とくお組モブログ
いつも手元にとくお組

下等生物

登山好きの後輩がいるのですが。

彼はよく週末に一人で登山に行き、たまに遭難しそうになって帰ってくる。昼休みにそういう報告を受けるたびに本当に気をつけて欲しいと思ってしまう。僕みたいに都会でしか生きたくない人間からすると、なぜそんな危険を冒してまで・・・と、ついついおせっかいを焼いてしまう。

何度も書いているけど、僕が山を嫌う理由は虫や草やら自然で溢れているからである。自然は確かに綺麗で雄大な面も多いけど、虫とか草とか気持ち悪いものも多いわけで、そういう部分が嫌いなのである。物事は全て多面的だ。例えば後輩君から聞いた話では、山の中には中指以上のサイズの、赤と黄色のしましまのヒルがいて、そいつがクネクネしてるから気になって眺めていたら、ミミズに追いついて、そいつをズルッと丸呑みとかするらしい。そういう世界なんだよな、あいつらって。

こういう話を聞くたびに如何に人間が高等な生き物であるかを思い知り、あっち側の世界には絶対に行きたくないと思ってしまうのである。みなさんも何か仕事などで悩んだら、ヒルがミミズをズルッと丸呑みしているのを思い浮かべて、あいつらよりマシだな、と思えばいい。相当つらいめに遭っている人、例えば、卑劣ないじめに遭っている人がいたら、ヒルの世界の方がまだマシとか思うかもしれない。しかし、それはいじめているやつがヒル以下なだけで、本来のあなたの世界はもっと美しいものだと思うのである。何ごとも一緒くたに考えてはいけない。物事は全て多面的だ。


Posted by 堀田 on 11月 11th, 2013 :: Filed under 考察
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