欧米風
クライアントとのミーティング、飲み会に行ってきた。
クライアントはその飲み会を「ディナー」と表現していて、さすが外資系は違うなと思った事はさておき。
帰りがけ渋谷の駅でトイレに行った。
飲み帰りのサラリーマンでトイレは混んでいて、行列ができていた。
その中で初老の男性が列から少し外れた所に立っていて、並んでいるのかどうかが判断つかない状況であった。
その為、手を前に出し「並んでますか?」というようなジェスチャーを送ってみた。
すると男性は即座に僕と同じポーズを取り、欧米人がやるような首を少し傾けながらの小刻みなうなずきを返してきた。
言葉にするならば「そうなんだ、並んでるんだ。でも混んでて困っちゃうよな。」というニュアンスであった。
ここまで僕らの間に言葉はなく、完全にジェスチャーのみで意志疎通をはかったわけだ。
僕は「そうか、並んでるんだな」と納得したが、その直後男性はスタスタと列を離れてしまった。
え?並ばんの?
え?てか、じゃあ今のジェスチャーは何?
結局何を伝えていたのか、何がしたかったのかわからずじまいだ。
その後、僕が用を足して出て行こうとした時、その男性は洗面台の前で直立不動になり鏡を凝視していた。
本当に、何がしたいんだ!?
そして、あのジェスチャーの妙にこなれた感じは一体なんだったんだ?
真相は闇だ。
Posted by 永塚 on 10月 9th, 2009 :: Filed under 未分類
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