とくお組モブログ
いつも手元にとくお組

どうぞどうぞ

BBF3B95E-9507-4EE6-9552-33A15FE555CC

どうぞどうぞが嫌いです。

たまにあるのですが、仕事でお客さんを訪問した際、受付から会議室に案内されたり、部屋から出たりするとき、後輩から僕に「どうぞどうぞ」とされるのがすごく嫌いです。いいから早く行けよと。

元々このどうぞどうぞの文化は無駄だと思ってて、牛のゲップにメタンガスが含まれているから、牛がゲップするたびに地球温暖化が加速されるみたいな感じで、いったい世の中でどれだけの時間が積み重なって無駄に消費されているのかとうんざりしてました。そういう無能な人が気にする的外れなスキルを後輩が継承してたりするとすごくムッとしてしまうのです。

百歩譲って、社内において、後輩が先輩にどうぞどうぞしてるのはもう見逃すとしても、客先で僕にそれをやってくる子がいて、担当営業はそいつなのに、受付から部屋に案内されるときに、お客さんの前で僕に「どうぞどうぞ」、エレベーターに乗るとき、出るときに「どうぞどうぞ」、部屋に入るときに、出るとき…いちいち移動するときに僕にどうぞどうぞされると、お前が主体の案件じゃねえのかよと、なんで社外で社内に気を遣ってんだよと、お前いま何考えてんだよと、イライラしてしまいます。

そういう人は、会議室で座る場所についても常にどうぞどうぞの姿勢でできるだけ隅に座ろうとするし、会議中もほぼ発言しないし、ただそこにいるだけ。妻はそういう人を「できるだけ主要人物にならないようにする奴」と断罪していましたが、まさにその通りだと思います。それ働いてる意味あるの?と疑問に思います。

そういう細やかな気配り(?)が完全にダメだなんて思いませんし、どうやら本当に偉い人と一緒に行動するときは身内であっても先に部屋に入れるべきというのはマナーとしてあるようですが、それだけしかできないことが問題というか、そんな重要でないことでササッ!と動いて自分の役割を見つけようとするのが卑しくて、いや、そんなのいいから本来の仕事に戻ろうやと思います。

なんか、配属された新人に一般的な言葉遣いとか礼儀とか、多少無能でも先輩に対するリスペクトを持つとかを教えるのはいいとして、飲み会での作法とか、どうぞどうぞとか、生産性の低い慣習まで一緒に教えていると、彼ら彼女らはその差が分からず、それがすごく重要なのことと勘違いしてしまうのではないかと心配します。僕がもっと偉くなった時の主力は今の若手の彼らなので。

まずは飲み会で焼酎を若手に作らせるのをやめてほしいと思います。あれ本当に面倒くさいので、できあがった焼酎をピッチャーで持ってくりゃいいのにといつも思っています。


Posted by 堀田 on 9月 7th, 2019 :: Filed under 仕事
You can skip to the end and leave a response. Pinging is currently not allowed.

Leave a Reply

Type your comment in the box below: