
南青山に帰ってきました。
北海道の旅行から帰ってきて、東京でまた忙しく働き始めています。会社の近くにはまた高層マンションが建てられていて、すごく都会感があって好きなのですが、昔に比べて、こういう高層マンションに住みたいという気持ちはかなり薄れました。
高層マンションが出てきた頃は、結構それに憧れがあって、あの内廊下と呼ばれるホテルのような廊下がすごくカッコいいと思っていたのですが、やはり南青山に住んでみると、あの高層マンションのセレブ感が、薄っぺらいというか、バカっぽいというか、マンションのデカさも相まって、成金タワーのようにも見えてしまいます。
というのも噂レベルですが、やはりあの高層階と低層階には大きな隔たりがあって、ああいう地域の保育園の先生とかの話を聞くと、本当にそのあたりに気を遣うというか、子供からしたら全く関係ないことですが、親がそういうことしてるとロクな大人にならないような気がしますし、さらに金持ちだからたちの悪い大人になりそうで困ります。(もちろん、高低層なんて気にして住んでいない人もいると思いますが。)
南青山に住んでみて思ったのは、本当の金持ち、本当の豊かな生活を送っている人は、低層マンションに住んでいるのではということです。写真のような高級低層マンションに住んでいる人は、高低の階層で争うこともないでしょうし、しかも内廊下だし、きっと子供も優しい気持ちを持った金持ちになると思います。本当の金持ちは人と比べることなく心に常に余裕があるというのは、柴田さんを見ていれば分かります。
第一、新築の高層マンション地域に移り住んでくる人はそもそもその土地にいなかった人たちが集まっているわけで、やはり南青山のような昔から品格のある地域に住んでいる人の方が、歴史的に見ても本当の金持ちなはずです。街行く人を見ると、やはりここに住んでいること自体を誇りに思っているので、その上でどうのこうのという比較はしていないというか、タワーマンションのように、何階に住んでいるとかなんてのは次元が低すぎて低すぎて。
これで南青山にタワーマンションが建ったらみんな目の色を変えて上層階に住みたがるのかもしれませんが、そういう今の生態系を脅かす外来種みたいなのが来ないことを祈りたいと思います。
Posted by 堀田 on 5月 28th, 2016 :: Filed under
日常

新婚旅行に行ってきました。
今週は北海道に新婚旅行に行ってきました。国内にしたのは僕が海外旅行にまだ抵抗があったことと、テロが怖かったことです。あと北海道は海の幸が豊かと聞いていたので、妻とも今回はグルメツアーにしようと決めておりましたが、結果的に言えば、とても楽しい旅でしたが、グルメという意味では「普通においしい」の域を出ませんでした。
僕の会社の事業部は北海道勤務経験の人が多いこともあって、いろいろ事前に話を聞いていたのですが、初日の旅館がとてもいいところで料理もすごくおいしいと聞き、ネットでも評判がすごかったので相当に期待していたのですが、その、目ん玉飛び出るほど旨いかと言われれば、普通においしい、という感じでしたし、「札幌の回転寿司は旨いよ!レベル高いよ!」と誰しもが言うので、ちゃんと店名も裏取りした上で食べたのですが、これまた普通においしいというか、むしろ表参道で喰っている回転寿司の方が旨いんじゃないかというレベルでした。
「(思っていたほどではないけど)おいしい」「(びっくりするほどではないけど)おいしい」と言い続けていた我々も、さすがに回転寿司のときに至っては妻から「普通なんだよなー」と切り出し、そこから二人で回る寿司を前に「いかに東京のメシがうまいか」などと語り出し、5皿くらいで切り上げて隣のカフェで茶をするという貴重な体験をしてきました。カフェはめちゃめちゃ楽しかったです。
分かったこととしては、本当に目ん玉飛び出るくらい旨いものは、それなりに高級店に行かなければ喰えないということでしょうか。北海道に行けばどこの料理も新鮮でびっくりするくらい旨いもんだと思っていましたが、高校時代に、大学に入ったらすぐ彼女ができるものだと思っていたら全くそうではなかったのと同じで、やはりちゃんとリサーチして、さらに高いお金を払わないとグルメツアーは難しいぞと。
あとちょっと普段からうまいものを食い過ぎていることもあって、自分たちの思っていたよりも相当に舌が肥えていたということもあるかと思いました。なんだかんだで東京には旨いものが溢れていて、ありがたいことに旨いものに巡り会える機会にも恵まれていて、やっぱり東京は最高だなと。早速、帰ってきてから赤坂の高級焼肉店にランチに行き、それこそ目ん玉が飛び出るほど旨いロースを「うめえうめえ」と言いながら喰ってきました。
といった感じで、そういう点すらもはや楽しかったと感じるのはさすが新婚旅行ということでしょうか。写真は記念に買った木彫りの熊です。こんなの誰が買うんだろうと思っていましたが、まさか自分が買うとは思いもよらなかったです。
Posted by 堀田 on 5月 23rd, 2016 :: Filed under
家族

東京ドームに行ってきました。
たまに妻と一緒にドームに巨人戦を観に行くのですが、いつもプレイに対する効果音が気になっています。ファウルになったり、フライになったりすると、ドーム内に効果音が響いて何となく盛り上げている感じなのですが、その法則性が全く見えません。何をすると何が鳴るのか。
ファウルになると「ダ、ダ、ダン、ダン!」とよくなるのですが、たまに「ダ、ダ、ダン!」とちょっと短かったり。3塁側へのファウルのときは「ダ、ダ、ダン、ダン!」なのか?と思っていたら次は「ジャーン!」とエレキギターの音だったり、全くよく分かりません。
こういうのはネットで調べれば一発で分かるのですが、あえて調べないで、本件については、音によって盲目の一球速報担当の人に細かなプレイ内容を伝えていると考えています。スライダーでフライのファウルを打ってアウトになると「ジャーン!」とか。
あと、僕の家の近所には「barbizon(バルビゾン)」という名前のマンションがたくさん建っていて、それぞれ「barbizon 28」とか「barbizon 114」とかランダムな数字が付いているのですが、このバルビゾンも数字も何かの秘密結社感が強いので、あえて調べず、街で見かけたら「ここにもバルビゾンが!」「114?!」などと怖がるようにしています。
他にもアクサダイレクトの堤真一さんにそっくりな関西弁の人が誰なのかとか、調べずに謎のままにしておいた方がいいものもあるので、知っている方がいたら絶対に僕に教えないでください。
Posted by 堀田 on 5月 8th, 2016 :: Filed under
日常

よくできるなあと思います。
テレビを見ていたら体操の選手が平均台の上でくるくる縦回転して優勝していたのですが、改めて見れば見るほどよくできるものだと感心しました。手も付けずにその場でくるっと後ろ回りして着地するとか、できるようになるまでに失敗した回数を考えるとちょっと引いてしまうほどです。
特に思うのはやはり最初にこれをやった人がすごいというか、「人間として可能かどうか」が分からない状態でトライする人がいて、一歩間違えれば死んでしまうこともあるわけで、そのチャレンジ精神は本当に信じられないレベルです。もう今となっては人間として可能な技は全て出し尽くされているのでしょうか。例えば平均台の上を後ろ向きで全力疾走するとか、絶対に無理だろうという技もいつかできる人が現れるのでしょうか。
前述の後ろ回転で着地するとかも、僕からすると「人間として不可能」のレベルなのですが、それができるようになっているというのはやはり先駆者ってすごいなと思います。「モリスエ」とか「シライ」とか、技に個人名がつくという名誉が与えられるのにも、その苦労を考えるとなるほどと頷けます。逆に個人名じゃなかったら「死の回転」とか全部怖い名前になっているだろうなと思います。
Posted by 堀田 on 5月 5th, 2016 :: Filed under
日常

電車で流れるサッポロのCMが気になります。
たまに山手線とかに乗っていると、サッポロのイメージガールがビールに合う料理を出すお店を紹介する電車CMがやっていて、そのイメージガールの女子感がすごく気になっています。
どういうことかと言うと、料理の画像が流れてくるのに対して、その女子が無音で「(ウンウン)」とか「(ワーおいしそうー!)」「(えー!)」といったリアクションをしたり、画像を上に「(えいっ!)」と飛ばしたりする動きをしているのだけど、その一挙手一投足が、なんかむかつかせる一方で、それに惹かれている自分もいて、一人で複雑な気持ちになっています。
まあ一言で言うと、あからさまな「かわいい動き」をしているのですが、これが「若い女子だからできる感」がすごくて、それに対して冷めた目で見ている一方で、どうしても僕の男性の要素がそれを欲している部分があって、そんな安易なエサに釣られている自分を受け入れたくない気持ちとの葛藤があります。
ああいう運動神経が悪そうな女子感が好きというか、甘えられて「仕方ねえなあ」みたいになってしまうこの感じは、男の本能的なものなのか分かりませんが、とにかく飲み会でこういう女子がいたら自らを強く律して臨まなければならないなと戒めてくれる良いCMだと思って見ています。
Posted by 堀田 on 5月 4th, 2016 :: Filed under
日常

先日は出張でした。
朝早くから新幹線に指定席で乗ったのですが、乗ってみたら席のほとんどがシニアで埋め尽くされていて、どうやらツアーで旅行している一団のようでした。みんな割りとでかい声でしゃべりながらお茶やお弁当を楽しんでいる様子。
それはいいんですが、添乗員さんが各席を回って何やら説明したり配って回ったりしているのだけど、まず理解力が弱いようで何度も一から説明しなきゃいけなかったり、唐突に思い出話を聞かされたりで本当に大変そうでした。この老人会がひとたび街に繰り出したら、制御するのは本当に大変だろうなと、かなり同情させられました。耳も遠そうだし。
添乗員さんといえば、元とくお組のNヶ塚俊太ボーイ君が某旅行会社に勤めていたときに、相当ハードな仕事だった上に社内もかなりの体育会系で、飲み会で土下座させられた頭をサッカーボールのように蹴られたというエピソードが頭から離れないので、添乗員を見るたびに哀れみの目で見てしまいます。
妻の職場にも旅行会社からの電話がよくあるそうなのですが、中にはすごい慌しく、タメ口で、失礼な物言いをする人も多いようで、そういう話を聞いても、もうその人は心が壊れてしまっているというか、そうでないと闘えないというか、もうこちら側が許してやるしかないなと思ってしまいます。しかも仕事量の割りにかなり給料が安いとか聞くし、この労働のキツさと賃金が比例しない感じは、本当に世の中の怖さを感じるところです。
同様にピザ屋もかなり競争が厳しそうで、以前、直接お店で注文すれば半額!ということで妻と一緒に行ったことがありますが、その際もすごく忙しそうな現場で、店長も全く余裕がなく、バイト君に対する指示やアタリもそれはきつい感じで、楽しい雰囲気でやってきたこちらがシュンとなってしまいました。他にも、ちょっと配達が遅れたぐらいで500円割引券を渡されて謝罪されたり、いやいや全然気にしてないからいいよって気持ちになります。競争が激しいからこそなんでしょうが。
確かにピザなんてどこもそんなに変わらないというか差別化が難しいというか、僕の住んでいるマンションにはよくちょっと高級っぽいピザ屋のチラシが入っていて「私たちがお届けするのはピザではなく、ピッツァです」と本格派を謳っているのだけど、ドミノピザが「いや、うちもピッツァです」とひとこと言えばもうそのピザ屋の優位性はほぼ無くなってしまう感じもするし、いや、本当に世の中大変だなと思います。
旅行にしろピザにしろ、いずれにしてもサービスを受ける側があまりわがままを言わないようにする、ちょっとしたことでクレームをつけないようにするという文化を根付かせたほうがいいかなと思います。LCCみたいに、安いんだから、文句も言わないというスタンスを再認識するべきというか、「お客様は神様です」はもう古くて、「高い金払うお客様は神様です」という文化を広めていければいいのになと思います。
Posted by 堀田 on 4月 3rd, 2016 :: Filed under
考察

資産運用の相談をしてきました。
この三連休に一人で銀行に行って、資産運用の相談をしてきました。前に書いたように今年は資産運用に興味があるからです。基本的に「働かずに増やす」をコンセプトに資産家の仲間入りを目指します。
さて、とりあえず全くの無知で行った訳ですが、静かなフロアの一ブースに案内され、担当のお姉さんと画面を見たりしながら資産運用の相談をするという、まずまずイメージ通りのセレブ体験が出来ました。ただ聞いてみると、だいたい1〜2割儲かれば御の字という世界だということで、元資金がある程度大きくないと、これはあまり面白みがないなと。
例えば30万円投資して、2割増の36万円回収したとしても、つまり儲けは6万くらいなわけです。まあこの6万を1日の株売買とかで稼げばいいんでしょうが、売り時など1年くらい様子を見計らって6万だとすると、なんだか長い間ヒヤヒヤしながら運用する割には実入りが少ないというか、毎月5,000円貯金するのと変わらず、つまり僕のイメージしていた資産家という感じではない訳です。
となると、やはりこれは資産家とか、大金持ちのやるマネーゲームだということが分かりました。500万を使って運用して2割だと、何もせず寝てただけで100万円ぐらい儲かるみたいなことになるわけで、やってることはそんなに変わらないのに、そこには小遣い稼ぎ(6万)と資産運用(100万)の大きな違いがあるのだなあと思いました。
で結局、何もせずに帰ってきたのですが、帰ってからやることと言えば、電気とガスをセットにして毎月270円ぐらい安くなるぞとか、「働かずに増やす」ではなくて「節約して貯める」みたいな普通の発想になってしまっていて、銀行に行くまではあんなに大きかった気持ちが、まるでガリバートンネルに入ったかのように、出てきたら小さくなってしまっていて悲しいです。
まあ、毎月270円貯めてどうなるんだって感じですが。それこそ年6万あったらそれなりの贅沢できるか、とか、やはりこの発想の転換にあと2年くらいかかりそうです。
Posted by 堀田 on 3月 23rd, 2016 :: Filed under
日常

目くじら立てる話ではないですが。
最近よく「神対応」という言葉を聞くのですが、あれが何となく嫌いです。僕は無神論者といいますか、特に信仰はないほうなので、それこそこんなことを言う権利はないと思いますが、神というのは文字通り神々しいものというか、もっと畏怖の念を持つべき存在というイメージを持っていて、その割にはかなり安易に「神対応」「神対応」と言っている点が気に入らないです。
そもそも人間の行為に対して「神」という言葉をつけるのがおこがましいし、さらに言うと、そんなすごい対応でもないものまで最近はすぐに「神対応」とか言っているような気がして、芸能人とかがファンサービスを多めにやったり、ちょっとファンに気遣いを見せたりするだけで「神対応」とか言うけど、いやいや、それのどこが神なんだ、人気商売なんだからそれくらいやってもおかしくないし、と言いたくなることが多々あります。簡単に神とか言うなと。
つまり流行っている言葉だからか、テレビとかでもすぐに「神対応」とか言うのだけど、かなりハードルが下がっているというか、あまり気にせずに言っちゃってるというか、もう意味がかなり薄れている気がしてて、お前は本当に使うときにちゃんと神のような存在を想像しているか?と思ってしまいます。僕が使うときがあるとすれば本当にその相手の行為が添付した写真のように光って見えるくらいの、そういうときにのみ使ってるのならいいんだけど、なんか神様の位置づけそのものが低くなっている気がして気に入らないです。
僕は基本的に神様の存在は信じていない(神様なんていないと思っている)のですが、なんかこうむかつく感情を覚えさせるのは神のすごいところだと思います。まさに神業。
Posted by 堀田 on 3月 5th, 2016 :: Filed under
日常

出張ってそんなに楽しいか。
仕事でよく出張をするのですが、たまに、来週どこどこに出張です、とか言うと「いいなー楽しそうで」みたいな絡みをされることがあって、あれがあまり好きではないです。なんか、出張すること=遊んでくること、みたいな捉え方をされている気がして気に入りません。
確かに偉い人とかは出張先でうまいもん喰っているし、偉くなくてもおじさんたちは出張先で繁華街を飲み歩いたりしているのだろうけど、僕はそういうこと全然しないし、可能な限り日帰りにするし、ちゃんと仕事をしに行っているので、ちょっと一緒にしないでほしい、という感じです。
てか、出張ってすごく面倒で、移動時間が圧倒的に長いし、移動している途中はなかなか仕事ができないし、帰りが遅くなる割に残業代でないし、つまり仕事する時間も家で過ごす時間も取られ、いいことなんてほとんどないわけで、そういう嫌なことしているのに地方で浮かれてるみたいに言われるとハッキリ言ってムカッときてしまいます。
てか、そういうこと言うおじさんって日帰り出張ってあんまりやらないんだろうな。始発で出りゃ間に合うだろうに前日入りして飲んだりするし。まあそもそもあの世代の人たちは飲み会が大好きだから、その点からして感覚にズレがあるのかもしれません。なので出張に行ってもお土産は全然買ってこない派です。嬉しがってるみたいでいやだから。
Posted by 堀田 on 2月 14th, 2016 :: Filed under
仕事

種子島に行ってきました。
妻の祖父が亡くなられたので、急遽、葬儀に参列するため種子島に行ってきました。妻の祖父は種子島で事業をされている島の名士でして、しばらく鹿児島の病院に入院されており、つい10日ほど前に僕もお見舞いに行ったばかりでした。
そのときは妻とそのお姉さんと僕の3人で行ったのですが、メインは孫娘二人であって、僕はオマケくらいの感覚でお伺いしたのですが、実際にお会いすると、孫娘もだけど、いや、お前だよお前!みたいな勢いで迎えられ、正直びっくりしました。
といっても寝たきりですし、しゃべることもできないのですが、腕をしっかりと伸ばし、僕の手を強く握り、涙を流しながら、何かすごく訴えていらっしゃって、言葉では言い表せないのですが、よろしく的な歓迎と、しっかり頼むぞ的な期待と、ちゃんとやれよ的な戒めとが混ざったというか、そういった強い念を何度も送られた感じでした。
確かに想像してみると、もし僕が自身の最期に近づいたとき、孫娘たちへの愛もさることながら、その旦那とか、男側に対しての思いのほうがもしかしたら強いのかもしれないなと思いました。女性は愛で包むのに対して、男性は志を継承させるというか、もちろん僕だけが継承するわけではないですが、その一人としてしっかり認定されたようで背筋が伸びる思いでした。
さらになんと告別式の日はロケット打ち上げが予定されていて、この人は持ってるな!、というか、そのまま宇宙に行っちゃう感じが、本当にかっこいいな!と思ったのです。ただ打ち上げは天候不順で中止になってしまって残念でしたが、別に宇宙飛行士だったわけじゃないし、これは僕が勝手に関連付けただけですので、おじいさんからしたら「知らんがな」という感じだと思います。
でもそれくらいロマンチックが似合う人だったんだろうなと思いました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
Posted by 堀田 on 2月 13th, 2016 :: Filed under
英雄

マックのくせに。
今に始まったことではないのですが、マックのテレビCMがやたらに鼻につきます。あのエグチとかバベポとか言って楽しそうに騒いでるやつなんですが、全く面白くないやつが面白いだろう感を出しているのが気に喰わないんでしょうか。店でも、店員が「エグチプリーズ」とか言っているのを聞くと、こいつら馬鹿なんじゃないの?くらいの軽蔑的な気持ちがむくっとでてきてしまい、それを抑えるのに必死です。
他にも、なんか好きなメニューを組み合わせられるみたいな、当たり前のことを主張していたCMでも「シェアしよっ」とか言う女にやたらムカッとしたり、お母さんの話を聞きましたプロジェクトみたいな安心安全を主張するキャンペーンにも何かイラッとしてしまいます。
まあ、これはそういう演出が嫌いというのはあるのですが、ちょっと心の奥底に「マックのくせに」みたいな、マクドナルドを下に見ているような差別的な気持ちがあるのではないかと思って、自分で自分が怖いです。いや、大企業だし僕なんか足元にも及ばないのですが、それは置いておいて、ばりばりのジャンクフードのくせに、にわかなオシャレ感を出したり、安全性を主張したりしているところに、何言ってるんだよ、いいからジャンクフードらしくしろよ、みたいな気持ちが出てしまうのだと思います。
いや、本当に普通にマックにはよく行くし、むしろたまに無性に食べたくなるのだけど、つまりマクドナルドらしさっていうものをもっと正確に捉えてほしいというか、昔みたいに、白黒でシマシマの服を着た囚人や、紫色のバーバパパたちがドナルドの魔法に翻弄されるみたいな、ああいうCMのほうが絶対いいのにと思っています。下に見ているわけではないです。
Posted by 堀田 on 1月 27th, 2016 :: Filed under
日常

インペリアル・グレース会員になりました。
昨年、結婚式をするにあたって、披露宴は王道的にやろうということになり、帝国ホテルで実施したのですが、実際やってみると、確かに一流ホテルだけあってサービスも丁寧ですばらしく、さらに働いている人々がとても礼儀正しく、また品があり、妻も僕もすっかり帝国ホテルのファンになってしまいました。
そうこうしているうちにホテル側から「インペリアル・グレース会員証」なるものが送られてきまして、帝国ホテルで結婚した夫婦しか会員になれない組織らしく、さらに商店街やクリーニング屋で配られるような割引券の束みたいなのも送られてきて、これにいろんな優待割引やら特典がついていて、これで完全にセレブの仲間入りだと浮かれました。
しかし内容的には宿泊費やら、ホテル内のレストランや会員制のラウンジ割引券、などなどたくさんあるのですが、残念ながら一人一泊40,000円台スタートだったりしまして、確かレストランもモーニングセットで3,200円とかするレベルだったんで、それがいくら割引になったとしても到底手が出るものではなく、本当にインペリアル・グレース会員という名誉だけいただいたという感じです。
一応、会員特典として、僕が紹介した場合、帝国ホテルでの結婚式が10%OFFになりますので、どなたかそういう人がいたらご連絡ください。DAIGOと北川景子とか、帝国ホテルで結婚式やりそうな感じもするので、ぜひ徳尾さんルートで何人か伝言リレーで伝えて欲しいと思っています。
Posted by 堀田 on 1月 17th, 2016 :: Filed under
日常

新年あけましておめでとうございます。
昨年末は結婚式の準備やらで何となく更新をサボっていましたが、年も明けて落ち着いてきましたのでこれからまた定期的に更新できればと思います。
さて新年早々、資産運用に興味があります。というのも結婚式にそれなりにお金を使ってしまい、また貯めるのがちょっと億劫になっているというか、柴田さんなどの貴族階級の人々を見ていると、庶民は「働いて貯める」なのに対して「働かずに増やす」みたいな根本的に発想が違うような気がしてきているからです。
一般サラリーマンなんて固定給だから収入のアッパーは決まっている訳で、できるだけ残業などして多く稼ぎ、つましい生活をして支出を削り、その差分を少しずつ貯金する、という発想だけれども、それってすごい馬鹿を見ているのではないか?真面目に働くのが一番よいなどというのは貴族階級が庶民に吹聴している嘘なのではないか?と急に思ってしまったのです。危ない発想だ!
先日、ホテルに結婚式費用を振り込むにあたって、妻の負担分を僕の口座に一旦振り込んでもらったんですが、そのときに銀行からすぐに電話があり「このたびはご入金ありがとうございましたー。もう、なにか、お使いになるご予定はあるんですか?よろしければ資産運用の…」と言われ、「いや、明日にはその倍額ぐらい無くなります、すみません」とお断りしたのですが、なんか新しい世界を一瞬垣間みた感じがしました。よくCMでやってるセレブ夫婦に専属の資産運用コンサルがご提案をしているやつだ!と。
というわけで、何かそういう発想になりかけており、いやいやそういうのは怖いぞ、みたいなブレーキも自身でかかっているのですが、「リスクがあるからやめとけ」という人って、そういえば資産運用とかやってない貧乏人だったりするんだよなあ、とか思ったり、とにかく資産運用に興味があります。今年もどうぞよろしくお願い致します。
Posted by 堀田 on 1月 5th, 2016 :: Filed under
日常
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
年末に禁煙外来に行った。
薬はやっぱりすごい。
薬なしでやめようとした時にはとんでもない禁断症状に苦しめられた僕だったが、今のところ一本もタバコを吸わずに済んでいる。
だから、身体はかなり健康的になってきた。
だが、それに反比例するように、新年早々、精神の方は荒みまくっている。
人間、身体が病んでいる時には心が生きてやる、と思わなければ生きていけないが、身体が健康的な時は何をしてても生きていけるから、心の方は死にたい、とか思ってしまうんじゃないだろうか。
なんかほんとよくないなー。
新年早々、生きててもしょうもねえかもなあ、とか思ってしまっている。
おもしろいことなんて何一つない。
つまらないことばっかりだ。
まあ、実際には死ぬ勇気なんてないんですけどね。
薬の副作用なんだろうなあ。
Posted by 北川 on 1月 3rd, 2016 :: Filed under
日常
テレビをほとんど見ないので、携帯でニュースを見ている。
で、新国立競技場がA案になったニュースを見た。
採点方法に疑問の声も、みたいなことが書かれていた。
なんかもう、ほんといちいちうるせえよな。
まあ、B案の人が色々言うのは許せるけど、正直、こっちとしては別にどっちでもいいんだよ。
とにかくもう、ちゃっちゃとやってくれ。
こういうのは、決まった後にいちいち他人の意見なんか聞いてたらだめなんだよ。
そんなことしてたら、なんにも進まない。
とにかく素早く進めて、さっさと終わらせるに限るんだよ。
そうしないと、いつまでもぎゃーぎゃー言ってくるんだから。
でもほんと、こういうのは、決まったもんはもう、決まったもんで決まりなんだよ。
それを覆せないからこそ、勝ち取る価値があるんだよ。
いちいちみんなの顔色見てちゃぶ台ひっくり返すようなもんになんて、価値は生まれないよ。
もうほんと、なんでもいいからそのままいっちまってくれ。
また募集かけたって、どうせあんま変わんねえんだからさ。
ほんと見ててイライラするわ。
Posted by 北川 on 12月 23rd, 2015 :: Filed under
日常

結婚式を挙げてきました。
昨日(12/19)、ついに結婚式を挙げてきました。挙式、披露宴、二次会と全てやってきたのですが、もう人生で一番楽しい日でした。
結婚式をやるなら大勢の人を呼んでガッツリやろう、感動系というより、自らが楽しんでみんなも楽しい、みたいな会にしたかったので、披露宴・二次会それぞれテーマを「ゴキゲン」「スター」とし、好きなことを好きなだけ、思う存分やらせていただきました。本当に楽しい一日でした。
まだ一部のみしか見ていませんが、どの写真を見てもみんなニコニコしていて、僕も二次会になるともう完全にえなりかずきみたいな写真ばっかりなんですが、我が人生の豊かさたるやをどっぷりと実感した一日でした。
こんなに楽しい人生でいいのかなーと思うほどです。なので、これからも健康でいたいし、みんなにも健康でいてほしいなあと思いました。
Posted by 堀田 on 12月 21st, 2015 :: Filed under
家族

写真はイメージです。
結婚式の準備などを粛々と進めていますが、先日はホテル側との打ち合わせの中で、装花に関する打ち合わせがありまして、テーブルに飾るお花を見せていただきました。
二人とも強いこだわりがあるわけではなく、気持ち悪いアマゾンに生えているようなやつは除いてくださいという要望以外はほぼおまかせだったのですが、実際見せていただいたものも全く問題なく、かわいらしい感じでしたのでそれでお願いすることに。他にもブーケやら入り口の装飾などを打ち合わせしましたが、いずれにしても強い希望がある訳ではないので、なんとなくのイメージだけお伝えして、やはり任せることに。
するとその担当の方は「かしこまりました。私こういうの考えるの好きなので、がんばります〜」と仰ってニコニコされているのですが、それを見て「ああ、本当にこの人は心が綺麗なんだろうな」と思い、なぜか本気でちょっと涙が出そうになりました。
僕なんかお花に関して何かしらの興味関心を抱くことはほとんどなくて、「お花」というより「植物」という捉え方をしており、どちらかというとグロテスクな印象の方が強いし、虫を媒介に受粉したり、光合成をしたりという機能的な側面を見てしまうのですが、そういえば純粋にお花の綺麗さとかを心から感じたことは一生のうちで一度でもあったかなと。それこそ「気持ちの悪いアマゾンに生えているようなやつは除いてほしい」だなんて、失礼に値するレベルでしょう。
このホテル付きのお花屋さんにはウェディングフェアのときにも別の方とお話をしたんですが、「僕はこういうの大好きなんで、頑張らせていただきます!」と目を輝かせてお話をしていて、純粋に素敵な人だなあと思ったものです。きっと小さい頃からお花の綺麗さに心を留め、将来はお花をアレンジして空間を彩る仕事をしようと思うだなんて、心の透明度が全く僕とは違うなと思いました。なんで僕はITシステムの会社なんかにいるんだろうと思うほど。
柴田さんが昔「パン屋に悪い人はいない」と言っていたけど、花屋さんもきっといい人ばかりなんだろうと思います。
Posted by 堀田 on 11月 24th, 2015 :: Filed under
日常

舞台「殺意は月夜に照らされて」のゲネプロを篠崎と鈴木が観に来てくれて、その後に飲みました。
その時に、そろそろ止まっていた劇団公演でも計画しようかと、次はざっくり2019年頃はどうかと提案しました。これまでいつも2年ぐらい先の予定を立てていて実行してきたわけですが、それが途切れた今、また次の計画を立てるとすると最低でも2年後になるということで、まあ、余裕を持って3年半後ぐらいだったら、出来るかもしれないと思った次第。もうちょっと延びるかもしれないけど、面白いものが出来るタイミングってありますからね。へへ。篠崎か鈴木かどちらかが言ってましたが、ミュージシャンだって5年アルバム出さなかったりしますでしょ。今後はそういう感じになっていくと思います。オリンピックイヤーにやるというのもいいかも。その時にメンバーがどれぐらい残っているのか結構不安なところはありますが。
あと、撮ってはいるけど未発売のDVDというのがあって、それはこの休み期間中にできたらリリースしていきたいな……と思っています。鈴木さんがタイトルを思い出せなかった「ブラックホールの出来事」、中川さんがキレてる「銀河ホテル~たまプラーザ店」、篠崎演出の「光沢のある赤いスイッチ」、平田さんも出演してくれた「コロッセオ・ミュージカル’80」の四本です。
個人的に気に入っている作品を5つぐらい並べておきます。それまでDVDなどを観て待っていてください。
・深夜の市長
・雲をつかむような冒険
・近未来パーク
・S極とペンギンの夏
・宇宙ロケットえんぴつ
Posted by 徳尾 on 11月 16th, 2015 :: Filed under
日常

先週は札幌に行ってきました。
うちの事業部は札幌に支社があるので、ほとんどの人が何かしらの業務都合で札幌に行くものなのですが、たまたま僕はそういった機会に恵まれず、入社12年目にして初めて行ってきました。写真は飛行機から臨む北海道。
飛行機を降りるとすぐに冬の寒さが襲ってきまして、ああ冬ってこういう空気だったなあと思ったのですが、だんだんと冬になって行くのには慣れているものの、こうやって突然冬の場所に移動するというのは初めてだったので、なんかワープしたみたいで不思議な気持ちでした。
地元の協力企業が主催するイベントに商品を出展してほしいとのことで行ったのですが、聞いていたほどの来場者もなく、またセミナーの時間をうまくバラけさせているのか、特にピークの時間帯などもなく、二日間あったのですが、マジで暇でマジで死にそうでした。一応ブースに人が来たら対応しなければならないので突っ立っている必要があるのですが、誰も立ち止まることはなく、来場者の進行ルートは決まっていて、ただ目の前を通過するだけ。一定のペースで流れてくる人をただただ眺めていると、途中から自分が水族館に来ているのかと錯覚するほどでした。
また夜は夜でススキノでいつも遊んでいる人たちが3軒目、4軒目と街に繰り出そうとするのですが、僕的には昼間水族館で疲れ切っていたのと、夜もそれなりにお酒を飲んだり、大量のお寿司(味は普通)を食べたりして体力を使ったので、せっかくのお誘いですが断ってホテルに帰って寝るだけでした。
ということで、なんか会社の人が言うほど楽しめなかったというか普通の出張って感じでしたが、最終日にホテルをチェックアウトするときに、すごい普通の、むしろかなり古風な安ホテルだったにも関わらず、受付の女性がびっくりするほど美人で思わず二度見&ガン見しました。思わぬ伏兵にびっくりしましたが、同じような感じで明日は福岡に行ってきます。
Posted by 堀田 on 11月 15th, 2015 :: Filed under
日常
写真は関係ありません。
僕はよく近所を徘徊するのですが、先月くらいに、家の横にあるでかいビルの二階で、大量に並んだランニングマシーンと、そこで走る人々を見かけました。
最近、運動不足で、ジムにでも通ってみようかな、なんて思っていたのもあったので、こりゃ近くていいな、ここで風呂入ってそのまま帰れば家で風呂入らないでいいし、なんて思いまして、先日、そこの会員になろうと、そのビルに行ってみたのです。
そうしたら、そのジムがないんです。
どこを探してもない。
というか、ランニングマシーンがあったあの空間すら見当たらない。
ほんと30分間くらいビルの周りをうろうろしてみたんですが、あのジムは、一向に見つかりません。
そうしたら、警備員に声を掛けられました。
「何かお探しですか?」
「ジムに行きたいんですけど」
「ジム?」
「ジム、ありませんでしたっけ?」
「ジムは、ないです」
「え、ジム、ずっとないですか?」
「ずっとないです」
ものすげえ不審な目で見られました。
どうせ嘘つくならもっとましな嘘つけよ、みたいな感じの。
しかし、このビルには、ジムは本当にずっとなかったみたいなんです。
僕が見たあのジムは、いったいなんだったんでしょうか。
こういうことが、よくってわけではないですけど、けっこうあります。
映画を見て、あそこのこういうシーンがよかったんだとかなり具体的に他人にさんざん力説して、後で確認したらそんなシーンは一切なかったり、どこかの観光地とかの話であそこがいいよねえなんて話していたら、そんなものはそもそもそこに存在すらしていなかったり。
たぶん、記憶が頭の中でちゃんと区分けされていないっていうか、適当に並べられているっていうか、なんかそれで順番入れ替わったり、とにかくめちゃくちゃになっているんだと思います。
あと、僕は自分の都合のいいように記憶を改竄する上に、改竄したことに気付かない、というところがあるので、それのせいなのかもしれません。
なんか、他人からこうだったとか言われると、そういやそうだったなとか、何の検証もせず勝手に信じ切ってしまうところがあるんですよね。
何が本当だったかとか、よくわからないんですよ。
そのせいか、他人からも色々決め付けられやすいんですよね。
さっきのジムの話に近いというか、そもそも何回かここで書いてることかもしれないですけど、かなり前に大学院を受験した時の、まさに受験当日に、大学院近くのファミレスで筆記試験の勉強してたら、いきなり浮浪者の婆さんに目の前に座られて、「ちょっといい?」とか話しかけられたんですよ。
金でもとられるのかと思ってすぐに財布おさえたら「ああ、そういうんじゃないから」とか言われて。
で、突然、「あなたはさ、すごい力を持っているのよ、世界を変えるくらいの。でも、あなたが今やってるそれは、あなたが本当にやるべきことじゃないのよ」みたいなこと急に言われて。
でも僕、30分後くらいにはまさに受験なんですよ。
ほんとなんなんだこのババアとか思って、「なんなんですか」とか言ったら、「とにかく、それを伝えに来ただけだから」とか言って、そいつ、そのままどっかに消えていったんです。
そっからは、あんなババアの言うことは信じるな、勉強しないと人生終わりなんだ、とか強く考えて、なんとかしようとはしたんですけど、もうほんと、何にも手につかないっていうか、ガタガタ震えて机に突っ伏したっていうか、なんかもうメンタルボロボロにやられて、受験どころじゃなくなって、結局受験も完全に落ちました。
まあ、受験落ちたのはそのせいだけじゃないとは思いますけど、とにかく、これは俺のやるべきことじゃないのか、いや、俺はこれをやるために生まれたんだ、みたいに軽く信じて葛藤しちゃって、なんか心完全にぶっ壊れちゃったんですよね。
あんなババアの言うことまで信じちゃうっていうか、そういうところがあるんです。
まあ、あのババアも、もしかしたら僕が妄想の中で見た幻だったのかもしれないですけど。
いやー、しかしあのジム、ほんとなんだったんだろうな。
入会金とかかかるかなと思って三万くらい下ろして行っちゃったんだけどな。
Posted by 北川 on 11月 12th, 2015 :: Filed under
日常