと思ってしまっているだけである。つまり、やってはいけないことの最たるものが手を繋ぐことなだけである。線路に飛び込むのも電車が来ているときにやってはいけないことの最たるものだろう。

逆に、女性と並んで歩いてるときには手を繋ぎたくなるなることはない。それは深層心理で、女性の手をいきなり繋ぐことは僕の中であまりやってはいけないことではないからだと思う。ただ残念ながら、やってはいけないことに分類されていないがために、実際に繋ぎたくなることはないので、奇跡は起きない。哀しいねえ。


Posted by 堀田 on 9月 9th, 2013 :: Filed under 日常

招致レース

いやー東京に決まりましたね。

常々オリンピックに興味はないとか言っておきながら、なんだかんだで気になってきて、最終的には5時まで起きて結果発表を見ていた。なんというか、オリンピックのどの種目よりも招致レースの方が面白い気がする。

発表直前がすごい長くて、お互いの都市のPRビデオを改めて流したり、オリンピック歌を演奏したり、それでは前回のロンドン五輪のときの様子を・・・とか引っ張りに引っ張って、関係者は「もう殺してくれー!」という気分だったと思う。あんなクリーンなイメージビデオとか流してても、本当はドロドロのロビー活動とやらを一生懸命やっていたわけで、いやー本当にお疲れさまと言いたい。

特に五輪招致に駆り出された現役選手たちは、これからそれぞれの金メダル目指さなきゃならないから大変よね。まあでも7年後だから多少気が抜けても大丈夫か。てか7年後て!おれ39歳になってるよ!


Posted by 堀田 on 9月 8th, 2013 :: Filed under 考察

バッテリー

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バッテリーが残り7パーセント。

バッテリーって、自転車もなんでもそうだけど、10パーセントを切るとどんどん減って行く。全然均等な減り方じゃないのよね。

こないだは自転車のバッテリー表示が、ツルツルっと5.4.3.2.1.0と減っていってかなり焦った。自分が時間よりも早く生きてるのかと思ったけど違った。そういうのも込みでパーセンテージ表示してほしいよね。

壁紙は近未来パークの舞台。個人的には泉さんの作品の中で1.2位を争うくらい好きだな。


Posted by 徳尾 on 9月 4th, 2013 :: Filed under 日常

評論家

川越さんが好きではない。

前々からずっと思っていたのだけど、川越シェフがどうしても生理的に好きになれない。イケメン料理人とか言われていたりするけれど、まず全然イケメンじゃないと思うし、しゃべりとかもかなり気持ち悪いと思う。なんか鼻につくといいますか。

あと辛口コメントでいろいろ有名だけれど、そもそも他人の料理をテレビで酷評してギャラをもらうという仕事が気に食わない。僕は評論家という職業が本当に大嫌いなので、お願いランキングとか見てると本当に腹が立つ。味だけでああだこうだ言うなと。値段だってそれ相応だろうと。その値段にだって場所代とかそういうのも入ってんだろうと。お前イケメンでもないくせに何を偉そうなこと言ってやがんだと。

そもそもあの番組自体が、最初は酷評しておいて、最後のほうになるとべた褒めするというパターンが本当にうんざりするというか、あれで一喜一憂する企業の人もどうかと思うし、あのランキング自体なんなんだよと思ってしまう。絶対下位ランキングから撮影してるだろうと、そのランキングはじゃあ一体誰が決めたんだと。あと途中途中に入ってくる「ああー」とか「おおー」とかいうギャラリーの声みたいなのは何なのよと。特に会場で撮影してるわけじゃないじゃん、ともうイライラ要素が満載なのである。

川越シェフが好きになれないのは、イケメンでもないのにイケメン呼ばわりされていて、なおかつ無責任に人が苦労して作ったものをああだこうだと批評してお金をもらう上に、やらせくさい番組に出ている点だと思います。書いていて余計憎たらしくなりました。


Posted by 堀田 on 9月 4th, 2013 :: Filed under 日常

PR

小松菜か・・・。

小さくて見えないかもしれないが、埼玉県のPR広告で、県内にはこんなにも日本一がある!というものなのだが、先頭にいるのが小松菜である。小松菜が一位なのを広めてどうなるものでもないだろう。

別に小松菜を軽視している訳ではないけれど、お金をかけてPRするわりには「ふーん」という域を出ないと思うし、全然印象に残らないと思うし、百歩譲って印象に残ったとしても、だから何なんだとなっちゃうだろう。しかも観光が目的の広告だと思うんだが。

小松菜を軽視しているわけじゃないけども、正直これを見た第一印象は「小松菜か・・・」だったんだよなあ。


Posted by 堀田 on 9月 4th, 2013 :: Filed under 日常

図書館

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堀田図書館を充実させよう。

独身貴族なのをいいことに、好きな漫画やDVDをひたすら集めては並べている堀田図書館。先日、近所の古本屋が閉店に追い込まれ、全巻揃った漫画が40%オフになっていたので、これは図書館を充実させるチャンスと意気込んだのだが、特にお目当ての漫画が見つからなかった。

僕が欲しいのはスラムダンクとドラゴンボールとジョジョの奇妙な冒険なのだが、古本屋にないならネットで探そうと思い、なんだかんだで、ドラゴンボール全巻とジョジョの第三部までをGETしました。

ドラゴンボール全巻とジョジョの第三部までをGETしました。

嗚呼!別に40%オフでもないのに大人買いしてしまった!でも全然後悔していない。だってみんなが喜ぶからね!図書館の司書の気持がよくわかります。


Posted by 堀田 on 9月 3rd, 2013 :: Filed under 日常

大人なら

会社近くの風景。右か左か。

人生はいろいろ迷うことが多いものだから、考えても仕方のないことで悩んでしまうのは分かるし全然いいと思う。だけど、仕事とかで、考えたら分かることであれこれ悩んで相談してくる人がいる。相談してくれるならまだいいけど、相談すらしてこないでずっと悩まれていたらマジで効率が悪い。

だいたいそういう人は途中から何に悩んでいるのか、何のために悩んでいるのか分からなくなってしまっていて、「うーん」って唸っているだけになってたりする。相談しにくるので「てか、それの悩みポイントはどこなんすか?」と聞くと、結局なかったりする。ええ?!という感じである。完全に思考停止しているじゃないか。

人生はそういうものだからよいと思うけど、仕事上の具体的な問題とかでそれやってちゃダメよね。Think!Think!Think!


Posted by 堀田 on 9月 1st, 2013 :: Filed under 仕事

PK

PKを外した。

順調に勝ち続け、ついに来た決勝戦で、大事な大事なPKを外してしまった。不利な状況で何とか逆転しようと四球で出塁し、ヒットエンドランや盗塁など、あの手この手で三塁まで進めて、あとは犠牲フライでよいというところで内野フライを打ってしまった。本当にあと一歩というところまで攻め込んだのに。

仕事の話です。


Posted by 堀田 on 8月 30th, 2013 :: Filed under 仕事

大人になれば

学生時代、一回だけ染めました。

まあ、若気の至りといいますか、色気付いたと言いますか、当時やってたお芝居の役作り的なことを建前にして、人生で一回だけ髪を染めたことがありましたが、モノの見事に似合いませんでした。実家に帰ったらおかんに「なんや変な外人みたいやな」と言われたのをよく覚えています。顔と髪が完全に分離してる感じでした。

そういう失敗もあって、今はもう社会人だし、一切染めることはないと思うのだけど、考えてみたら男性で茶髪の人とはもう何年もまともに付き合っていない気がする。サラリーマンで茶髪は基本的にはNGだし、お芝居の関係でも共演者は一定以上の年齢の方がほとんどなんで、だいたいみんな黒髪である。

結局、日本人である以上、黒髪が一番似合うというのは真実であり、大人はそれが分かっているし学生はまだわかっていないということなのだろう。大人になるということは真実に近づくということでもある。

全然関係ないけど、今日駅で、黒いスーツで黒シャツ、黒ネクタイ、黒靴に黒かばん、もちろん黒髪という全身真っ黒な、墨汁浴びてきたみたいな大人がいて、さすがにこれはこれで間違ってるなと思った。


Posted by 堀田 on 8月 29th, 2013 :: Filed under 日常

本日

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僕もほとんど毎晩行っているもので、さすがに体と心がおかしくなってきていまして、遅れてしまいました。
申し訳ありません。
連日、終電がない時間ですが、見に来てくださる人がおり、本当にありがたいです。
本日は、徳尾さんが来てくれました。
新宿では金曜までやっておりますので、まあ、終電がないのでまったくもっておすすめすることはできないのですが…奇跡的に近くにお住まいの方などいらっしゃられましたら、よろしくお願いいたします。
横浜では、9月7日から、こちらはおそらく21時とかそれくらいからなはずですので、そちらもぜひよろしくお願いいたします。
僕はそれが始まる頃、山の中で修行中であり、更新できませんので、正確な時間は公式ホームページや公式Twitter等でご確認いただけると幸いです。
では、よろしくお願いいたします。


Posted by 北川 on 8月 28th, 2013 :: Filed under 日常

マイル&ポイント

マイルが溜まっていました。

出張でここ数年よく飛行機を使っていたのだが、ふと気がついたら12,000マイルくらい溜まっていた。何やらラッキーな予感である。早速アシスタントの女性陣に聞いてみたら、いろんな景品だったり、Edyのポイントに換金できたりするとのことで、早速交換できる最大値の10,000マイル分をEdyにしてやった。つまり一万円の臨時収入である。これは大きい。

これに気を良くした僕は、気分転換にと、資料が山のように連なった自身の机の整理整頓を始め、いらない資料をシュレッダーにかけたりしていると、また新たに会社から支給された「hontoカード」なるものが出て来た。これはうちの会社の大株主が始めた本関連のサービスで、社員全員に3,000円分の図書が買えるhontoポイントが支給されたらしい。ところがポイント付与に必要なキャンペーンコードが見つからない。まさか。

思った通り、ほんの10分くらい前にシュレッダーしてしまった紙の中に、そのキャンペーンコードがあったらしい。普段はシュレッダーも面倒くさがってゴミ箱にばさっと捨てるくせに、今日に限ってシュレッダーしてしまった。

まあそんなこともあるさ、もともと降って湧いたようなお金だし、と気持ちを切り替えたものの、3,000円分のお札をシュレッダーする様を思い浮かべるとやっぱり後悔してしまう。写真は消えて行った3,000ポイントのイメージ。


Posted by 堀田 on 8月 27th, 2013 :: Filed under 日常

半沢さん

半沢直樹、観ました。

ずっと気になっていたけど稽古があって観られなかった半沢直樹を今日初めて観た。出てる役者さんがみんな上手だし、お話も痛快な感じでとても面白かった。半沢さんカッコいい。

うちの会社の人もみんな観ているようなのだが、ぜひみんな半沢さんの真似をしたらいいと思う。恥ずかしがったり、「あんなのはドラマだから」とか言ったりせずに、みんなで半沢直樹ばりに仕事を頑張ったら絶対いい会社に、ひいてはいい国になると思う。

そりゃあんなドラマティックな展開だとか状況とかはなくて、日常はもっと地味でゆっくりなものだけれども、実際に日本を支えているのはサラリーマンたちなのだから、その点で言えば、堺さんだってただの俳優さんだし、よっぽど我々のほうがリアリティがあるわけである。

倍返しとかそういうのはいいから、普通に仕事に対するひたむきさと情熱とか、そういう何に於いても共通するものをしっかり真似してほしい。


Posted by 堀田 on 8月 26th, 2013 :: Filed under 日常

挨拶

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打ち上げでベロベロに酔ったため遅れてしまった上に、今日は行くこともできなかったのですが、昨日、バルト9での公開初日でした。
来ていただいた方々、本当にありがとうございます。
また、舞台挨拶では、友さんにも登壇していただき、とてもいい記念になりました。
ありがとうございます!

新宿では30日までやっておりますが、確定した時間見て「まじかよ…。そこの領域踏み込んじゃうの?」って独りで言ってしまったように、初日以外、終電がない時間での上映となってしまいました。
徒歩圏内に住まれている方、タクシー使ってもいいという方、自転車等で帰れる方、そんな、奇跡的な環境にある方いらっしゃられるようでしたら、ぜひ、よろしくお願いいたします。
バルト9は映像も音響もかなり設備がいいので、時間の問題ありますのできわどいのですが、上記のような環境にある方いらっしゃられましたら、新宿がやっぱりいいよな、と個人的には思っております。
なお、9月7日からの横浜での(正確にはみなとみらいの駅ですが)上映はレイトショー枠となるため、こちらは確実に終電あると思いますので、そちらも視野に入れた上で、ご検討いただけたらと思います。
では、よろしくお願いいたします。


Posted by 北川 on 8月 26th, 2013 :: Filed under 日常

ゲスト出演

ゲスト出演、終わりました。

FunnyFarmさんの旗揚げ公演にゲストで出演させていただきました。佐藤さんはじめ共演者のみなさま、お客様ともに大変あたたかい雰囲気でやらせていただき、感謝の一言であります。

ただ課題点も見えたので、今後はそのあたりどうするか頭をひねろうと思います。写真は本番が終わって楽屋で一人落ち着く堀田。


Posted by 堀田 on 8月 25th, 2013 :: Filed under 演劇

家の周りで蝉が死にまくっている。夏も終わりに近づいているということだろう。

引っ越し先のマンションが、たぶん虫たちにとって「木」に見えるらしく、たくさんやってくる。この「木に見える説」は勝手にぼくが唱えたものだが、あながち間違っていないと思う。僕もときどき木に見えるから。

蝉の死骸は気持ち悪いけど、海外では13年ゼミとか17年ゼミとか、素数ゼミというものがおりますね。13年に一度とか、17年に一度しか地上に発生しないという意味なんですが、つまり13年ゼミと17年ゼミは最小公倍数の221年に一回しか地上でかち合わないんですね。だから餌場を取り合うことがない。互いに生き抜くための知恵といいますか、まあ、実は13年ゼミと17年ゼミ以外は淘汰されていったという考え方のほうが正しいんでしょうけど。

蝉の写真は気持ち悪いので、お金にしておきました。

 


Posted by 徳尾 on 8月 23rd, 2013 :: Filed under 日常

ニセ札

思ったより出回っているのではないかと思う。

今日CoCo壱番屋でカレーを食っていたら、レジにスタッフ向けの張り紙が貼ってあって、偽札に注意しましょう、みたいなものだった。でも実際、会計のたびに透かして偽札かどうかをチェックする訳にも行かないし、ある程度精巧な偽札を使われたらどんな店でも絶対分からないと思う。

紙幣に関しても、偽造されまいとすごい細かい絵を描いたり、特殊な透かしを入れたり、簡単には真似できない技術をふんだんに盛り込んでいるのだろうが、同じ人間である以上、似たようなものを作れないはずがないので、結局のところ、イタチごっこである。むしろ技術競争が激化していて、肝心のそれを見破る人間の能力が追いつけなくなっているように思う。

そのうち一万円札を作るのに、一万円以上のコストが必要になったりして、そうしたらニセ札は作られなくなるはず。


Posted by 堀田 on 8月 23rd, 2013 :: Filed under 考察

文化

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先日、見に行った。
素晴らしかった。
嫉妬で頭おかしくなりそうなくらいだね、ほんと。

一発目の空を割ったようなショットを見た瞬間から、ああ、こりゃもうとんでもないことになってるわって感じだった。
なんか色んな制約あったんだろうなと感じさせるところもあるんだけども、そんなことなんか一笑に付すっていうか、こんなんなっちゃうとあんまそういうの関係ないんだね。
あらゆる技の総動員、実にしなやかに、ファーストカットの象徴よろしく画面と物語と心を埋め彩りながら、どうでもいい瞬間もバシバシと映画に仕立て上げていく。
でも、一番感動的だったのは、そんな数々の技を子供の演技がスルっと乗り越えていく瞬間ね。
映画が人の心を本当にぶるぶると震わせる瞬間は、技じゃなくて人間がつくるんだと気付かさせられる。
途中、音楽が流れて(音楽がまた素晴らしい)商店街を子供たちと主役の男がペンキか何か持って走っていくショットとか、なんかもう、別に物語的にいったら感動するようなところでもなんでもないから何言ってんだって感じかもしれないけど、圧倒的すぎて涙出たよ、ほんと。
いやー、まじで悔しいね、俺は。
神様はほんと、理不尽だね。
俺にもあんな才能くれてたらな。

まあ、見てない人からしたらこいつ何言ってんだって感じかもしれないんだけども、映画の話ですね。
いま、オーディトリウム渋谷でやってるので、よかったらぜひね。
いや、僕も自分の映画が明日からとかなのに、なに人のこと書いてんだって感じなんだけども、なんか、夏休みだってのに、こんないい映画がガラガラだったんだよね。
いや、別に僕のことじゃないから関係ないし、そもそも、うるせえよって感じだとは思うんだけど、なんか正直、ちょっと腹たったんだよね、街歩いてて。
いや、わけわかんないこと言ってんのは自覚してんだけども、もうほんと正直に言って、腹たったんだよ。
このくそ暑い中、うっじゃうじゃ街は人であふれ返っててさ、こんなにも近くで、こんなにもすっげーものがやってるのに、誰もそれには興味を示さない。
なんなら「何それ?金になんの?女にモテるの?くっだらねー」みたいな顔してさ。
ほんと…くそつまんねえ人間だ、バカ野郎が!
女のケツ追ってるモチベーションあるなら、あれ見に行け!
チマチマせこい金額の勘定してるくらいなら、あの映画代にぶち込んじまえ!
どうせ死にゃしねえ!
いや、そりゃ、あれ見なくたってたしかに死にゃしないぜ。
だけど、このくそ暑い中、明らかに無意味に、街をぶらぶらしてるだけの奴とかいただろ。
スタバとか飲んでさ。
そんなことするくらいだったら、ちょっとは興味持ってくれよ!
文化とか民度ってそういうもんだろ!


Posted by 北川 on 8月 23rd, 2013 :: Filed under 日常

ストイック

 

ゆで太郎が結構好きだ。

会社の近くにゆで太郎という立ち食いそばのチェーンがあって、ここのそばは麺がピンピンしていて結構うまい。なので、土日出社したときなどによく行く。家の近くにないのが残念なほどである。

ざるそばというのはそばの上に海苔が乗っかっているやつを言うらしく、写真のような海苔も何にもないシンプルな奴が「もりそば」である。もりそばは、ざるそばよりも50円も安いので、僕はいつも「もりそば大盛り」を食う。これが実際ボリュームがあって、そのひたすらそばをすする感じが妙にストイックで気に入っている。このスタイルを「ストイックそば」と心の中で名付けてしまうほど。

同じ話で、今日は午前中にプレゼンがあって無事に終わったので、昼はちょっといいものを食べようと思い、会社の同僚らと寿司を食ったのだが、みんな「握り(上)」とか頼んでるのに、同期のSEくんは一人「サーモン8貫」を頼んで、ストイックにサーモンを食べていた。

そういう大好きなものをひたすら味を変えずに食べ続ける、というのが結構贅沢なことだと最近思う。正直、上握りよりもサーモン8貫のほうがうまそうだったし。


Posted by 堀田 on 8月 21st, 2013 :: Filed under 日常