とくお組モブログ
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意味のないフレーズ

世の中には「苦境に立たされているときこそチャンスだ」みたいなことを言う人がいるが、こういう「いい感じのフレーズ」を言う人があまり好きじゃない。

なぜなら、そんなフレーズは単に逆説的に言ってるだけで、ちょっと考えたら何も言ってないに等しいからだ。

苦境に立たされて苦しいことと、後々それが活きることとは全く別の次元の話だ。荷物が重くてしんどいと言ってるのに、ううん、それが筋肉になるんだよ、みたいなことだろう。おれは今、筋肉の話はしていない。

似てる話かどうか分からないが、「障がいは個性です」みたいなことを言う人がいるが、これも嫌いだ。個性というのは障害の有無に限らず万人に備わっているものだし、障害は障害だ。そこをぼかすと問題そのものから目を背けることになる。

僕自身は、障害というものがイコール不幸ではないと認識しているし、社会から差別されるべきではないと思っているが、頭の悪い人たちの方が個性だのなんだの下手なオブラートに包んで、結果的に差別的な扱いをしていると思う。

写真はごめんね。何やねんと思いながら。


Posted by 徳尾 on 10月 31st, 2011 :: Filed under 未分類
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