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写真はイメージです。

結婚式の準備などを粛々と進めていますが、先日はホテル側との打ち合わせの中で、装花に関する打ち合わせがありまして、テーブルに飾るお花を見せていただきました。

二人とも強いこだわりがあるわけではなく、気持ち悪いアマゾンに生えているようなやつは除いてくださいという要望以外はほぼおまかせだったのですが、実際見せていただいたものも全く問題なく、かわいらしい感じでしたのでそれでお願いすることに。他にもブーケやら入り口の装飾などを打ち合わせしましたが、いずれにしても強い希望がある訳ではないので、なんとなくのイメージだけお伝えして、やはり任せることに。

するとその担当の方は「かしこまりました。私こういうの考えるの好きなので、がんばります〜」と仰ってニコニコされているのですが、それを見て「ああ、本当にこの人は心が綺麗なんだろうな」と思い、なぜか本気でちょっと涙が出そうになりました。

僕なんかお花に関して何かしらの興味関心を抱くことはほとんどなくて、「お花」というより「植物」という捉え方をしており、どちらかというとグロテスクな印象の方が強いし、虫を媒介に受粉したり、光合成をしたりという機能的な側面を見てしまうのですが、そういえば純粋にお花の綺麗さとかを心から感じたことは一生のうちで一度でもあったかなと。それこそ「気持ちの悪いアマゾンに生えているようなやつは除いてほしい」だなんて、失礼に値するレベルでしょう。

このホテル付きのお花屋さんにはウェディングフェアのときにも別の方とお話をしたんですが、「僕はこういうの大好きなんで、頑張らせていただきます!」と目を輝かせてお話をしていて、純粋に素敵な人だなあと思ったものです。きっと小さい頃からお花の綺麗さに心を留め、将来はお花をアレンジして空間を彩る仕事をしようと思うだなんて、心の透明度が全く僕とは違うなと思いました。なんで僕はITシステムの会社なんかにいるんだろうと思うほど。

柴田さんが昔「パン屋に悪い人はいない」と言っていたけど、花屋さんもきっといい人ばかりなんだろうと思います。


Posted by 堀田 on 11月 24th, 2015 :: Filed under 日常
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