無茶な嘘
いつの間にか寝てしまっていた。
かっこ悪いはかっこいい。
醜いは美しい。
汚いはきれい。
ダサいはオシャレ。
一般によくないとされる概念にこそ実は善なる真実がある、とする考えというのがよくあるけれども、あれって嘘だよな。
だってそうしたら、かっこ悪いとかの言葉の意味がよくわからなくなっちゃうだろう。
かっこ悪いものはかっこ悪い。
醜いものは醜い。
汚いものは汚い。
ダサいものはダサい。
当たり前のごとく、これが真実だよ。
かっこ悪いって言ってんだから、かっこいいんじゃなくて、かっこ悪いんだよ。
しかも、なんかあの手の考えって、いいこと言ってるような感じではあるけど、実はかっこ悪いものをかっこよく見せられた方が、かっこ悪い人としては生きにくくないか?
かっこ悪い人としては、自分がかっこ悪いことなんてわかってんだよ。
でもそれ受け入れて、仕方なく生きてんだよ。
お前は本当はかっこいいんだ、みたいな無茶な嘘言うのはやめてくれ。
なんか押し潰されそうになるだろ。
事実、全くモテないしさ。
そこはさ、もうほんと無茶な嘘ついて上げようとしなくていいわけだよ。
完全にスルーして、忘れたまま生きさせてくれ。
それが一番だよ。
ほんと、それが一番わかってる人の考え方だと僕は思うね。
早朝からそんなことを思った。
Posted by 北川 on 6月 23rd, 2012 :: Filed under 日常
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