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北川仏

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私がインドを旅している時に出会った北川仏という仏像。
この世の平和を願う、穏やかな表情だ。

ただしこの北川仏の置かれた村に伝わる一説には、この世に欲望が満ち溢れた時、目が開き、この世の一切の生命が終わりを迎えるという。

私はこの北川仏のこぼれそうな程に開かれた目と表情を思い浮かべ、背筋の寒くなる気分でこの村を去った。

冒険家 シュンタール・ナガーツク


Posted by 永塚 on 4月 22nd, 2009 :: Filed under 未分類
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2 Responses to “北川仏”

  1. yuko
    4月 23rd, 2009

    北川仏の開かれた目を見ると、
    メデューサに魅入られたように、石になるとも聞いております。
    でも、ありがたいお顔です。

  2. 永塚
    4月 23rd, 2009

    仏の顔も三度までといいますが、出会ってから何年も北川仏をいじり続けて、一度も怒られたことがありません。
    北川仏は何度までいけるのでしょうか?
    いつか、劇場の楽屋あたりから僕の「ギィヤァァァァ!!!!」という断末魔の叫びが聞こえるかもしれませんね。

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