発車サイン音
東京メトロの発車サイン音が好きです。
ここ数年、東京メトロの各駅で、発車サイン音が、プーーーーー!とかじゃなくて、♬タラタタンタタン、タラタタンタタン、タン、タン!♬といったようなメロディになっていて、それが各駅で違っているのがすっごく好きです。上のメロディは有楽町線の永田町駅の池袋方面ホームのメロディです。
というように、同じ永田町駅でも、有楽町線と半蔵門線では違うとか、さらにいうと、同じ有楽町線の永田町駅でも、上りと下りでメロディが違っていたりして、えっ!そんなにレパートリー作ってるの?!と気づいた時にものすごくワクワクしたのでした。
その後、いろんな駅の発車メロディを聞いていて、まだプーーーーー!!の駅もあるのでどうやら全部ではないようですが、でも最近千代田線のメロディが追加されたりして、嬉しくなっています。本当に一駅ずつ違うのが楽しいのです。
銀座線の銀座駅とかは既存の有名な曲(カンカン娘)などですが、多分、ほとんどの駅はオリジナルっぽくて、この短さでたくさん作曲してる人がいるのだと思うと、駅のどんなところをイメージして作ってるのかとか、もうとにかく大量生産してるのかとか、そういうのを想像しては楽しんでいます。JRは高田馬場ではアトムとか、蒲田では蒲田行進曲とかですが、結果、特にゆかりの曲がない駅は共通メロディになってしまうので、やはり僕はオリジナルでいいから全部変えて埋めるというメトロのコンプリートな姿勢にワクワクしてしまいます。
でもこの発車サイン音が路線ごと、駅ごと、上下線ごとでいちいち違っているというのを、妻や後輩たちに言っても、あまり関心がないらしく、ああ、そうなんだとか、ふーんとか、そうでしたっけ?とか言われて、その関心の無さにえー!ってなったりしています。ええっ!こんなに壮大なシリーズ展開なのに!と。
思うに僕は同一シリーズを集めて並べるのが好きなコレクター気質なので、メトロの発車サイン音みたいに、たくさんの駅でひとつひとつ違う短いメロディーみたいなのは大好物なのだと思いますし、たぶんメトロの企画した人も同じようなタイプだと思います。正直、あまり意味のない企画というか、強いて言えば普段降りる駅のメロディを刷り込んでおけば、スマホを見ていても降り忘れることなく降りられるとか、それぐらいの効果だと思うので。
関東圏にお住いの方はぜひ、ひとつひとつの駅のメロディを聞いて、その個性を味わってほしいと思います。僕のオススメは、東西線 九段下駅の中野方面に行くホームの発車サイン音で、他と違って、♬デーデーデーデーデーーーーン!♬と、クイズ100人に聞きました、みたいな煽り感を出してくるのが好きです。
Posted by 堀田 on 11月 3rd, 2018 :: Filed under 日常
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