とくお組モブログ
いつも手元にとくお組

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胸の奥で、銃声にも似た音が鳴り響いた。
東京の片隅の、しがないファーストフード店で、僕は天使に出会った。
彼女は、金色の髪と白い肌と、青い瞳を持っていた。
要は白人だった。
白人女性に興味のなかった僕の価値観は、一瞬で揺らいだ。
そうか、あれは価値観の崩れる音だったのか。
僕はタバコを撮るフリをしてシャッターを切り、携帯からいきなり音が鳴って驚いたポーズをとって店から逃げた。
すっげーこわかった。


Posted by 北川 on 10月 15th, 2009 :: Filed under 未分類
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