老人
お悔やみ申し上げます。
先日起きた事故で、踏切で倒れている老人を助けようとして40歳くらいの女性が亡くなった件。こういうニュースを観てまず思ってしまうのは「なんでそんなおじいちゃんを助ける必要があるんだ?」ということだ。5歳とか、20歳とか、そういう若者であればまだいいけど、70代とかで、しかも線路で横たわってしまっているような人を助けようとして死んだなんて、もう申し訳ないけど全然同情できなかったりする。
これは助けようとした人を非難しているというよりは、どちらかというと、老人の生に対する僕の優先度が低いからだと思う。こういうこと言うと冷たいやつだと思われると思うけど、もう70歳とか超えている人は、遅かれ早かれ死ぬ訳だから、みたいな発想があって、例えば遭難して亡くなった人のニュースが流れたとき、その人が30代とかだと「あらー、まだまだこれからだったろうに」と思うけど、70歳とかだと「ああ、まだよかったな」っていつも思っている。別に老人たちの命を軽視しているつもりではないけど、若い命から比べると、優先順位を下げてしまっているという事である。相対的な話で。
誰しもそういうところあるのかもしれないけど、僕は特に早くにおじいちゃんとおばあちゃんを4人とも亡くしてしまっているから、あまり身近に老人がいなくて、いまいち悲しいイメージがしないからかもしれない。少なくとも、踏切で遮断機が降りてる状態で70代のおじいちゃんが横たわってたら僕は絶対に助けに行きません。
Posted by 堀田 on 10月 4th, 2013 :: Filed under 考察
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