とくお組モブログ
いつも手元にとくお組

撮影チャンス

100711_2202~01_2.jpg

帰りがけ、とある駅でドアが開くと、一人の青年がドアの真正面に立ったまま電車に乗ろうとしない。

彼と真正面に近い位置にいたのが僕だけだった為他の人は気付いていなかったようだ。

彼は両手を口の周りにあて、「ヤッホー」と言う時の構えをしていた。
ふと僕と目があった彼は「アッ」という表情をして視界から消えていった。

なんなんだ彼は、と思いながら視線を手元に戻した瞬間、さっきの彼が勢いよくドアの所に戻ってきて大声で叫んだのだ。
「あーさでーすよー!!!!」

ハッとする車内、閉まりゆくドア、走り出す電車ととりあえず不愉快そうな表情をする乗客。

しかし僕は見たのだ、遠ざかってゆくホームでさっきの彼と今まで見えていなかったっぽいもう一人の男性が、二人して手元の何かを覗き込んでいたのだ。

その瞬間ピンときた。
撮影してたな、と。
ピンときたのも当然。
身に覚えのある事だ。
こういうゲリラ的撮影をどれだけやってきた事か。

当然人の迷惑にならぬよう、法をおかさないよう気を付けてきたつもりだが、はた目には今日の彼と似たようなものだろう。

周りは大分不愉快そうな顔をしていたが、僕だけはこう伝えてあげたかった。

ほどほどにな、と。


Posted by 永塚 on 7月 16th, 2010 :: Filed under 未分類
You can leave a response, or trackback from your own site.

2 Responses to “撮影チャンス”

  1. えり
    7月 17th, 2010

    面白いですねε=(>ε<*)
    私も遭遇してみたいです♪
    撮影かぁ…。私が気付かないだけで、電車内の不審者だと思ってた人が実は役者サンだったってことがあったかもしれないですね。

  2. 永塚
    7月 17th, 2010

    今更気づいたんですが、同じブログ、二回アップしちゃってんすね…

    やっぱり半分寝ながらは、なんかミスっちゃいますね。
    誤字脱字やら意味の分かんない言葉が後半連なってるんじゃないか、くらい自信がなかったですから。

    彼と目があった瞬間の表情が忘れられません。
    あれは迷惑とわかってての表情ですね。

    痛いほどわかりますよ…

Leave a Reply

Type your comment in the box below: