とくお組モブログ
いつも手元にとくお組

ぽーん。

モブログを再開してから二週間ちょいしか経っていないのに、もう随分と書いた気になっている。
しかも、毎日書こうと思っていたのに2日おきとか3日おきになってしまってる。だからといって、改善できるのかどうかはわからない。今のところ、現状でぱつんぱつんだとおもう。便秘とかそういうことじゃなくで単純に腸の機能的にぱつんぱつんだということでー。

毎日、何かしらひねくり出すのってとんでもなく立派だなあと実感してある次第。糸井重里さんとか、そりゃあ奥さん樋口さんだわって思います。

再開して、少し変わったことがある。
それは、このモブログの読み方だ。
再開する前は普通にへらへらさら〜っと読んでいただけだったが、今は書く側の目線になって読んでいる。まあ、当たり前かもしれませんね。

皆の書いている時の顔や心情を想像したり、記事の内容から疲れているのかな?元気かな?とか、更新するタイミングとか、何故この話題なのか?使われてる語尾のトーンとか諸々。いわゆる記事の奥を気にするようになった。

結果、皆のことを想う量が増えた。
気持ち悪い告白だが、これは事実だ。

全く別の話になりますが。

今日、終電で帰宅している時のこと。

電車の出口付近で、飲み会終わりの大学生らしき男女ふたりがからみあっていた。イヤラしい意味ではなくて文字通りからみあっていた。男子の方がベロンベロンで、電車の揺れといっしょに右へ左へ行くのを、女子が小さな身体で頑張って支えていた。

2、3駅過ぎて、男子の意識がしっかりしてきたようだ。「もう大丈夫大丈夫。気にせず降りて。いや、もうホント、大丈夫だから!」と言い始めた。女子の降りる駅が次なのだろう。男として格好悪い自分を恥じる思いもあるだろう。でも、彼の脚はグラングランであり、彼女は彼を支えつつ「ホントに大丈夫?ウチ来ていいよ?」などと囁いていた。彼はグラグラしながらも「大丈夫」を繰り返す。

電車が駅に滑りこみ、プシューという音とともにドアがあく。彼女はホームに降り、続けて彼をホームに降ろそうとしたが、彼は「大丈夫だから、ホント大丈夫だから。」と頑なに拒む。周りの乗客の視線も集まってきた。(僕はずっとガン見していたが。)

降ろそうとする女子、拒む男子。

発車のベルが鳴り、プシューとドアが閉まり始めた瞬間、
彼女はじっと彼の両眼を見つめ、
「いこう」
と言い、彼の両腕をひっぱった。

彼は射抜かれたように無口になり、
ストンとホームに降りていった。

僕はiPhoneを取り出し、モブログを書き始めた。今起きたことを忘れないためだ。そして、書き終わったので送信し、寝ることにする。

今頃、彼らはからみあってるに違いない。もちろん、イヤラしい意味で。
いや、初々しい雰囲気もあったからまだかもしれない。
どちらにせよ、彼らの恋が動き出したことは間違いない。

うわっちゃ〜。
むぃむぃするね。

あー、冬だ。


Posted by 篠崎 on 10月 21st, 2011 :: Filed under 未分類
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2 Responses to “ぽーん。”

  1. うり
    10月 21st, 2011

    その彼女カッコイイですね。読んでいてドキドキしちゃいました。「いこう」って言った後、古いですけど東京ラブストーリーの曲が思い浮びましたよ。

    あと、気色悪くなんかないですよ。皆を想うなんて素敵ですよ。素敵男子ポイントあっぷですね。

  2. ざきさん
    10月 28th, 2011

    かっこいいですよね。
    結局のところ、オトコは女性に勝てっこないんですね。
    なんというか、根本的に。

    想う、なんて言葉使ってるから
    誤魔化されてる気がしますけどw
    素敵男子には憧れますね。

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