とくお組モブログ
いつも手元にとくお組

お菓子

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お菓子が好きです。

日々、間食をしないようにとは思っていますが、我慢すればするほど、こういうお菓子を気兼ねなく食べたくなって、結果、食べたりしています。特に一人で家でゴロゴロしている休日に、漫画を読みながらポテトチップスなどを食べ、一冊読み終わって次の巻に手を伸ばす瞬間に、ああ幸せだなぁと思うものです。

じゃがりこも結構好きで、ポテトチップスに比べてコンパクトサイズなので、ついペロリと食べてしまいます。

前に出張で新幹線に乗っていて、なんか食べたいなと思ってたところに、移動販売のお姉さんが「じゃがりこ、トッポなど…」と言いながら通りかかって、じゃがりこ食べたいなーと思ったもののその時はがまんをしてスルーしたのですが、やっぱりじゃがりこが無性に食べたくなって、お姉さんが2週目でやってきたときに「すみません、じゃがりこください」とピンポイントで言ったのに、「申し訳ありません、じゃがりこは売り切れまして、柿の種やトッポならありますが…」と言われ、「あ、じゃあいいです」と答えたのですが、なんかすごくじゃがりこを食べたかった一点狙い感と平静を装った感がバレバレでとても恥ずかしかったです。

最近、35歳の大人が一人でお菓子を買う感じが恥ずかしいというか、全然普通だと思うのですが、数年前にカッコつけでブラックコーヒーを飲み始めたあたりから、なんか変な自意識過剰でよくないなと思います。基本、食に興味ないフリをしたいのだと思うのですが、全くそんなことがなく、顔もどっちかというとブラックコーヒーよりもじゃがりこみたいなくせに、ほんと自分で自分にいい加減にしろよと思います。


Posted by 堀田 on 8月 17th, 2016 :: Filed under 日常

ミスコン

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先日、妻がミスコンに出る夢を見たそうで。

なんのミスコンなのかはわかりませんが、曰く、何かしらのミスコンにエントリーしていて、最初は他の出場者とも「がんばろうね!」「緊張するね!」などと結束していたそうです。そして審査に入ると、タキシードを着たウルトラ兄弟が現れて、各々のウルトラマンたちの推薦を受ける審査方式らしく、他の参加者にはいろんなウルトラマンが付いてくれているのに、妻には誰も付かず、振り返ると、袖の長いタキシードを着たバルタン星人が、長い袖により自慢のハサミを閉じられた状態で立っており、なんだバルタンかあ、となったらしいです。

その後、他の出場者が正装したウルトラ兄弟たちにエスコートされてドレスアップしてきて再登場し、最初は団結していたにも関わらず、バルタンしか付いていない妻を見下し始めると(本来であればここでブチ切れるのになぜか夢の中では大人しくしていたそうですが)、そこに宝塚歌劇団花組トップスターの明日海りおさんが特別審査員として突如現れ、「優勝者は昨年優勝者の連番で決まります」などと驚きのルールを明かし、結果、エントリーナンバー145番の妻が逆転優勝したそうです。

さらに副賞として高級自動車が贈られることになり、車を会場まで持ってくるまでの時間ができたそうなのですが、妻が自分も車に乗ってくるのかと勘違いして会場からハケてしまったため、主役が居なくなって会場がざわつき、それに妻も気づいて急いで戻ってきたら、それを見て会場全体がふわっと和んだ、みたいなお話です。

なんというか、僕はよく「全裸で仕事をしていて途中で気づいて慌てて家に帰る」という精神衛生上良くない夢ばかり見るのですが、この「大好きな自分が大好きなものに囲まれている」楽しい夢を見られるのがとてもうらやましいと思いました。基本「寝ていても自分の笑い声で起きる」みたいな人なので、そのポジティブさは見習いたいところです。ただそのうち永塚君みたいに夢遊病にだけは発展しないでほしいと思います。本当に恐いから。


Posted by 堀田 on 8月 7th, 2016 :: Filed under 日常

本質的な優しさ

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劇団メンバーにも知らないうちにほとんどが既婚者となりましたが、私自身、ドラマの仕事などでも「不倫」「結婚」などに関する話題をちらちら書くことも増えました。自分もいい歳になってきたということです。

最近、妊娠中の小倉優子の旦那が不倫していたということがニュースになってましたね。10月10日が結婚記念日だということで、毎月10日に花を贈っていたとのこと。月命日みたいですね。こういう男性は男から見ても危険というか、嘘臭い見本です。

基本的に、男性は「ロマン」や「気持ち」などが無い生き物です。サプライズしたり、花を贈ったり、そういう男は自己愛こそあれど、純粋に相手の喜ぶ顔が見たいとか、そういうのは突き詰めていけば、嘘です。「いやいや、ウチの旦那は優しいですよ。ホントに」という人もいるかと思いますが、その手の優しさの問題点は、「他の女性にもやる」ということです。誰にでもできる優しさは、誰にでもやっている、というのが単純な答えです。

自分も人の夫として、どのような夫であることが一番自分らしく自然で、かつサービス精神があり、それでいて他の女性にはそれをしない、というバランスを保つことができるのか。これは考えれば考えるほど結構難しい問題です。

突き詰めて考えた結果、「特になにもしないが、元気で生きている」ということが最高の夫なのでは、と思いましたが、それに妻が賛同してくれるほど、現実は甘くありません。何もせず、生きているだけなのに気づいたら妻が横で噴火していた、なんてことは世間の夫あるあるですが、そうならないためには、日頃から入念に計算とシミュレーションをした上で、定期的に気の利いた優しさを見せねばならないのです。

花を贈るとか、そういう怪しげな表現ではなく、もっと本質的で、日々の生活に馴染んだ優しさです。優しさの見える化です。

「とりあえず、返事をする」ということが今のところ導き出した解です。

 

 


Posted by 徳尾 on 8月 3rd, 2016 :: Filed under 日常

辞めればいいのに

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そんなに言うなら辞めればいいのに。

よくカフェなどでお茶をしたり、電車に乗っていたりすると隣の人の会話が聞こえてきたりしますが、特に女性同士の会話で、仕事への愚痴が聞こえてくることがよくあります。その中で「辞めたいんだけど、引き止められてるから我慢している」という趣旨の話をする人が嫌いです。

昔、コンビニの朝バイトをしていたときに、よく一緒になるおばちゃんがいたのですが、その人がやたら店長への愚痴を僕にこぼす上、こんな店辞めたいんだけど、店長に引き止められているから辞められない、という謎の「私は必要とされている」「私を外せない」感を出してくるのがすごく嫌でした。

店長が引き止めているのはシフトに穴をあけたくないからであって、あなたの能力を見ているのではなく、数として見ているのだと思うし、そもそも本当に店長が引き止めているのかも怪しいし、こいつが辞めると言っているかも怪しい、と思っていました。

という感じで、だいたい女性2人組のおばちゃんに多い傾向なのですが、会社の誰かの悪口に近い愚痴を言いながら、「辞めたいけど、私が抜けたら大変」だの「周りからも、そんな会社早く辞めた方がいいって言われてる」だのと好きなように言っているけど、いいから早く辞めてみろよ、多分辞められるからと言いたくなります。辞めたら次に雇ってくれるところがあるか分からない、みたいなことは全然言わず、あくまで今の職場に求められている(私は嫌なんだけど)というスタンスがイライラします。

まあ愚痴ること自体はいいと思うのですが、こういう人は大抵、自分の必要度が高いことをやたら誇示し、ひいては周りの人間が如何に劣っているかにまで話を広げ、場合によっては顔の造形など身体的特徴を引き合いに出してバカにし始めるという傾向があって、じゃあお前はどんな顔だと思って見ると、ああやっぱりそういう性格しているとそういう顔になっちゃうよね、みたいな顔をしていてなんだかなあとなるので、せめてもっと小さい声でしゃべってほしいなと思います。

写真はそういう話を聞いているときの僕の心境。


Posted by 堀田 on 8月 2nd, 2016 :: Filed under 日常

なんでもない


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なんでもないことですが。

なんでもないふだんを宝物にしよう。みたいなコピーのCMがあると思いますが、なんとなくあれが好きではないです。なんかイラっとするんですね。

なんかこちらが、なんでもないふだんを大切にしていない前提でものを言われている気分になるというか、優しい言い回しをして、実は勝手に決めつけて押し付けてくる感じが気に入らないといいますか。

あと西島さん一家が過ごす生活がやたらオシャレで全く共感できないのもあって、ちょっとその生活、全然なんでもなくないというか、むしろちょっと無理してるんじゃないの?そんな意識高い生活うらやましくないんですけど、みたいに思ってしまうからだと思います。

まぁそこが、ふだんプレミアムなんだろうし、そもそもCMだからいいんですが、なんかこの勝手に「〜〜しよう」みたいに言われるのが好きじゃないというか、例えば、選挙に行こう、なんてのは実際に投票率が低いわけなので気にならないけど、朝に「みなさん今日も一日大切に生きましょう」とか呟かれると、なんでそんな当たり前のことをあなたに言われないといけないの?みたいな気分になってしまい、自分は大らかではないなぁと思ってしまいます。きっと純粋な気持ちで言ってるだけなんだと思いますが。

ACのCMで、セトモノ同士ぶつかると壊れちゃうから大らかになりましょう、なんてのは、まさにそんな僕へのメッセージで、すごくその通りだなと思いますね。つまらないことで目くじら立てずに、なんでもないふだんを宝物にしようと思います。

 


Posted by 堀田 on 7月 23rd, 2016 :: Filed under 日常

敬語

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上下関係にはうるさいほうです。

先日、展示会に出展する機会があり、ブースを設けて商品説明をしていたのですが、たまにおっさんで「これはどういうシステムなの?」とか「で、いくらなの?」など、初対面なのにタメ語でしゃべってくる人がいて、そういう人は年齢の上下に関係なく、失礼だなと思ってしまいます。年齢的には明らかに上なので、5分くらいしゃべっている中でタメ語が出てくるのは問題ないのですが、一言めからタメ語なのが気になります。飲食店でも、常連でもないのに店員に頭からタメ語の人とか、あまり好きではないです。

という風に、(特にビジネスにおいて)初対面ではまず敬語、という基準があるのですが、逆に社内の人にはある程度フランクに行くという基準が僕にあって、つまり上司とかある程度偉い人に対して、社内であれば若干のタメ語で話すときがあります。といっても主に出るタメ語は、合いの手のパターンとして出す「うん」(基本は「はい」)と、「そう」(基本は「そうッス」)、ツッコミ的に使う「~でしょ?」の3つで、女子高生とかがガンガン使うタメ語のレベルではないのですが、ゼロではない、という感じです。

僕としては、社内の偉い人を裸の王様にしたくない理論から転じて、意見の言いやすい関係を作るためというのもあり、意見すべきところでは言うスタンスの延長で、「上司だって仲間じゃないか」的なニュアンスで敢えて使っている節もあるのですが、気になる人は気になるようで、結婚式の主賓スピーチでも、こいつは大人しそうな顔してガンガン意見してきて、そういうヤツは好きだけど、気づくとたまにタメ語になっている、という内容だったのですが、ネタかと思いきや、実際その後も、「お前、○○さんにタメ語とか使うなよ?俺はいいけど、周りがヒヤヒヤするからよ」みたいに言われて、ああ、やっぱり気にしてるんだなと思ったことがあります。

この「俺はいいけど」という人は、絶対その本人が一番気にしているんであって、僕がどんな理由があって意図的にしていようが、だめなものはだめ、なのだろうから、気をつけようと思いました。冒頭の展示会のタメ語おやじも、何か彼の基準があってのことだろうし、人それぞれ基準が違うので、やはり世間一般の基準に照らし合わせて生きていかないといけないなと。まあそんなこと言ってるとみんな同じになってしまうというのもあるけど、それも極論ですしね。

とくお組内でも基本、先輩ばかりなので敬語ベースでしゃべっていますし、鈴木さんの頭を叩くときは、目上の人への尊敬の念を込めて引っ叩いていますが、これも鈴木さんの基準でOKなだけであって、他の人が見たら「先輩に何てことするんだ!」と激高されるかもしれません。鈴木さんが「いいんです、いいんです!」みたいに止めてくれるのが目に浮かびます。


Posted by 堀田 on 7月 17th, 2016 :: Filed under 仕事

裸の王様

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もう真実の言葉は聞けません。

僕も入社13年目とかになってきまして、フロアを見渡すと半分くらいは後輩になってきています。部下こそいませんが、仕事を通じていろいろ教える立場でもあるので、育てるという見地でいろいろ考えて発言したり、とくお組ですので、おもしろいお兄さん的でもあろうとしているわけですが。

ただ「お兄さん」と言えるかどうかは実は微妙なところで、僕的には断然「お兄さん」のつもりでも、相手からは「おじさん」と認識している人も出てくるだろうし、そしてそれを誰も指摘してくれないと思うので、自ら「自分はお兄さんではなくおじさんなのでは」という問いを常にしていかなければ、あっという間に裸の王様になってしまいます。

よく会社の偉い人たちを見ていると、裸の王様とまではいかずとも、あまり部下からハッキリ意見を言われていないというか、なんか一方的にしゃべっている感じがして、この「偉くなるとしゃべってくれなくなる」というのは、その人が恐い人だとかワンマンだとかの性格もあるだろうけど、結構、年齢とかポジションとかデジタルな要素で誰しも陥ってしまうものな気がしています。別に嫌いじゃないし恐くもないけど、ちょっと面倒なだけだから、特に意見もしなくていいか、みたいな。

なので、飲み会とかで自分を取り巻く環境の居心地については、最近少し懐疑的というか、おもしろいこと言って笑いを起こしているように見えて、実は愛想笑いの可能性があるとか、このコメントはヨイショの可能性があるとか、今のこのトークは面倒くさがられている可能性はないか?とか、年齢が離れれば離れるほど、ひっかかりが出てきてしまいます。まあ、そうは言っても気にしすぎだろうとは今の段階では思っているのですが、この状態がもはや上裸の王様かもしれないし、考え出したらもうキリがありません。

一度、顕著にその可能性があると思ったのは、あるカラオケで、まあ僕も十年以上サラリーマンやってるわけなので、だいたいこれを歌っておけば大丈夫だろう的なものはいくつかあって、一発目誰も行かないときは、それこそお兄さんとして背中を見せるべく、ジュリーの「勝手にしやがれ」あたりでスタートするときがあるのですが、あるとき、後輩が気を利かせた感じで、「勝手にしやがれ」を入れ、曲がかかって僕に「どうぞ!」とか言ってマイクを持ってこられたときがありまして、この”自分じゃない人に曲を入れてもらう感覚”に戦慄を覚えたことがありました。子供に「王様は裸だ!」と言われ、もしや?と思い始めた王様の気持ちは、もしかしたらこんなだったかもしれません。

かといって、「なんでも意見してくれよ」なんて言ったって「はい!」としか言われないし、もうどうすりゃいいのかって感じですね。とりあえず、まずこちら側が相手に嘘をつかないようにするとか、カラオケのレパートリーをどんどん変えていくとか、できるだけの対応をして行きたいと思います。


Posted by 堀田 on 7月 10th, 2016 :: Filed under 仕事

はらせんせー

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Twitterが使えません。

先日より、突然Twitterからアカウントを乗っ取られた可能性があるのでパスワードが変更されるまでロックしました、的なメールが来て、おおそうなんだと思い、パスワードを変更しようと思っているのですが、これが一向にできません。

新しいパスワードを設定しても、またこの画面が出てきて、延々ループを繰り返してしまいます。もう二週間ほどこんな状態で、どうしようもなく放置しています。まあ、最近は本当に呟くこともなく、ただ書いたブログの周知をしたり、キングダム作者の原泰久先生のアカウントに、「はらせんせー!ヾ(≧∇≦*)/」とひたすら絡み続けるだけだったので支障もあまりないのですが。

そもそももっと調べれば解決できるんだろうけど、最近はこういう「やればいいだけのこと」をやるのが本当に億劫というか、土日も特に何をするでもなく、それこそキングダムをまた読み返したりして(もう10周目くらいなのにまだ涙します)、ちょっとメリハリに欠けております。

そういえば以前、Twitterで原先生に「はらせんせー!ヾ(*・∀・)/」「はらせんせー!(人´∀`)」と何度も絡んでいたら、一度だけ原先生が「ん?(・_・ ) ( ・_・)キョロキョロ」と返してくれたことがあり、びっくりした僕は「|彡サッ!」と隠れるという奇跡のやり取りがありました。

ただこの奇跡のやり取りを保存するのを忘れていたので、あれをもう一度探すためにも、ちょっとアカウントの復活に再トライしたいと思います。


Posted by 堀田 on 7月 9th, 2016 :: Filed under 日常

クレープ

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クレープが好きです。

久々の更新なのにこんな薄い話で申し訳ないのですが、昔からクレープがすごく好きです。いろいろ種類はあると思いますが、僕はオーソドックスなバナナチョコクリーム的なやつが一番好きで、次いでイチゴクリーム的なやつです。生地の温かさと生クリームのもふっと感のある一口目がたまりません。

ただ35歳のおっさんが一人で喰うのがすごく難しいため、滅多に食べることができません。もちろん恥ずかしいという意味です。基本、妻と一緒でなければ食べることができませんし、妻もそれを知っているので、クレープ屋に近づくと「食べなくていいのか?」というオーラを送ってくれるのですが、これはこれで恥ずかしいものです。

名前も妙に可愛らしいし、包み紙も赤いギンガムチェック柄だったりして可愛いのが多いし、あと片手で食べにくいというか、特に前半は両手でフォローしながら頬張らなきゃならない仕草とかが、なんつーか、女子っぽくて、とても一人で食べることができません。片手をポケットに入れ、歩きながら「別になんだっていいんだけど」というスタンスでパパッと喰える感じにしてほしい。

でもあの可愛らしい感じも込みで好き、ってのもあるんだよな。一番悪いのはクレープが似合わないほどおっさん化している自分自身なんだと今思いました。

 


Posted by 堀田 on 6月 15th, 2016 :: Filed under 考察

低層マンション

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南青山に帰ってきました。

北海道の旅行から帰ってきて、東京でまた忙しく働き始めています。会社の近くにはまた高層マンションが建てられていて、すごく都会感があって好きなのですが、昔に比べて、こういう高層マンションに住みたいという気持ちはかなり薄れました。

高層マンションが出てきた頃は、結構それに憧れがあって、あの内廊下と呼ばれるホテルのような廊下がすごくカッコいいと思っていたのですが、やはり南青山に住んでみると、あの高層マンションのセレブ感が、薄っぺらいというか、バカっぽいというか、マンションのデカさも相まって、成金タワーのようにも見えてしまいます。

というのも噂レベルですが、やはりあの高層階と低層階には大きな隔たりがあって、ああいう地域の保育園の先生とかの話を聞くと、本当にそのあたりに気を遣うというか、子供からしたら全く関係ないことですが、親がそういうことしてるとロクな大人にならないような気がしますし、さらに金持ちだからたちの悪い大人になりそうで困ります。(もちろん、高低層なんて気にして住んでいない人もいると思いますが。)

南青山に住んでみて思ったのは、本当の金持ち、本当の豊かな生活を送っている人は、低層マンションに住んでいるのではということです。写真のような高級低層マンションに住んでいる人は、高低の階層で争うこともないでしょうし、しかも内廊下だし、きっと子供も優しい気持ちを持った金持ちになると思います。本当の金持ちは人と比べることなく心に常に余裕があるというのは、柴田さんを見ていれば分かります。

第一、新築の高層マンション地域に移り住んでくる人はそもそもその土地にいなかった人たちが集まっているわけで、やはり南青山のような昔から品格のある地域に住んでいる人の方が、歴史的に見ても本当の金持ちなはずです。街行く人を見ると、やはりここに住んでいること自体を誇りに思っているので、その上でどうのこうのという比較はしていないというか、タワーマンションのように、何階に住んでいるとかなんてのは次元が低すぎて低すぎて。

これで南青山にタワーマンションが建ったらみんな目の色を変えて上層階に住みたがるのかもしれませんが、そういう今の生態系を脅かす外来種みたいなのが来ないことを祈りたいと思います。


Posted by 堀田 on 5月 28th, 2016 :: Filed under 日常

新婚旅行

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新婚旅行に行ってきました。

今週は北海道に新婚旅行に行ってきました。国内にしたのは僕が海外旅行にまだ抵抗があったことと、テロが怖かったことです。あと北海道は海の幸が豊かと聞いていたので、妻とも今回はグルメツアーにしようと決めておりましたが、結果的に言えば、とても楽しい旅でしたが、グルメという意味では「普通においしい」の域を出ませんでした。

僕の会社の事業部は北海道勤務経験の人が多いこともあって、いろいろ事前に話を聞いていたのですが、初日の旅館がとてもいいところで料理もすごくおいしいと聞き、ネットでも評判がすごかったので相当に期待していたのですが、その、目ん玉飛び出るほど旨いかと言われれば、普通においしい、という感じでしたし、「札幌の回転寿司は旨いよ!レベル高いよ!」と誰しもが言うので、ちゃんと店名も裏取りした上で食べたのですが、これまた普通においしいというか、むしろ表参道で喰っている回転寿司の方が旨いんじゃないかというレベルでした。

「(思っていたほどではないけど)おいしい」「(びっくりするほどではないけど)おいしい」と言い続けていた我々も、さすがに回転寿司のときに至っては妻から「普通なんだよなー」と切り出し、そこから二人で回る寿司を前に「いかに東京のメシがうまいか」などと語り出し、5皿くらいで切り上げて隣のカフェで茶をするという貴重な体験をしてきました。カフェはめちゃめちゃ楽しかったです。

分かったこととしては、本当に目ん玉飛び出るくらい旨いものは、それなりに高級店に行かなければ喰えないということでしょうか。北海道に行けばどこの料理も新鮮でびっくりするくらい旨いもんだと思っていましたが、高校時代に、大学に入ったらすぐ彼女ができるものだと思っていたら全くそうではなかったのと同じで、やはりちゃんとリサーチして、さらに高いお金を払わないとグルメツアーは難しいぞと。

あとちょっと普段からうまいものを食い過ぎていることもあって、自分たちの思っていたよりも相当に舌が肥えていたということもあるかと思いました。なんだかんだで東京には旨いものが溢れていて、ありがたいことに旨いものに巡り会える機会にも恵まれていて、やっぱり東京は最高だなと。早速、帰ってきてから赤坂の高級焼肉店にランチに行き、それこそ目ん玉が飛び出るほど旨いロースを「うめえうめえ」と言いながら喰ってきました。

といった感じで、そういう点すらもはや楽しかったと感じるのはさすが新婚旅行ということでしょうか。写真は記念に買った木彫りの熊です。こんなの誰が買うんだろうと思っていましたが、まさか自分が買うとは思いもよらなかったです。


Posted by 堀田 on 5月 23rd, 2016 :: Filed under 家族

バルビゾン

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東京ドームに行ってきました。

たまに妻と一緒にドームに巨人戦を観に行くのですが、いつもプレイに対する効果音が気になっています。ファウルになったり、フライになったりすると、ドーム内に効果音が響いて何となく盛り上げている感じなのですが、その法則性が全く見えません。何をすると何が鳴るのか。

ファウルになると「ダ、ダ、ダン、ダン!」とよくなるのですが、たまに「ダ、ダ、ダン!」とちょっと短かったり。3塁側へのファウルのときは「ダ、ダ、ダン、ダン!」なのか?と思っていたら次は「ジャーン!」とエレキギターの音だったり、全くよく分かりません。

こういうのはネットで調べれば一発で分かるのですが、あえて調べないで、本件については、音によって盲目の一球速報担当の人に細かなプレイ内容を伝えていると考えています。スライダーでフライのファウルを打ってアウトになると「ジャーン!」とか。

あと、僕の家の近所には「barbizon(バルビゾン)」という名前のマンションがたくさん建っていて、それぞれ「barbizon 28」とか「barbizon 114」とかランダムな数字が付いているのですが、このバルビゾンも数字も何かの秘密結社感が強いので、あえて調べず、街で見かけたら「ここにもバルビゾンが!」「114?!」などと怖がるようにしています。

他にもアクサダイレクトの堤真一さんにそっくりな関西弁の人が誰なのかとか、調べずに謎のままにしておいた方がいいものもあるので、知っている方がいたら絶対に僕に教えないでください。


Posted by 堀田 on 5月 8th, 2016 :: Filed under 日常

平均台

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よくできるなあと思います。

テレビを見ていたら体操の選手が平均台の上でくるくる縦回転して優勝していたのですが、改めて見れば見るほどよくできるものだと感心しました。手も付けずにその場でくるっと後ろ回りして着地するとか、できるようになるまでに失敗した回数を考えるとちょっと引いてしまうほどです。

特に思うのはやはり最初にこれをやった人がすごいというか、「人間として可能かどうか」が分からない状態でトライする人がいて、一歩間違えれば死んでしまうこともあるわけで、そのチャレンジ精神は本当に信じられないレベルです。もう今となっては人間として可能な技は全て出し尽くされているのでしょうか。例えば平均台の上を後ろ向きで全力疾走するとか、絶対に無理だろうという技もいつかできる人が現れるのでしょうか。

前述の後ろ回転で着地するとかも、僕からすると「人間として不可能」のレベルなのですが、それができるようになっているというのはやはり先駆者ってすごいなと思います。「モリスエ」とか「シライ」とか、技に個人名がつくという名誉が与えられるのにも、その苦労を考えるとなるほどと頷けます。逆に個人名じゃなかったら「死の回転」とか全部怖い名前になっているだろうなと思います。


Posted by 堀田 on 5月 5th, 2016 :: Filed under 日常

女子

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電車で流れるサッポロのCMが気になります。

たまに山手線とかに乗っていると、サッポロのイメージガールがビールに合う料理を出すお店を紹介する電車CMがやっていて、そのイメージガールの女子感がすごく気になっています。

どういうことかと言うと、料理の画像が流れてくるのに対して、その女子が無音で「(ウンウン)」とか「(ワーおいしそうー!)」「(えー!)」といったリアクションをしたり、画像を上に「(えいっ!)」と飛ばしたりする動きをしているのだけど、その一挙手一投足が、なんかむかつかせる一方で、それに惹かれている自分もいて、一人で複雑な気持ちになっています。

まあ一言で言うと、あからさまな「かわいい動き」をしているのですが、これが「若い女子だからできる感」がすごくて、それに対して冷めた目で見ている一方で、どうしても僕の男性の要素がそれを欲している部分があって、そんな安易なエサに釣られている自分を受け入れたくない気持ちとの葛藤があります。

ああいう運動神経が悪そうな女子感が好きというか、甘えられて「仕方ねえなあ」みたいになってしまうこの感じは、男の本能的なものなのか分かりませんが、とにかく飲み会でこういう女子がいたら自らを強く律して臨まなければならないなと戒めてくれる良いCMだと思って見ています。


Posted by 堀田 on 5月 4th, 2016 :: Filed under 日常

競争

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先日は出張でした。

朝早くから新幹線に指定席で乗ったのですが、乗ってみたら席のほとんどがシニアで埋め尽くされていて、どうやらツアーで旅行している一団のようでした。みんな割りとでかい声でしゃべりながらお茶やお弁当を楽しんでいる様子。

それはいいんですが、添乗員さんが各席を回って何やら説明したり配って回ったりしているのだけど、まず理解力が弱いようで何度も一から説明しなきゃいけなかったり、唐突に思い出話を聞かされたりで本当に大変そうでした。この老人会がひとたび街に繰り出したら、制御するのは本当に大変だろうなと、かなり同情させられました。耳も遠そうだし。

添乗員さんといえば、元とくお組のNヶ塚俊太ボーイ君が某旅行会社に勤めていたときに、相当ハードな仕事だった上に社内もかなりの体育会系で、飲み会で土下座させられた頭をサッカーボールのように蹴られたというエピソードが頭から離れないので、添乗員を見るたびに哀れみの目で見てしまいます。

妻の職場にも旅行会社からの電話がよくあるそうなのですが、中にはすごい慌しく、タメ口で、失礼な物言いをする人も多いようで、そういう話を聞いても、もうその人は心が壊れてしまっているというか、そうでないと闘えないというか、もうこちら側が許してやるしかないなと思ってしまいます。しかも仕事量の割りにかなり給料が安いとか聞くし、この労働のキツさと賃金が比例しない感じは、本当に世の中の怖さを感じるところです。

同様にピザ屋もかなり競争が厳しそうで、以前、直接お店で注文すれば半額!ということで妻と一緒に行ったことがありますが、その際もすごく忙しそうな現場で、店長も全く余裕がなく、バイト君に対する指示やアタリもそれはきつい感じで、楽しい雰囲気でやってきたこちらがシュンとなってしまいました。他にも、ちょっと配達が遅れたぐらいで500円割引券を渡されて謝罪されたり、いやいや全然気にしてないからいいよって気持ちになります。競争が激しいからこそなんでしょうが。

確かにピザなんてどこもそんなに変わらないというか差別化が難しいというか、僕の住んでいるマンションにはよくちょっと高級っぽいピザ屋のチラシが入っていて「私たちがお届けするのはピザではなく、ピッツァです」と本格派を謳っているのだけど、ドミノピザが「いや、うちもピッツァです」とひとこと言えばもうそのピザ屋の優位性はほぼ無くなってしまう感じもするし、いや、本当に世の中大変だなと思います。

旅行にしろピザにしろ、いずれにしてもサービスを受ける側があまりわがままを言わないようにする、ちょっとしたことでクレームをつけないようにするという文化を根付かせたほうがいいかなと思います。LCCみたいに、安いんだから、文句も言わないというスタンスを再認識するべきというか、「お客様は神様です」はもう古くて、「高い金払うお客様は神様です」という文化を広めていければいいのになと思います。


Posted by 堀田 on 4月 3rd, 2016 :: Filed under 考察

資産運用2

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資産運用の相談をしてきました。

この三連休に一人で銀行に行って、資産運用の相談をしてきました。前に書いたように今年は資産運用に興味があるからです。基本的に「働かずに増やす」をコンセプトに資産家の仲間入りを目指します。

さて、とりあえず全くの無知で行った訳ですが、静かなフロアの一ブースに案内され、担当のお姉さんと画面を見たりしながら資産運用の相談をするという、まずまずイメージ通りのセレブ体験が出来ました。ただ聞いてみると、だいたい1〜2割儲かれば御の字という世界だということで、元資金がある程度大きくないと、これはあまり面白みがないなと。

例えば30万円投資して、2割増の36万円回収したとしても、つまり儲けは6万くらいなわけです。まあこの6万を1日の株売買とかで稼げばいいんでしょうが、売り時など1年くらい様子を見計らって6万だとすると、なんだか長い間ヒヤヒヤしながら運用する割には実入りが少ないというか、毎月5,000円貯金するのと変わらず、つまり僕のイメージしていた資産家という感じではない訳です。

となると、やはりこれは資産家とか、大金持ちのやるマネーゲームだということが分かりました。500万を使って運用して2割だと、何もせず寝てただけで100万円ぐらい儲かるみたいなことになるわけで、やってることはそんなに変わらないのに、そこには小遣い稼ぎ(6万)と資産運用(100万)の大きな違いがあるのだなあと思いました。

で結局、何もせずに帰ってきたのですが、帰ってからやることと言えば、電気とガスをセットにして毎月270円ぐらい安くなるぞとか、「働かずに増やす」ではなくて「節約して貯める」みたいな普通の発想になってしまっていて、銀行に行くまではあんなに大きかった気持ちが、まるでガリバートンネルに入ったかのように、出てきたら小さくなってしまっていて悲しいです。

まあ、毎月270円貯めてどうなるんだって感じですが。それこそ年6万あったらそれなりの贅沢できるか、とか、やはりこの発想の転換にあと2年くらいかかりそうです。


Posted by 堀田 on 3月 23rd, 2016 :: Filed under 日常

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目くじら立てる話ではないですが。

最近よく「神対応」という言葉を聞くのですが、あれが何となく嫌いです。僕は無神論者といいますか、特に信仰はないほうなので、それこそこんなことを言う権利はないと思いますが、神というのは文字通り神々しいものというか、もっと畏怖の念を持つべき存在というイメージを持っていて、その割にはかなり安易に「神対応」「神対応」と言っている点が気に入らないです。

そもそも人間の行為に対して「神」という言葉をつけるのがおこがましいし、さらに言うと、そんなすごい対応でもないものまで最近はすぐに「神対応」とか言っているような気がして、芸能人とかがファンサービスを多めにやったり、ちょっとファンに気遣いを見せたりするだけで「神対応」とか言うけど、いやいや、それのどこが神なんだ、人気商売なんだからそれくらいやってもおかしくないし、と言いたくなることが多々あります。簡単に神とか言うなと。

つまり流行っている言葉だからか、テレビとかでもすぐに「神対応」とか言うのだけど、かなりハードルが下がっているというか、あまり気にせずに言っちゃってるというか、もう意味がかなり薄れている気がしてて、お前は本当に使うときにちゃんと神のような存在を想像しているか?と思ってしまいます。僕が使うときがあるとすれば本当にその相手の行為が添付した写真のように光って見えるくらいの、そういうときにのみ使ってるのならいいんだけど、なんか神様の位置づけそのものが低くなっている気がして気に入らないです。

僕は基本的に神様の存在は信じていない(神様なんていないと思っている)のですが、なんかこうむかつく感情を覚えさせるのは神のすごいところだと思います。まさに神業。


Posted by 堀田 on 3月 5th, 2016 :: Filed under 日常

楽しい出張

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出張ってそんなに楽しいか。

仕事でよく出張をするのですが、たまに、来週どこどこに出張です、とか言うと「いいなー楽しそうで」みたいな絡みをされることがあって、あれがあまり好きではないです。なんか、出張すること=遊んでくること、みたいな捉え方をされている気がして気に入りません。

確かに偉い人とかは出張先でうまいもん喰っているし、偉くなくてもおじさんたちは出張先で繁華街を飲み歩いたりしているのだろうけど、僕はそういうこと全然しないし、可能な限り日帰りにするし、ちゃんと仕事をしに行っているので、ちょっと一緒にしないでほしい、という感じです。

てか、出張ってすごく面倒で、移動時間が圧倒的に長いし、移動している途中はなかなか仕事ができないし、帰りが遅くなる割に残業代でないし、つまり仕事する時間も家で過ごす時間も取られ、いいことなんてほとんどないわけで、そういう嫌なことしているのに地方で浮かれてるみたいに言われるとハッキリ言ってムカッときてしまいます。

てか、そういうこと言うおじさんって日帰り出張ってあんまりやらないんだろうな。始発で出りゃ間に合うだろうに前日入りして飲んだりするし。まあそもそもあの世代の人たちは飲み会が大好きだから、その点からして感覚にズレがあるのかもしれません。なので出張に行ってもお土産は全然買ってこない派です。嬉しがってるみたいでいやだから。


Posted by 堀田 on 2月 14th, 2016 :: Filed under 仕事

種子島

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種子島に行ってきました。

妻の祖父が亡くなられたので、急遽、葬儀に参列するため種子島に行ってきました。妻の祖父は種子島で事業をされている島の名士でして、しばらく鹿児島の病院に入院されており、つい10日ほど前に僕もお見舞いに行ったばかりでした。

そのときは妻とそのお姉さんと僕の3人で行ったのですが、メインは孫娘二人であって、僕はオマケくらいの感覚でお伺いしたのですが、実際にお会いすると、孫娘もだけど、いや、お前だよお前!みたいな勢いで迎えられ、正直びっくりしました。

といっても寝たきりですし、しゃべることもできないのですが、腕をしっかりと伸ばし、僕の手を強く握り、涙を流しながら、何かすごく訴えていらっしゃって、言葉では言い表せないのですが、よろしく的な歓迎と、しっかり頼むぞ的な期待と、ちゃんとやれよ的な戒めとが混ざったというか、そういった強い念を何度も送られた感じでした。

確かに想像してみると、もし僕が自身の最期に近づいたとき、孫娘たちへの愛もさることながら、その旦那とか、男側に対しての思いのほうがもしかしたら強いのかもしれないなと思いました。女性は愛で包むのに対して、男性は志を継承させるというか、もちろん僕だけが継承するわけではないですが、その一人としてしっかり認定されたようで背筋が伸びる思いでした。

さらになんと告別式の日はロケット打ち上げが予定されていて、この人は持ってるな!、というか、そのまま宇宙に行っちゃう感じが、本当にかっこいいな!と思ったのです。ただ打ち上げは天候不順で中止になってしまって残念でしたが、別に宇宙飛行士だったわけじゃないし、これは僕が勝手に関連付けただけですので、おじいさんからしたら「知らんがな」という感じだと思います。

でもそれくらいロマンチックが似合う人だったんだろうなと思いました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。


Posted by 堀田 on 2月 13th, 2016 :: Filed under 英雄

マクドナルド

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マックのくせに。

今に始まったことではないのですが、マックのテレビCMがやたらに鼻につきます。あのエグチとかバベポとか言って楽しそうに騒いでるやつなんですが、全く面白くないやつが面白いだろう感を出しているのが気に喰わないんでしょうか。店でも、店員が「エグチプリーズ」とか言っているのを聞くと、こいつら馬鹿なんじゃないの?くらいの軽蔑的な気持ちがむくっとでてきてしまい、それを抑えるのに必死です。

他にも、なんか好きなメニューを組み合わせられるみたいな、当たり前のことを主張していたCMでも「シェアしよっ」とか言う女にやたらムカッとしたり、お母さんの話を聞きましたプロジェクトみたいな安心安全を主張するキャンペーンにも何かイラッとしてしまいます。

まあ、これはそういう演出が嫌いというのはあるのですが、ちょっと心の奥底に「マックのくせに」みたいな、マクドナルドを下に見ているような差別的な気持ちがあるのではないかと思って、自分で自分が怖いです。いや、大企業だし僕なんか足元にも及ばないのですが、それは置いておいて、ばりばりのジャンクフードのくせに、にわかなオシャレ感を出したり、安全性を主張したりしているところに、何言ってるんだよ、いいからジャンクフードらしくしろよ、みたいな気持ちが出てしまうのだと思います。

いや、本当に普通にマックにはよく行くし、むしろたまに無性に食べたくなるのだけど、つまりマクドナルドらしさっていうものをもっと正確に捉えてほしいというか、昔みたいに、白黒でシマシマの服を着た囚人や、紫色のバーバパパたちがドナルドの魔法に翻弄されるみたいな、ああいうCMのほうが絶対いいのにと思っています。下に見ているわけではないです。


Posted by 堀田 on 1月 27th, 2016 :: Filed under 日常