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電話

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メールはまだいいが、電話は嫌いだ。
面倒くさい。
電話には傲慢さがあると思う。
電話は基本的に、相手に時間を割かせ、話に付き合わせるものだ。
声が聞きたいとか聞けた方がいいとかも、かける側の一方的な考えだ。
歌手やナレーターでない限り、人は声を聞かせたいなんて思わない。
よく、メールみたいな薄いコミュニケーションが流行って云々みたいな紋切り型のくだらないことを言う人がいるが、もうほんと、何一つわかっちゃいない。
コミュニケーションは、現代の方がむしろ濃くなっている。
メールや電話、さらにはインターネットの様々なツールで、四六時中人と接しなければならないのが、現代だ。
そんな間断のない、濃すぎるコミュニケーションに疲れているんだ。
そんな四六時中コミュニケーションとらされている中で、電話でさらに時間とられてコミュニケーションはかられたら、もうほんと狂ってしまう。
現代のコミュニケーションの濃度を考えたら、メールくらいの薄さがちょうどいい。
ちょうどよくはないか。
メールでも濃すぎる。
人にさらされていない時間がなさすぎる。
しかし本当に現代人はコミュニケーションに狂っていると思う。
さみしがりすぎるし、表現したがりすぎるし、人に認められたすぎる。
僕みたいな、ドライな男には生きづらい世の中だ。


Posted by 北川 on 11月 28th, 2009 :: Filed under 未分類
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2 Responses to “電話”

  1. タラ
    11月 29th, 2009

    自分も電話苦手です。メールは便利だけど好きでもないです。ネットもメールも縛られてる感が…悔しいけれど躍らされてるような…生きづらい世の中になっちまいましたね。
    やっぱり短くても直接顔合わせて、言いたいことは言いたいです「好きです!」とか(笑)

  2. 北川
    11月 29th, 2009

    そうですよねー。人に気軽に連絡できたりするのは確かに便利ですが、そのせいで最近の人は自己解決する力が落ちていってると思いますね。すぐ人に相談したり押し付けたり悩みを吐露したりできちゃいますからね。
    まあ僕もブログでは毎日のように悩みを吐露している上に、直接人と会っても、下ネタか文句か自慢くらいしか話さないわけなんですが。

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