技
最近、大学で映像の授業の助手をしている。
まあそこで生徒からすっげーナメられていてキレそうというのがあるけれども、それは置いておいて、よく思うのは、みんなすぐ、技法的というか、実験的なものに走るなあ、ということだ。
そこにすら達していない人も多いけれども、まあよく思う。
確かに僕もそんな時期はあったのだけれども、そんなどうでもいいような実験的な手法が作家性を示すってことはないからなー。
なんか、クラスで一番詳しい奴、みたいな玄人ぶった人(玄人ではない)にはウケるかもしれないけど。
おっさんになったのか、もっと単純にやればいいのにと思ってしまうんだよな。
まあ、単純にやって評価されるのはけっこう困難だから、ついつい技法的なところとかに逃げてしまうわけだけどね。
でもやっぱり、技法ってのは逃げだからね、少なくとも、こんな新しいことやってんだみたいに、大々的に言うものでもないよな。
ほんと、とんでもないくらいめっちゃくちゃ技法突き詰めてる人っているし、だいたいのことはもうやられちゃってるよ。
Posted by 北川 on 5月 2nd, 2013 :: Filed under 日常
You can skip to the end and leave a response. Pinging is currently not allowed.