アルカディア
滲むキラ星。
今日は出張で新幹線に乗っていた。
灰色の冬空を眺めていると、受験をしに一人上京した日のことを思い出す。
あれからもう12年にもなるのか。
あのときは親父の会社の割引で安く泊まれるホテルを一週間くらい借りて、なぜか東京に慣れるところから念入りに準備をしていた。
ただでさえ受験で不安なのに、なぜプチ一人暮らしを選択したのかよくわからない。
しかもその時はこんな感じの灰色の車窓を眺めながら、キリンジの「アルカディア」を聴いてさらに不安な心を煽られていた。
なぜそんな暗い曲を進んで聴いては不安で気が狂いそうになっていたんだろう。
てかキリンジが12年も前から余裕で歌っていたんだなと気づいてビックリした。
Posted by 堀田 on 1月 23rd, 2012 :: Filed under 日常
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