とくお組モブログ
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コミュニケーション

写真はイメージです。

うちの会社では社長ほか経営層が、若手を中心とした社員たちと交流を深めることを目的とするコミュニケーション会が毎月開かれていて、最上階のパーティスペースで立食形式でやっているらしい。いままで僕は不参加を貫いていたのだが、今日は出なくてはならないことになってしまい、行きました。

行ったはいいけれど、社長はいたけれど、特にコミュニケーションを取るでもなく、ピラフをぱくぱく食べて、いそいそと仕事に戻ってしまったが、帰りながら、偉くなってしまうのは可哀想だと思ってしまった。

彼らは純粋な気持ちでこのようなパーティを企画し開催しているのだろうけど、そして別に僕らも彼らが嫌いな訳でもないのだけど、なんとなく面倒で、なんとなく煙たがられてしまっているのだ。だってコミュニケーションとか言われても、社長と雑談したいわけじゃないし。

勘違いしてもらって困るのは、若手の忌憚の無い意見を聞きたいのであれば、このようなパーティ形式では無理なのである。社長に話そうにも、自分の置かれている状況などが社長とかから見たら細かすぎて、それを説明するのにすごい時間がかかってしまって、結果、面倒になっちゃうのである。やるなら普通に仕事中にふらりとやってきて「30分くらい話せる?」とかいってランダムに社員を掴まえ、「君は何の仕事してるの?」くらいのところから入ってほしい。そんな、ワイワイガヤガヤうるさい立食パーティでまじめな課題提起なんてできないだろう。

なので、当たり障りのない話しかしないし、こっちも一応ニコニコしてそれなりに会話をするのだから、それで「コミュニケーションを取れた」とか満足されても、それって全然意味ないんだよなあ。裸の王様というか、誰もそういうのを指摘もしないから、なんだか可哀想な感じもする。

要はコミュニケ—ションを取ること自体が目的になっちゃってて、そもそも何のためにコミュニケ—ションを取りたいのかっていう話だと思うんだけど。社員の話を聞きたいってのは嘘じゃないと思うけど、やり方がうまくないというか、途中からやることが目的になって満足してしまっているというか、そんな感じがして寒いので、いつも不参加なのです。ピラフはおいしかったです。


Posted by 堀田 on 10月 24th, 2013 :: Filed under 仕事
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