ガムテープ
iPhoneの話。Bluetoothの切り替えとかWi-FiのON OFFをするのに、いちいち設定画面から切り替えるのが面倒だったので、直接飛べるようにホームアイコンを作った。今日一日で一番ダイナミックで革新的な行動がそれだった。そういう日もある。あとは仕事をこつこつと。
篠崎がTwitterで海野十三の「深夜の市長」は、作者が酒を飲みながら書いたような小説だ、と書いていたが、まさしくそんな感じだと思う。アイデアは宝石のように散りばめられているけど、全体的には論理よりもフラリフラリとその場の気分と熱意で筆を進めている感じ。自分の発想や才能だけを頼りに書き殴るという感じがとてもいいと思う。
海野十三の「深夜の市長」という話はSF推理小説のような形式を成しているので、それをそのまま戯曲化するというよりは、その書き殴られた愛すべき世界設定をヒントに、物語を一から新たに作り上げるというような、タイトルが違えばまったく元ネタに気づかないような作品になる予定だ。
役者には原作を昨年末に渡してあるのだが、篠崎以外も全員読んでくれているだろうか。今度鈴木さんに会ったら市長の正体は誰だったか聞いてみようと思う。答えられなかったら頭にガムテープを貼って勢いよく剥がすつもりだ。
Posted by 徳尾 on 1月 12th, 2012 :: Filed under 未分類
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