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介抱

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帰り道、駅でぐでんぐでんに酔っ払っている女の子がいた。
近くには別の女の子が一人と、男が二人いた。
男の一人はペットボトルの水を持ちながら、酔った女の子の背中をさすっていた。

こういう光景を見た時、僕はその男を、酔った女の子を介抱している優しい奴と見ることがどうしてもできない。
介抱しているフリをしながら、痴漢に等しい行為を楽しみ、なんならそのまま持ち帰ろうとしている、最低のゲス野郎と見ることしかできない。
背中さすったりした時に、「やわらかいな」とか、「やべー、ブラジャーの辺り触っちゃった」とか考えない男なんていないだろう。
にも関わらず、意図的に背中をさするということは、もう痴漢しようとしているってことだろう。
もし本当にその子のことを心配しているのであれば、もう一人の女の子に背中をさすらせるはずだ。

だがまあ正直、それをやっていたとしても僕は、その男を信用することはできない。
だって、酔った時に背中なんてさすられたって楽にはならないじゃないか。
そんなこと、みんなわかっているはずだ。
だから、別の女の子にさすらせたとしても、それは、別の女の子に背中さすらせるくらい俺は優しい奴なんだ、安全な奴なんだ、だから今日うちに泊まりにきなよと、そういうアピールをしているゲスな野郎だということだろう。

もし、自分の近くに酔った女の子がいたとしても、絶対に介抱なんてしてはいけない。
介抱なんてしないで、救急車を呼べ。
もしくは、「ごめん、介抱したいんじゃなくて、ブラジャーの辺り触りたいから背中さするね」とか「介抱したら優しい奴だと思われて持ち帰れそうだから介抱するね」とか言ってから介抱しろ。
僕はそんなこと言いたくないから介抱しないけど、どうしても介抱したいなら、そう言ってから介抱してやってくれ。
頼む。
一生のお願いだ。


Posted by 北川 on 7月 23rd, 2010 :: Filed under 未分類
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