とくお組モブログ
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薬の飲み方

風邪はだいぶよくなりました。

昔からどちらかというと病弱な方で、おかげさまで大病こそ無いものの、インフルレベルまでなら結構あります。今でこそ病気になったらひたすら薬を飲んで無理やり治すというあまり良くない方法を採りますが、小さい頃は本当に薬を飲むのが苦手でした。錠剤が飲めませんでした。

なぜ錠剤が飲めなかったのかというと、うちの母に薬の飲み方を教えてもらうときに、「まず水を口に入れてから、薬を入れて、一旦浮かべて、一気に飲む」というかなり高度な方法を教えられたのだけど、これが小さい僕にとっては相当難しく、何度やっても口の中に薬が残ってしまう。いったん水に触れると、せっかくの錠剤が溶けてしまい、薬のまずさが出てくるわ、何度やっても飲めなくてイライラするわで、それはもう大変でした。

母も一生懸命飲ませようと思って、カナヅチでわざわざ砕いたり、アイスクリームに忍ばせたり(ガリってなる)と、かなり努力をしてくれていたのだが、姉も含めて誰一人「薬を先に口に入れて、水で流し込む」という最もシンプルな方法に気がつかなかった。それこそ10年くらい。

ある日、何かの拍子でその方法を思いついて、やってみたら今までの苦労がなんだったのかと思うほど簡単に飲めてしまい、母に対して「なんでこんな変な飲み方してるんだ!」とかなり噛み付いた記憶がある。そのときの母の申し訳なさそうな顔ったらなかったですね。本当に悪いことをしました。

ちなみに、様式トイレで用を足して水を流すときに、上から流し込むのではなく、どちらかというと下から吸引するタイプの場合、この話を思い出します。たまに飲めて(流せて)なかったりすると、ほらやっぱりやり方がおかしいよ、と思うのです。


Posted by 堀田 on 6月 24th, 2014 :: Filed under 日常
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