安い
今日は一瞬ハンズに行く用事があったので、ついでにそこにあったアーロンチェアに座ってみた。
いやー、やっぱ違うな。
世の中基本的に安かろう悪かろうだな。
僕はわりと映画に関しても同様の考えを持っていて、基本的には映画って安かろう悪かろうなんだと思っている。
そりゃあすさまじい額の金をかけてるのにくそみたいな作品もあるし、2000円くらいで撮ってるのにかなりいい作品もあるけれども、基本的には金がかかっていれば、それだけいいものになるはずだ。
まあ金のかけ方を間違えると、ドブに金捨てたようなものになっちゃうからあれなのだけども、100万円とかかけてる作品に、2000円で対抗しようってのは、いくらなんでも無茶だろう。
知恵絞ればいけないことはないのだけども、安いものは内容にも限界があるし、なにより技術のクオリティーがひどいものになるからね。
まあ、技術がすごければいいものではないのだけど、基本的に映画に詳しくない人は脚本と役者の演技しか見ないし、中途半端に映画に詳しい人は技術的な部分しか見ないからね。
その辺を押し黙らせるためにも、バレないレベルの脚本と演技と技術はクリアしないといけないんだよね。
で、それを満たした上で、玄人向けに勝負しないといけない。
大御所だったり、もう完全に認められているんだったら、好き勝手やっていいんだけどね。
面倒な立場だな、僕みたいな底の方の人間ってのは。
Posted by 北川 on 2月 24th, 2012 :: Filed under 日常
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