とくお組モブログ
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巨鳥

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あけましておめでとうございます。

妻に帯同して池袋のセサミストリートマーケットなるお店に行ってきたのですが、いろんなグッズを見て回るうち、なんだかんだ自分はビッグバードが一番好きなんだということに気がつきました。年明けから暗い話が多いのでこういう話を。

セサミストリート自体は小さい頃にちょっと見てた程度なのですが、当時は単純に色が青のクッキーモンスターとか、かわいいエルモとかの方が普通に好きで、ビッグバードはと言うと、どちらかと言うとあまり好きじゃない方に分類してしまっていました。

理由としては、他のキャラクターに比べて主張が全然なく、話の起点にならずにいつも聞く側に回っていて、デカい割にただ突っ立って人の話に相槌ばかり打っている感じがして、その割に主役級の立ち位置にいるのがちょっと子供心に気に食わず、「コイツは周りに比べて楽をしている」的な、「デカいんだからもっと頑張れよ」的な気持ちでいたと思います。ちなみにナインティナインの矢部さんにも同じようなことを思っていました。

でも大人になってみると、このビッグバードがいることの安心感、安定感のすごさに気づくというか、こいつがいるから赤や青がのびのび喋れるし、周りの大人も結局彼を頼りにしているし、楽をしているなんてとんでもない、彼が一番大変なんじゃないかとわかってきました。

この特に何をするわけでもないのに「ずっといる」というのはすごくて、彼がおチビちゃんたちに何か教えるわけでもないし、一緒に歌ったり困ったりするだけなんですが、そうなるとこの巨体が逆に生きてくるというか、この黄色い巨鳥が一緒にいてくれる「寄り添い感」が半端なく、僕もこんな強い大人になれているだろうかと、自分を重ねてまだまだだなと思わせられてしまいます(でも彼はまだ6歳)。

といいつつ、実際そんなに見てないので、もしかしたらビッグバードが起点のいろんな話があるのかもしれないし、詳しい人がいたら申し訳ないのですが、あくまで印象の話として。とりあえず、これまでずっと印象のみで適当に高い声で歌っていた主題歌を、1フレーズ歌詞付きで歌えるように練習しました。今年もよろしくお願いします。


Posted by 堀田 on 1月 14th, 2024 :: Filed under 日常
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