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種子島

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種子島に行ってきました。

妻の祖父が亡くなられたので、急遽、葬儀に参列するため種子島に行ってきました。妻の祖父は種子島で事業をされている島の名士でして、しばらく鹿児島の病院に入院されており、つい10日ほど前に僕もお見舞いに行ったばかりでした。

そのときは妻とそのお姉さんと僕の3人で行ったのですが、メインは孫娘二人であって、僕はオマケくらいの感覚でお伺いしたのですが、実際にお会いすると、孫娘もだけど、いや、お前だよお前!みたいな勢いで迎えられ、正直びっくりしました。

といっても寝たきりですし、しゃべることもできないのですが、腕をしっかりと伸ばし、僕の手を強く握り、涙を流しながら、何かすごく訴えていらっしゃって、言葉では言い表せないのですが、よろしく的な歓迎と、しっかり頼むぞ的な期待と、ちゃんとやれよ的な戒めとが混ざったというか、そういった強い念を何度も送られた感じでした。

確かに想像してみると、もし僕が自身の最期に近づいたとき、孫娘たちへの愛もさることながら、その旦那とか、男側に対しての思いのほうがもしかしたら強いのかもしれないなと思いました。女性は愛で包むのに対して、男性は志を継承させるというか、もちろん僕だけが継承するわけではないですが、その一人としてしっかり認定されたようで背筋が伸びる思いでした。

さらになんと告別式の日はロケット打ち上げが予定されていて、この人は持ってるな!、というか、そのまま宇宙に行っちゃう感じが、本当にかっこいいな!と思ったのです。ただ打ち上げは天候不順で中止になってしまって残念でしたが、別に宇宙飛行士だったわけじゃないし、これは僕が勝手に関連付けただけですので、おじいさんからしたら「知らんがな」という感じだと思います。

でもそれくらいロマンチックが似合う人だったんだろうなと思いました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。


Posted by 堀田 on 2月 13th, 2016 :: Filed under 英雄
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