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ずっと

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YouTubeを徘徊していて、斉藤和義のずっと好きだったにぶち当たってしまった。
久しぶりに聞いたが、やはりしびれるな。
僕は男子校出身なんで、基本的には女の子の青春を女性が歌ったのを聞いてその感情にひたるのが好きなんだけど(「会いたいよ」とか言いまくるやつじゃなくて、もっと繊細なやつね)、これは数少ない、その感情にひたりたくなる、男が歌う曲だね。
ほんとこんな経験をしてみたいし、こんな感情を腹の底から味わってみたいね。
なんだかこういう経験って、好きだった人とうまくいくよりも、幸せだと思うし、大切な経験なようにすら思うね。
世のモテ男の「好きだよ」という言葉よりも、ブサイク男の「ずっと好きだったんだぜ」。
これの方が、遥かに深い愛を持っていると僕なんかは思ってしまうよね。
だって、モテ男の「好きだよ」なんて、あんなのたいていがまあ、嘘でしょう。
モテるんだからさ、相手を強く求める必要なんてないしね。
どうせ何にも考えないで言ってんだよ、あんなもん。
そもそも失敗するっていうリスクが少ないんだからさ、そんな深い思考とか、そこから生じる深い感情なんてもの、あるはずがないんだよ。
今度、街で目を凝らしてよく見てみてよ。
モテる男ってのは、まあたいていがツルッツルの薄っぺらい顔してるよ。
同じような顔に、同じような服、同じような言葉遣い、同じような体さばき。
もう全部が、ツルッツルの、薄っぺらね。
その原因はもう、完全に、モテること。
これに尽きるね。
ほんと、モテなくてよかったわ。
ほんっと、モテたりなんかしなくて、心の底からよかったぜ!
負け惜しみとかじゃなくて、まじだからな!
俺はまじで、モテなくてよかったんだ!
最高によかったんだ!
ちきしょうが!


Posted by 北川 on 8月 16th, 2013 :: Filed under 日常
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