ネズミ
ご無沙汰しておりました。
本公演が無事に終わりまして、少しずつ日常に戻りつつありますので、そろそろこの何というわけでもない日常ブログを再開して行こうと思います。とは言え、公演が終わったばかりですので少し裏話でも。今回の公演では舞台裏が添付写真のような廊下で、本番中はこの廊下が「浴室」という設定で、声だけでシャワールームの実況見分を表現するというシーンがあったのですが。
この部分はセリフが脚本にないので、役者で適当に作っている中で、柴田さんの「シャワーの蛇口がどれか分からない」という演技に対して、「それひねるんスよ、その赤いネズミみたいなやつ」という返しをずっとやっていたのだけど、この「ネズミみたいなやつ」というのは具体的には何の事か僕もわかっていなくて、この「ネズミみたいな蛇口」というのが人の想像を喚起するシュールなボケになっているのだけど、誰か突っ込んでくれるかと思っていたらそのまま千秋楽までやり切ってしまったパターンだ。
正直、ボケにしてはかなり分かりにくいワードをチョイスをしてしまっているという自覚はあるのだけど、僕はちょっと自分で言うたびに「ネズミみたいなやつって何だよwwwww」とニヤニヤと一人でウケていました。突っ込まれるどころか、楽屋での話題にも上がりませんでしたが、たまにこういう”一人で勝手におもしろがっている”という謎の状態に入っていたりします。我ながらどこがおもしろいのか全然うまく説明できないけど、それを誰にも言わずにリリースし続けるのがおもしろい、みたいな。変人です。
Posted by 堀田 on 1月 28th, 2014 :: Filed under 演劇
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