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はしゃぐ資格

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ワールドカップ、開幕ですね。

楽しみなのだが「普段サッカーを注目して追いかけていないクセに、こういう時だけ盛り上がって…」という卑屈な思いが脳裏に浮かぶ。

オリンピックの時と同じだ。
なぜ、こんな思いにとらわれるのか?

理由はうすうすわかっていて、小学生の時の思い出だ。

小学四年生の時、親に野球場に連れて行ってもらった時だ。
前の席に同じくらいの年の男の子がやはり親に連れてきてもらっていた。

その子は恥ずかし気もなく公の場で親に、応援用のはっぴとメガホンをおねだりをしていた。

すると親はウンザリした様に叱りつけいた。
「アンタ、ミーハー過ぎるのよ。こないだサッカー見に行った時もユニフォームと応援ラッパが欲しい欲しい言って。買ったじゃない。何?どっちなの?野球?サッカー?どっち?サッカーはもういいの?そんなに好きじゃないんでしょ?」

追いつめる親に対して、曖昧な音を出すしかできない子供。

あまりに鮮明すぎる記憶に、未だにはしゃぎたくなる時僕は心に問いかける。

僕ははしゃぐ資格があるだけ、それが好きなのか?と。


Posted by 永塚 on 6月 12th, 2010 :: Filed under 未分類
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