前向き
常に前向きに仕事をしています。
たまに思うのですが、小中学校のころに比べて、自分のキャラクターが全然違うなあと感じます。もともとは臆病で引っ込み思案な性格なのですが、今の自分ときたらどれだけ前向きなやつなんだと思うほど、仕事において、積極的に発言するわ、上司に生意気言うわで、つまり脂の乗ったビジネスマンを演じています。基本的には篠崎さんの真似をして宇宙の話をしています。
でも実際には臆病者なので、社内会議などでそれなりに発言した翌日とかは、「あーあんなこと言っちまったなあ」という気分になり、会社に行きたくなくなるのが常です。実際、たいそうな発言をした割にはミスも起こし、それなりに周囲に迷惑をかけたりもしますが、そういうときも頭を切り替えた人になって、「これは僕のミスです、すみません。で、対策としては」といった感じで、とっとと自分の非を認め、具体的にどうするかといった前向きな思考をするようにしています。
ただし、あまり前向きすぎると、相手方がちょっと不満げなのも最近感じます。こっちとしては自分の非を素直に認めて早く対策の話をしたいのですが、相手側からするともうちょっと何か言いたげというか、消化不良な顔をされることがよくあります。思うに、あまり反省していないように見えるのではないかなと。
最終的に前向きな話にしていくにしろ、それは相手側がリードしていくべきで、まず僕としては「すみませんでした…」といったん凹んだ状態になった上で、相手方からひと言ふた言コメントをいただき、その上で「まあ、起こってしまったことはしょうがない。これからどうするかだ」といった切り替えを、相手から出してもらうべきで、最初から僕が問題解決モードだと単純にかわいくないだろうなと思います。
でもたまに「もう自分が全部悪いんです!」みたいに全責任は自分が追いますモードになってしまう人もいますが、それはそれで「そんなことはいいからまず原因を淡々と教えてくれ」といった感じで面倒なので、バランスが難しいなあと思います。
要はミスしなきゃいいんですが、それもそれでかわいくないと思われ、究極、「元気だけが取り柄です!」みたいなそんなキャラクターが一番いいんじゃないかと思ってしまいますが、それこそ自分の元々の性格と真反対なので、もう幽遊白書の仙水のように多重人格にでもならない限りうまくやれないんじゃないかと思っています。
Posted by 堀田 on 10月 20th, 2019 :: Filed under 仕事
You can skip to the end and leave a response. Pinging is currently not allowed.