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育てるのが好きな演出家

仕事で四谷に行ったら、上智大学から次々と女子学生(もちろん男子もだが)が出てきて、春やなあ、楽しそうやなあと思った。女子学生はまだちょっと田舎くさい子も多くて、これからどんどん悪い男や、ちょっと悪い男に囲まれて大人になっていくのだろう。

まあ、個人的には田舎くさい子は好きではないので、早く大人になって世の中のこといろいろ分かってちょうだい、という感じなんだけれども。

世の男の中にはやぼったい子を自分が成長させるんだ、みたいな欲を持ってる人もいますけど(調教欲)、ぼくにはそういうのは全然ないですね。芝居における演出でもそうで、中にはインストラクターかと思うくらい「役者を育てる」ことが好きな演出家がいるけど、ぼくには全くない。下手な役者に出会ってしまったら不幸だなと思って、なんとか脚本をかえていく。

外で仕事などをしていると、役者にも二パターンいますね。演出家が育ててくれると思いこんでる人と、逆に演技演出だけで充分だよ、という人。

最悪なのは、下手なくせに「演出だけでじゅうぶんス」というスタンスの人です。


Posted by 徳尾 on 4月 10th, 2012 :: Filed under 日常
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