とくお組モブログ
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写真

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こういった、被写体を中心から外した写真とか映像が嫌いだ。
余白部分にタイトルとかを入れてバランスとってあったり、まあ他にも色々ちゃんと成立させるための手法をとってあるやつはまあいいのだけれど、オシャレっぽいという浅はかさのみを押し付けてくる初歩中の初歩のような手法を使ったものはだめだ。
ヌーヴェルヴァーグとかの映画では時々そういった構図が出てくるけれども、もっとちゃんとかっこよくやっているからな。
ろくすっぽ知らないでやってしまうと、ダサいやつが背伸びしてやっている感じになってしまうんだよな。
あと、それと同様に、わざとらしく目線を外した写真も嫌いだ。
女の子の写真とかで、なんか目だけ横を見ているやつとか時々あると思うが、あれだめだ。
ちゃんとこっちを見ろ!と言いそうになる。
実際、撮影の時にあんな風に横見てたらたぶん「もう撮っていいの?」とか言われるだろうし、それに対して横見たまま「うん、いいよ」なんて言うのきつ過ぎるし、その上「はい、チーズ」言われて、目線を普通に戻すなんてもう恥ずかしくてしょうがないだろう。
ほんとよく耐えられるよな。
ああいうのは、自然っぽいのがいいんだよな、基本的には。
勝手になっちゃってた、とかそういうのがさ。
もしくは完璧に作り込んでいるのでもいいけど。
そりゃあ段取り見え見えの下手くそな演技で適当に横見たものを、くそみたいなカメラと照明で撮ったんじゃあ、わざとらしさだけが際立つよな。
だからどうしたってことは全くないのだけども、突然そういった世間の流れにイラっときて止まらなくなったので書いてしまいましたね。
まあ僕もほんとはああいうオシャレなものをやりたいんですけどね、自意識過剰ですし、やったら痛くなるのは目に見えてるんで、悲しいことにできないんですよ。
だからせめてね、悔しさまぎらすために悪態くらいつかせてくださいよ。
これくらいいいじゃないですか。
負け犬の遠吠えですよ。


Posted by 北川 on 5月 17th, 2011 :: Filed under 未分類
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