今日は美容院に行った。
最近は自分で適当に髪を切っていたので、二年ぶりくらいだ。
今週末に写真を軽く撮られる機会があるのだが、そういう時に、自分で
切ったぐちゃぐちゃな頭で現場に向かうと、すごく卑屈な気持ちになる。
いつも現場に着いた瞬間に「あー美容院行っときゃよかった。死にてえ
な。」とかそんなことを思っていたので、今回はちゃんと行くことにし
た。
とはいえ、昔行っていた美容院にはもう二年間も行っていない。
今更行っても、何しに来やがったみたいに思われるか、誰だこいつみたい
に思われて、傷つくのがオチだろう。
というわけで、安全策をとり、今回はいつもとは別のところに行くことに
した。

初めてのところということで、少し緊張しながら向かっていたのだが、道
中、雨がポツポツ降り出した。
まあ大丈夫か、と無視して歩いていたが、全然大丈夫なことはなく、どん
どん本降りになってしまい、美容院に着いた時にはもう、完全にびちょび
ちょになってしまった。
で、かなり濡れた状態で席についたのだが、美容士さんは僕に気を遣って
いるのか、濡れていることに全く触れてこない。
それがなんか傷ついたので、「今日はどうなさいますか？」と聞かれた時
に、「なんか濡れちゃったせいで、ハゲたカッパみたいになっちゃってる
んで、それがバレないような感じにしてください」とギャグみたいな感じ
にしつつ、濡れていることをアピールしたら、「じゃあ、とりあえず、揃
える感じでいいですか？」みたいな感じで、濡れていることに気付かれて
いないというか、完全にハゲを肯定された感じの返しをされてしまった。

ちょっと長くなってしまったので割愛するが、最終的には、「酸性雨に当
たるとよくないですよ」とか言われて、傘をタダでもらえた。
傘をタダでもらえたことはラッキーだったが、今日僕は、そんなものでは
治すことができないくらい、深い傷を負って家路についたのだ。

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Posted by 北川 on 5月 20th, 2010 :: Filed under 未分類
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