敬語
上下関係にはうるさいほうです。
先日、展示会に出展する機会があり、ブースを設けて商品説明をしていたのですが、たまにおっさんで「これはどういうシステムなの?」とか「で、いくらなの?」など、初対面なのにタメ語でしゃべってくる人がいて、そういう人は年齢の上下に関係なく、失礼だなと思ってしまいます。年齢的には明らかに上なので、5分くらいしゃべっている中でタメ語が出てくるのは問題ないのですが、一言めからタメ語なのが気になります。飲食店でも、常連でもないのに店員に頭からタメ語の人とか、あまり好きではないです。
という風に、(特にビジネスにおいて)初対面ではまず敬語、という基準があるのですが、逆に社内の人にはある程度フランクに行くという基準が僕にあって、つまり上司とかある程度偉い人に対して、社内であれば若干のタメ語で話すときがあります。といっても主に出るタメ語は、合いの手のパターンとして出す「うん」(基本は「はい」)と、「そう」(基本は「そうッス」)、ツッコミ的に使う「~でしょ?」の3つで、女子高生とかがガンガン使うタメ語のレベルではないのですが、ゼロではない、という感じです。
僕としては、社内の偉い人を裸の王様にしたくない理論から転じて、意見の言いやすい関係を作るためというのもあり、意見すべきところでは言うスタンスの延長で、「上司だって仲間じゃないか」的なニュアンスで敢えて使っている節もあるのですが、気になる人は気になるようで、結婚式の主賓スピーチでも、こいつは大人しそうな顔してガンガン意見してきて、そういうヤツは好きだけど、気づくとたまにタメ語になっている、という内容だったのですが、ネタかと思いきや、実際その後も、「お前、○○さんにタメ語とか使うなよ?俺はいいけど、周りがヒヤヒヤするからよ」みたいに言われて、ああ、やっぱり気にしてるんだなと思ったことがあります。
この「俺はいいけど」という人は、絶対その本人が一番気にしているんであって、僕がどんな理由があって意図的にしていようが、だめなものはだめ、なのだろうから、気をつけようと思いました。冒頭の展示会のタメ語おやじも、何か彼の基準があってのことだろうし、人それぞれ基準が違うので、やはり世間一般の基準に照らし合わせて生きていかないといけないなと。まあそんなこと言ってるとみんな同じになってしまうというのもあるけど、それも極論ですしね。
とくお組内でも基本、先輩ばかりなので敬語ベースでしゃべっていますし、鈴木さんの頭を叩くときは、目上の人への尊敬の念を込めて引っ叩いていますが、これも鈴木さんの基準でOKなだけであって、他の人が見たら「先輩に何てことするんだ!」と激高されるかもしれません。鈴木さんが「いいんです、いいんです!」みたいに止めてくれるのが目に浮かびます。
Posted by 堀田 on 7月 17th, 2016 :: Filed under 仕事
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7月 17th, 2016
看護師ってホント歳上の方々とお話することがほとんどなのにタメ語で話してるのが気になります。
私は、タメ語で話すことに抵抗があるので基本的には敬語ですが、それも時と場合で使い分けなきゃですよね。
堀田さんの文章はとっても読みやすくて好き。
また更新待ってます。
7月 18th, 2016
看護師さんは何故かそんなに気にならないんですが、おじいちゃんとかもうよく分かってないんじゃないかみたいに見えるからですかね。
アメブロみたいにならないようにこれからも更新します!ありがとうです(≧∇≦)