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テレパシー

ぼくは相手の表情や口調や態度から、今自分に対してどういう感情を持っているか、ということが分かりすぎてしまうため、苦しさが倍増することがある。

これはたぶん長年、チマチマと演技について向き合ってきたからだと思う。一般の人は演技がうまくないので、嘘で「いいですね~」と言われても「全然良くないと思ってるジャン!」と、こっちにはバレバレだったりするのだ。被害妄想とかではなくてね。

もし、人間がテレパシーを使えたら、見たくもない相手の考えが丸見えになって、家から歩いて電車に乗っただけでデブだのハゲだのキモイだの思われて、すぐに発狂してしまうと思う。大袈裟にいえば、相手の表情で分かることもテレパシーみたいなものだ。

だから、最近はホントにバカなふりをして気づかないようにしているというか、出てきた言葉はそのまま受け取って、それ以上のことは考えないようにしている。

できることならば、頼むからもっと演技をしてくれ、と思うのだが。


Posted by 徳尾 on 10月 19th, 2011 :: Filed under 未分類
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2 Responses to “テレパシー”

  1. えり
    10月 20th, 2011

    私もけっこう敏感です。
    この人私のこと嫌いだなとかわかります。
    昔、物凄いいじめられっこだったからかな?
    知らぬが仏って言葉があるように、気付かない方がいいことたくさんありますよね。
    鈍感力の高い人が羨ましく思うときありますもん。

  2. とくお
    10月 20th, 2011

    鈍感すぎると今度は空気読めないみたいになって、その塩梅が難しい!

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